SAPジャパン株式会社、CRM分野で本格的進攻

2001年6月6 日 by SAP News 0

-ソフトブレーン株式会社と営業支援分野で業務提携-

TokyoSAPジャパン株式会社(代表取締役社長:藤井清孝、本社:東京都千代田区大手町、以下SAPジャパン)は、CRMソリューションをさらに強化することを目的として、東京証券取引所 マザーズ上場企業のソフトブレーン株式会社(代表取締役社長:七田真之、本社:東京都中央区八丁堀、以下ソフトブレーン)と業務提携を行います。

SAPジャパンとソフトブレーンは、ソフトブレーンのSFA (営業支援システム)製品である 「eセールスマネージャー」を、SAPのCRM (顧客関係管理)ソリューションであるmySAP CRM上で動作するバージョンとして開発し、相互に販売協力を行うなど、CRM分野での技術提携及び販売提携を結びます。具体的な提携分野は以下のとおりです。

1. SAP CRM版eセールスマネージャーの開発と販売
  ① 開発
 
  • ソフトブレーンのコア製品であるeセールスマネージャーのSAP CRM上で動作するSAP CRM版
    eセールスマネージャーの開発
  • SAP CRM版eセールスマネージャーを核とした業界ごとのソリューションの開発
  ② 販売
 
  • eセールスマネージャー及びmySAP CRMと統合したCRMソリューションの共同提案
  • SAPジャパンが、自社の既存・見込み顧客に対し、mySAP CRMと組み合わせてeセールス
    マネージャーを提案
  • ソフトブレーンが、CRMソリューション導入ニーズがある自社の既存・見込み顧客に対し、mySAP CRMを提案
  ③ 顧客企業との契約方法
 
  • 両社それぞれが顧客と販売契約及び保守契約を締結
2. SAP CRMモバイル・セールスの開発委託と、テンプレートの開発及び販売
  ① 開発委託
 
  • SAPジャパンもしくはSAPジャパンのパートナー企業から、ソフトブレーンへモバイルセールスの
    開発委託
  ② テンプレートの開発及び販売
 
  • ソフトブレーンがeセールスマネージャーのノウハウを活用し、日本の営業スタイルに適合したSAP CRMモバイル
  • セールスのテンプレートを開発し、販売
3. ソフトブレーンによるmySAP CRMの導入ビジネス
 
  • ソフトブレーンがSAPジャパンのサービス ・パートナーとして、顧客へmySAP CRMを導入

SAPジャパンはCRM分野では海外で670社の実績がありますが、日本市場では2001年6月1日に日本語版SAP CRM2.0Cを出荷し始めました。SAP CRMは、SCMやビジネスインテリジェンスのコンポーネントと組み合わせることにより、mySAP CRMソリューションとして顧客の幅広いCRMニーズに応えることができます。mySAP CRMは、基幹システムとの統合という強みに加え、インターネット、テレフォニー、フィールドセールスなどのマルチチャネル化を実現することができます。さらにソフトブレーンとの本提携を契機に、日本独特の営業スタイルを織り込むことで、日本的な機能が要求されるSFA分野(フィールド)における、競争力をさらに強化します。

mySAP CRMには標準で「SAP CRMモバイル・セールス」というSFAツールが実装されています。このSAP CRMモバイル・セールスは欧米で開発されたSFAが共通して持つコンセプトである「営業管理」を目的としています。
一方、eセールスマネージャーは日本での営業ニーズをベースに開発されたシステムであり、営業を「管理」するのではなく「支援」することを基本コンセプトにしています。したがって、「管理」のためのデータ入力の負担がほとんどなく、「管理」が敬遠されがちな営業現場においても積極的に活用されています。入力されたデータは営業担当者を「支援」し、営業マネージャーには「管理情報」及び「分析情報」が提供されます。

SAP CRMモバイル・セールスには開発が容易な独自の開発環境があり、各顧客企業固有の要件に対応することが可能です。2002年にはソフトブレーンがこの開発環境を使用しeセールスマネージャーのノウハウを活用し、日本の営業スタイルに適合したSAP CRMモバイル・セールスのテンプレートを開発し、販売する予定です。
mySAP CRMではSFA分野について「営業管理」及び「営業支援」の2つのソリューションを揃え、顧客企業のニーズにより適合したソリューションの提供が可能となります。

日本の営業現場に合ったeセールスマネージャーと、基幹システムとの統合が実現されているSAP CRMを組み合わせてお使いいただくことにより、両社は今後国内企業に対し、CRM分野においてのベストソリューションを提供いたします。

なお本業務提携にともない、SAPジャパンはソフトブレーンの発行済株式の1%にあたる150株を取得しました。SAPジャパンにとっては、国内企業に対する初の資本参加となります。

両社の概要

商 号:
エスエイピー・ジャパン株式会社
所在地:
東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル
代表者:
代表取締役社長 藤井 清孝
設立年月日:
平成4年10月16日
資本金:
36億円 (eビジネス向けソフトウェアの世界トップ企業であるSAP AG の100%子会社)
事業内容:
コンピュータソフトウェアの開発販売、教育ならびにコンサルティング
従業員:
1,168名
 
商 号:
ソフトブレーン株式会社
所在地:
東京都中央区八丁堀2-24-2 日米ビル9F
代表者:
代表取締役社長 七田 真之
設立年月日:
平成4年6月17日
資本金:
7億6347万円
事業内容:
コンピュータソフトウェアの開発及び販売、インターネットを利用したコ ンピュータソフトウェアの提供、運用に関する技術支援及びコンサルティ
ング
従業員:
124名

ソフトブレーンについて
パッケージソフトウェアの開発・販売を目的に、現会長の宋文洲が1992年に北海道札幌市において設立いたしました。北海道大学院博士である宋は、創業当時より、数学、物理学、データマイニング等を用いて、様々なパッケージソフトウェアの開発に成功。現在、JAVAを中心としたネットワーク言語を駆使し、WEB及び携帯電話を用いた様々なビジネスソリューションを様々な企業に提供しております。主力商品の営業支援のパッケージソフトウェア「e-セールスマネージャー」は、営業主体の企業を中心に大好評をはくしております。

SAPジャパンについて

SAPジャパンは、e-ビジネス向けソフトウェアの世界トップ企業(世界120ヶ国、13500社、100万人ユーザ)であるSAP AGの日本法人として1992年に設立されました。統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、電子商取引市場(eマーケットプレイス)の構築など、日本企業の情報化の推進と国際競争力及び企業価値を高めるため、企業内外のあらゆる業務の効率化を図り、相乗効果をもたらすソリューションを提供しています。日本国内では現在、780社以上でSAP製品がビジネスに活用されています。

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