ファミリーマート、mySAP.comにより基幹業務システムを統合

2001年6月21 日 by SAP News 0

―コンビニエンスストア業界では初のERPの全社本格導入―
―14ヶ月という短期間で8分野に及ぶ業務範囲を同時稼動―

TokyoSAPジャパン株式会社(代表取締役社長:藤井 清孝、本社:東京都千代田区大手町、以下 SAPジャパン)は本日、コンビニエンスストア業界大手の株式会社ファミリーマート(代表取締役社長:田邉 充夫、本社:東京都豊島区東池袋、以下 ファミリーマート)が mySAP.com により基幹業務システムを統合し、本格稼動したと発表しました。コンビニエンスストア業界における mySAP.com の導入だけでなく、ERPの本格導入も国内初となります。

今回の導入は、これまで部門毎に開発されてきたファミリーマートの基幹業務システムをmySAP.comによって統合し、同社が2001年度から企業価値を新しく再構築のために本格的に実現しようとしている「新経営指標」に対応できる新たなシステム構築を目的としています。これにより、ファミリーマート本部は、マスタの一元管理、二重入力の排除、ユーザインタフェースの統一などにより、全国5,275店舗の経営状況を一元的な把握が可能となり、戦略的な予算管理や店舗別の企業価値による分析が図れます。

導入の対象となったのは、財務会計をはじめ、財務管理や資産管理、不動産管理、管理会計、店舗(建設)管理、人事管理といった8分野の業務範囲にわたるSAPコンポーネントです。同社では14ヶ月という短期間で同時稼動させるビックバン(全社一括)導入を実現しました。

特に、不動産管理コンポーネントは、国内では全く初の導入となります。不動産管理コンポーネントによって、ファミリーマートは全国2,000店を超える店舗及び事務所の賃貸借管理を実現するほか、これらの賃貸借管理のデータを財務会計コンポーネントに計上、支払いの自動仕訳を可能にしました。

ファミリーマートは、2000年度より企業価値による業績評価を試行導入しており、今回の基幹業務システムの統合により2001年度から店舗別の企業価値分析が可能になります。競争が激化するコンビニエンスストア業界において、従来の売上高・出店数ベースでの経営指標から、資産収益性(ROA)・投資収益性(ROI)までを判断基準とした経営指標に移行することで、競合他社に先行する「量から質への追求」という「新しい経営スタイル」が確立されることとなります。

今後SAPジャパンは、今回の導入ノウハウを生かしながら、流通業界の中でもとりわけ多店舗を統括するコンビニエンスストア業界やチェーンストア業界へのmySAP. comの導入を引き続き提案してまいります。

SAPジャパンについて

SAPジャパンは、eビジネス向けソフトウェアの世界トップ企業(世界120ヶ国、13500社、1000万人ユーザ)であるSAP AGの日本法人として1992年に設立されました。統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、電子商取引市場(eマーケットプレイス)の構築など、日本企業の情報化の推進と国際競争力及び企業価値を高めるため、企業内外のあらゆる業務の効率化を図り、相乗効果をもたらすソリューションを提供しています。日本国内では現在、780以上の企業グループでSAP製品がビジネスに活用されています。

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