SAPジャパン、さくら銀行と住友銀行の合併対応支援のためのサンプルプログラムを提供

2001年2月20 日 by SAP News 0

TokyoSAPジャパン株式会社(代表取締役社長:藤井 清孝、東京都千代田区大手町、以下:SAPジャパン)は、SAPのユーザ企業を対象に、さくら銀行と住友銀行の合併に対応した「合併対応支援サンプルプログラム」を、インターネットを通じて無料で提供すると発表しました。

合併対応支援サンプルプログラムは、財務会計と人事管理の二つのプログラムによって構成されております。このうち財務会計プログラムについては、2月15日より提供をはじめておりますが、残りの人事管理プログラムについては3月上旬に提供をはじめます。これにより国内で730社を超えるSAPのユーザ企業は、新銀行移行にともなう変換作業のスムーズな対応が可能となります。

銀行が合併や支店の統廃合をする際、その銀行と取引をしている企業側の担当者が、すべて手作業によって対応することになれば、メンテナンス作業は膨大な時間がかかることが予想されます。ところが、影響を受ける銀行の情報を自動で対応できるツールを使用すれば、膨大な工数とそれにかかわる時間が大幅に節約されます。

そこで、SAPジャパンは、4月1日にさくら銀行と住友銀行が合併して「三井住友銀行」になると予定されていることから、合併にともなう企業側のメンテナンス作業の軽減を目的として、この合併対応を支援するためのサンプルプログラムを同銀行と取引のあるSAPユーザ企業に提供させていただきました。

このサンプルプログラムは、合併で影響を受ける銀行の情報をスムーズに合併後の新銀行の情報に対応させることを可能にするものです。ユーザ企業は、インターネットを通じて無料で「新・旧対比マスター(注1)」というテーブルをダウンロードするだけで、旧銀行のマスターデータから新銀行のマスターデータへ変更することができます。

日本の金融界では、「三井住友銀行」だけでなく「みずほフィナンシャルグループ」や「UFJグループ」など大手主要銀行をはじめとする銀行の統合・合併、支店の統廃合が予定されています。今後SAPジャパンは、このような影響の大きい銀行の合併に対して、同様の支援を進めていく計画です。

(注1)「新・旧対比マスター」とは、自社システムで総合振込等のデータを作成している企業が、平成13年4月以降に、企業側のシステムに登録されている銀行情報を新銀行情報に一括変換される際の変換テーブルとして利用するものです。

FACT SHEET

1) サンプルプログラムについて

2001年4月1日(月)より、さくら銀行と住友銀行が「三井住友銀行」となります。SAPジャパンは、お客様のR/3の銀行マスタ、銀行コードを使用した関連マスタ、テーブルへの対応作業を支援する目的でサンプルプログラムを提供することと致しました。このサンプルプログラムは、
http://eb.mall.sakura.co.jp/uni-main.htmで提供されている三井住友銀行用の「新・旧対比マスター」を使用することを前提にしております。それぞれの銀行統合において「新・旧対比マスター」に当たるものが入手可能なのか、また、入手可能としてもそのフォーマットの共通が不明であるため、このサンプルプログラムは、あくまでも三井住友銀行への対応のものとさせていただきます。

2) サンプルプログラムの仕様概要
サンプルプログラムとして提供させていただくのは、FI(財務会計)銀行関連マスタ一括変換プログラムと、HR(人事管理)銀行関連マスタ一括変換プログラムの二本です。

2-1) FI(財務会計)銀行関連マスタ一括変換プログラム
まず、http://eb.mall.sakura.co.jp/uni-main.htmから「新・旧対比マスター」を入手し、ローカルファイルに保存していただきます。FI(財務会計)銀行関連マスタ一括変換プログラムでは、実行時のパラメータにおいて、新・旧対比マスターのファイルのパスを指定していただき、銀行マスタ一括変換、仕入先マスタ銀行詳細一括変換、得意先マスタ銀行詳細一括変換、取引銀行マスタ一括変換を実行していただくことが出来ます。各一括変換につき、テスト実行機能が有り、また、変換対象データの旧・新データログの表示が可能となっております。

2-2) HR(人事管理)銀行関連マスタ一括変換プログラム

FI(財務会計)銀行関連マスタ一括変換プログラムと同様、HR(人事管理)銀行関連マスタ一括変換プログラムでも
http://eb.mall.sakura.co.jp/uni-main.htmで提供されている「新・旧対比マスター」が必要となります。

HR(人事管理)銀行関連マスタ一括変換プログラムでは、実行時のパラメータにおいて、新・旧対比マスターのファイルのパスを指定していただき、またプログラムの期間開始日付に“新しい銀行に振込を開始する給与計算期間の開始日”を指定して頂きます。以上のパラメータでプログラムを実行して頂く事により、人事マスタの振込先銀行情報インフォタイプ(PA0009)、財形貯蓄情報インフォタイプ(PA0144)、ローン契約情報インフォタイプ(PA0268)の旧レコードを期限設定し、“新しい銀行に振込を開始する給与計算期間の開始日”を開始日付とする新規レコードを作成するバッチインプットセッションが登録されます。バッチインプットセッションを処理する事により、人事マスタの更新が実行されます。各インフォタイプにつきテスト実行機能があり、また、変換対象データの旧・新データログの表示が可能となっております。

3)サンプルプログラムの提供方法及びサポート方針

サンプルプログラムの提供方法及びサポート方針は次の通りになります。 サンプルプログラムは、フリーソフトウエアとさせていただきます。 サンプルプログラムの仕様書、ソースコード(テキスト形式)は、インターネットのSAPサービスマーケットプレイスのサイトより、提供させていただきますので、ダウンロードして、ご自由にご利用できます。

上記2.の提供は、3月上旬から6月30日までの期間とさせていただきます。 サンプルプログラムは、弊社のR/3リリース3.1H、4.0B、4.6B、4.6Cの環境で動作確認の後、提供させていただきます。 サンプルプログラムの運用及び変更並びに実行については、ユーザの責任において行なっていただきます。 サンプルプログラムをご利用頂くことにより、発生した結果につきましては、弊社では対応いたしかねますので、ご利用いただく前に十分に検討及び検証していただくことが必要です。

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