mySAPカスタマー・リレーションシップ・マネジメントの新リリース、オープンな統合性と柔軟性におけるスタンダードを確立

2001年6月22 日 by SAP News 0

mySAP CRMの売上好調、1月以降50%増加

Tokyo米国フロリダ州オーランド発 ― 2001年6月13日 ―SAP (NYSE: SAP) は本日、mySAPカスタマー・リレーションシップ・マネジメント(mySAP CRM) の最新版における、卓越したオープンな統合性と豊富な機能のデモンストレーションを、SAP主催によるe-ビジネス・イベント、SAPPHIRE 2001 Orlando (会期:6月12~15日、米国フロリダ州オーランドにて開催) の会場で実施しました。mySAP CRMは、IT投資における最大限の柔軟性を実現し、企業のビジネスニーズに応えることを目的とした、SAP戦略の一環です。mySAP CRMは、幅広い導入オプションを備えており、SAP環境にも非SAP環境にも導入することができます。

SAPはまた、CRMビジネスにおいてmy SAP CRMの売上が今年はじめから50%増加した結果、現在では世界各国の850社以上で導入されていると発表しました。アクターナやラニアー・ヘルスケア アンド ウォルターズなどの新規顧客は、my SAP CRMのオープン・アーキテクチャ性や幅広い機能およびポータルベースの結合により、顧客サービス改善と収益増加を大幅に見込めることを採用の理由としています。

「mySAP CRMの最新版を使用すれば、統合に関して妥協することなく最高級の機能を実現することができます」とSAP AGグローバルCRM担当副社長であるキャロル・バーチ は述べています。「顧客の増加こそが当社ソリューションの競争力向上の証です。当社は今後も主要企業に対して、収益増加のみならず、顧客との有益な関係の展開や維持、並びにさらなる改善を実現する利点を提供することで、SAPの構想を展開していきます。」

mySAP CRM導入オプション

2001年第3四半期に一般向けの出荷が予定されているmy SAP CRMの最新版は、組織構造やビジネス・システムにとらわれないでビジネス戦略を実行できる最大限の柔軟性が備わっており、多岐にわたる導入オプションから個々のニーズに最適なものを選択することができます。

まず第一に、mySAP CRMが他のSAP製品とは独立して全ての顧客に対応するアプリケーションとして導入されます。このオプションを利用することによって、SAPの顧客でないユーザーがmySAP CRMを活用できるようになります。このソリューションは、エンド・ツー・エンドのカスタマーケアを行う、フェイス・ツー・フェイス、コンタクト・センター、Webおよびモバイル・デバイスなど、複数のチャネルを通じたアクセスができます。さらに、mySAP CRMは独自の課金エンジンを搭載しており、ソリューション内でオーダーから現金化までの処理を直接行うことができます。

第2番目の導入オプションは、サプライチェーンを運営する顧客ニーズに対応することができることです。すなわちSAPおよびその他のベンダー製のサプライチェーン・マネジメント (SCM) ソリューションとmySAP CRMとの統合です。mySAP CRMに備わった強力な受注管理機能を活用することにより、企業は顧客のニーズに対してリアルタイムに対応し、契約を履行することができます。

第3番目のオプションは、mySAP CRMソリューションの実行の一元化です。これにより、別のSAP ERPシステムや非SAP ERPシステムを使用している場合でも、複数のビジネス・ユニットにサービスを提供することができます。したがって企業は、さまざまなシステム、場所、パートナーなどに分散された顧客データや情報を単一の情報ハブに整理統合し、全従業員が顧客との関係を戦略的かつ徹底的に管理できるようになります。

さらに、mySAP CRMを使用してSAPマーケッツが提供するパブリックおよびプライベートののエクスチェンジにおいて市場受注管理システムを構築し、受注から納品までの時間短縮、効率化およびサプライチェーンに潜在する価値の増強などを実現することができます。

mySAP CRMアーキテクチャ
mySAP CRMの最新版を使用すれば、さまざまな環境に分散する顧客情報すべてを整理統合し、単一の場所から参照できるようになります。つまり、多数のシステムに格納された顧客データの収集および分析を行う機能を備えた、強力な顧客情報のハブが作成できます。 mySAP CRMの分析機能を使用すると、採算性や顧客の年齢の値など、重要な数値に基づいて顧客の効果的な仕分けが実現できます。戦略的マーケティング、販売・サービスの意思決定、および効果的な販売管理を行うための主要な業績指標の設定などにおいては、予測ツールが役立ちます。

