SAPジャパン、国内向けCRM製品 「SAP CRM 2.0C」日本語版を出荷開始

2001年6月1 日 by SAP News 0

TokyoSAPジャパン株式会社(代表取締役社長:藤井 清孝、本社:東京都千代田区大手町、以下SAPジャパン)は、mySAP.comソリューションの核となる製品のひとつとして、SAP CRM 2.0Cを本日より正式出荷を開始すると発表しました。SAPジャパンがCRM製品の日本語版を日本市場で正式出荷するのは今回が初めてです。

SAP CRM 2.0Cは、mySAP.comの基幹業務コンポーネントとの密接な統合が実現されております。そのため、従来のCRMシステムの場合、インタフェースを別途開発する必要があった基幹系とのリアルタイムの連携が、SAP CRM 2.0Cでは容易に可能となり、SAPユーザは、迅速にCRMソリューションを構築することができるようになります。

一例として営業担当者はモバイル端末から、基幹系に存在しているサプライチェーン情報、与信・売掛などの財務的情報、過去の取引情報などをリアルタイムに参照することができるので、顧客に対してより適切かつ迅速に対応することができます。

SAP CRM 2.0Cは、SAPがこれまでの13,500社におよぶ導入における販売業務やサービス業務のシステム化を通じて培われたノウハウと最新のCRMのコンセプトを融合させて開発されました。

CRMは営業効率を向上させる単体ツールから、顧客との関係を構築するための経営ツールへとその位置付けが変わりつつあります。SAP CRM2.0Cはコールセンターやインターネットなど、企業がお客様との関係をマルチチャネル化すると同時に、サプライチェーンや財務管理などの基幹業務と連動し、顧客対応する際に必要な情報をリアルタイムに提供することができるようになりました。その上、顧客との取引関係を通じて得られた情報をリアルタイムでバックエンドのシステムに流し、企業全体のIT環境を顧客志向のものへ変え、経営を顧客志向にするための基盤となります。

SAP CRM2.0Cの特徴は以下のとおりです。

  • 営業担当者や営業管理者など社内の役割別の画面(従業員ポータル)を提供することができます。また、携帯電話やPDAによるアクセスも可能となっています。
  • インターネット上に顧客毎の画面(顧客ポータル)により、インターネットによる注文受け付け、最新の商品情報(スペック、価格)や取引履歴などを顧客のニーズに応じて提供することができます。
  • SAP BW(データウェアハウス)やSAP SEM(経営管理ツール)などのmySAP.comで提供される先進的な意志決定ソリューションと統合されており、あらゆる角度からの顧客およびその収益性の分析、イベント・キャンペーンの費用対効果測定、営業活動のベストモデルの分析などが可能となっています。
  • 異常値をシステムで検出して携帯電話や従業員ポータルにプッシュ型でアクションを促す機能も提供されています。
  • 導入期間は非常に短く、例えば、R/3の販売管理機能を稼動させている企業が、SAP CRM 2.0Cの “インターネットセールス”を導入する場合、1ヶ月~2ヶ月で稼動させることが可能です。

欧米ではSAP CRM 2.0Cに先立ち、既にSAP CRM 2.0Bが2000年5月より出荷開始されており、その採用企業数は、大手企業を中心に670社を越えています。このうち2001年4月末現在で既に81社が実稼動しています。

一方、日本国内では評価版のSAP CRM 2.0Cが既に3社において導入開始されております。

日本国内での今後の展開にあたっては、以下の各社より、導入パートナーとしての協力の意思表明を頂いております。

株式会社アイ・ティ・フロンティア/日本アイ・ビー・エム株式会社/アクセンチュア株式会社/アンダーセン/株式会社NTTデータサイエンス/沖電気工業株式会社/KPMGコンサルティング株式会社/コンパックコンピュータ株式会社/デロイトトーマツコンサルティング株式会社/東洋ビジネスエンジニアリング株式会社/株式会社日本総合研究所/株式会社日立情報システムズ/株式会社日立製作所/日本ヒューレット・パッカード株式会社/プライスウォーターハウスクーパースコンサルタント株式会社 (15社、50音順)

SAPについて
SAPは、e-ビジネス向けソフトウェアソリューションの提供者として世界でもトップクラスの存在です。全世界の企業が、mySAP.comのe-ビジネス・プラットフォームを通して、顧客やパートナーとの関係改善、業務の効率化、サプライチェーン全体に渡る大幅な効率化を達成しています。現在、100カ国以上の国々の1万3000社以上の企業が、3万本以上のSAPソフトウェアを使用しています。50カ国以上に支社を持つSAPの株式は、フランクフルト証券取引所とNYSEを含むいくつかの証券取引所において、「SAP」のコード名で上場しています(詳しくは、http://www.sap.com/をご覧ください)。
mySAP.comソリューションは、インターネットブラウザがインストールされている環境であれば、http://www.sap.co.jp/ides/で無料体験いただけます。

<参考>
世界市場におけるmySAP CRM の主な導入顧客企業
2000年度にSAPのCRM製品をを採用した世界各国のSAPの顧客には、Asian Paints(インド)、Asia Pulp & Paper(インドネシア)、Ascom(スイス)、Aubi(ドイツ)、Avisium(フランス)、Banco Urquijo(スペイン)、Bertelsmann Buch AG(ドイツ)、bigboXX.com(香港)、Bosch Thermotechnik(ドイツ)、Brother International(米国)、Cable Accessories(オーストラリア)、Carlsberg(デンマーク)、Dulux(南アフリカ)、Engen Petroleum(南アフリカ)、FAW-Volkswagen(中国)、Fiducia(ドイツ)、iLogistix(アメリカ)、Larsen & Toubro(インド)、Osram Sylvania(アメリカ)、Philip Morris(アメリカ)、Samsung Electronics(韓国)、Schneider Electric Italia(イタリア)、Schwarzkopf Pty Ltd.(オーストラリア)、Solvay(ドイツ)、Stateline(中国)、Tchibo/Eduscho(オーストリア)、TUV Nord(ドイツ)、Tyrolit(オーストリア)、Wilkahn(ドイツ)、その他数多くの企業があります。

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