主要企業が継続的にmy SAP CRMを使用
SAPPHIRE 2001 Orlandoでは主に、ビジネスの効率化を目指したmySAP CRMの利用法に焦点が当てられました。業界最大手のタバコ会社である米フィリップモリス社では先ごろ、営業支援を目的としたSAPモバイルセールスの稼動を実施したばかりです。同社では、インフラの総入替えと並行してSAPモバイルセールスを導入したのです。フィリップ・モリスは、ユーザーのコミュニティにおいて学習曲線と技術的環境が安定すれば、営業において著しい効果を得られると予測しています。SAPモバイルセールスの導入は、サプライチェーンおよびデマンドチェーンにおいてビジネスプロセスをサポートするためにSAP製品を導入するという、同社の企業戦略の一環として行われました。

また、SAPPHIRE 2001 Orlando では、ソリューションのモバイル・アプリケーションを利用した管理指揮およびデータ収集に関する効果的なデモンストレーションがSAPによって行われました。mySAP CRMを搭載したパームVIIx携帯デバイスをデモンストレーション要員に持たせ、参加者との対話を迅速に記録しました。参加者のデータベース・レコードにそれぞれのコメントを動的に統合することで、主要参加者のプロファイリング、販売のフォローアップおよび顧客サービス、およびSAPPHIREにおいて最も人気を集めた企画の識別に役立てました。

フォルクスワーゲンは、mySAP CRMとその他のeビジネス・アプリケーションを統合して効果を得た企業の一例です。同社は、中国のファースト・オートモービル・ワークスとドイツの自動車メーカーであるフォルクスワーゲンおよびアウディとの合弁企業で、各地域のディーラーを通じて販売活動を行っています。同社は、ジェッタおよびアウディの製品ラインにおける50モデル以上を扱っており、中国ではミディアムクラスおよびラグジュアリークラスのセダンを製造する唯一のメーカーでもあります。

フォルクスワーゲンは、卓越した顧客サービスを提供し、市場のインテリジェンスを収集するために不可欠な顧客からのフィードバックを直接得ることができないため、mySAP CRM カスタマ・インタラクション・センター(Customer Interaction Center , CIC) および mySAP CRMの機能を販売、サービス、およびマーケティングの各部門に導入しました。

フォルクスワーゲン管理情報サービス部門上級マネジャーであるワン・クイアン氏は、「mySAP CRMは、顧客とのコミュニケーション強化し、サービスおよび製品の向上または改善を図り、中国の自動車産業における首位確立という当社の方針を実現させるソリューションとなっています」と述べています。「このソリューションにより、市場の変化に対する迅速な対応や顧客満足の実現など、重要な業績指標の改善が可能になります。この結果最善の顧客サービスを提供して、当社が狙う顧客をつかみ、収益の増加につながるはずです。」

SAPについて
SAPは、e-ビジネス向けソフトウェアソリューションの提供者として世界でもトップクラスの存在です。全世界の企業が、mySAP.comのe-ビジネス・プラットフォームを通して、顧客やパートナーとの関係改善、業務の効率化、サプライチェーン全体に渡る大幅な効率化を達成しています。現在、100カ国以上の国々の1万3000社以上の企業が、3万サイト以上のSAPソフトウェアを使用しています。50カ国以上に支社を持つSAPの株式は、フランクフルト証券取引所とNYSEを含むいくつかの証券取引所において、「SAP」のコード名で上場しています(詳しくは、http://www.sap.com/ をご覧ください)

SAPジャパンについて

SAPジャパンは、eビジネス向けソフトウェアの世界トップ企業(世界120ヶ国、13500社、1000万人ユーザ)であるSAP AGの日本法人として1992年に設立されました。統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、電子商取引市場(eマーケットプレイス)の構築など、日本企業の情報化の推進と国際競争力及び企業価値を高めるため、企業内外のあらゆる業務の効率化を図り、相乗効果をもたらすソリューションを提供しています。日本国内では現在、780以上の企業グループでSAP製品がビジネスに活用されています。

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