ERPパッケージのアウトソーシング・サービス事業で4社が協業開始

2001年8月27 日 by SAP News 0

-三菱商事,日本IBM,アイ・ティ・フロンティア,SAPジャパンがSAPシステムの運用センターを開設-

Tokyo三菱商事株式会社(本社・東京都千代田区丸の内、社長・佐々木幹夫、以下三菱商事)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社・東京都港区六本木、社長・大歳卓麻、以下日本IBM)、株式会社アイ・ティ・フロンティア(本社・東京都千代田区丸の内、社長・日和崎一郎、以下ITフロンティア)、ならびにSAPジャパン株式会社(本社・東京都千代田区大手町、社長・藤井清孝、以下SAPジャパン)の4社は、ERPパッケージ市場でトップシェアを持つSAPジャパンのSAP R/3を始めとしたSAPシステムの運用をアウトソーシング(受託)するサービス事業を協業で本年9月より本格的に開始します。

ERP(Enterprise Resource Planning:統合基幹業務パッケージ)とは企業の受注・購買・生産・販売・会計といった一連の業務の流れを全社的に統合する情報システムの業務パッケージです。従来、企業は各社各様のそれら業務の情報システムを構築してきましたが、その情報システムの維持コストの削減は大きな経営課題のひとつとなっております。また、国際会計基準の導入や企業間の吸収・合併に伴う会計システム等の統廃合に伴う再構築の必要性から情報システムの開発期間の短縮も求められております。それら主要な課題を解決する目的として従来の情報システムをオーダーメイドの洋服とすると既製の洋服と例えられるERPパッケージを検討・導入する企業がここ数年急激に増加しています。ERPパッケージの市場は2002年で1700億円規模に膨らむと予測(ガートナーグループ調べ)されています。

市場が急激に膨らむ一方でシステムを構築・運用する技術者は不足しており、情報システム業界各社は技術者の養成を急いでいます。また、ERPパッケージの導入を検討する企業は技術者の不足もあり自社でのシステム構築・運用を見直し外部に委託するケースが増加傾向にあります。

今回、三菱商事、日本IBM、ITフロンティア、SAPジャパンの4社は、今後ERPパッケージ運用のアウトソーシング・サービスの需要が急拡大すると見ており、日本IBMの自社データ・センター内に、SAPシステムの運用センター(アウトソーシング・センター)を設置します。

三菱商事は、SAP R/3を国内においていち早く導入した国内最大級のユーザーであり、ユーザーの視点からR/3の運用ノウハウを蓄積しています。また、昨今では他商社ならびに異業種においてもそのノウハウ提供を求める声が増えており、当協業によりサービス提供を本格的に展開します。当協業に先駆け、本年4月に三菱商事、日本IBMは共同出資にてITフロンティアを設立しており、ITフロンティアを協業の中核に据えサービスを展開します。ITフロンティアは、主にSAPシステムの運用を行います。

日本IBMは、ERPパッケージ関連ビジネスへの取り組みの一環として、これまでサーバー・ホスティング(サーバーの運用受託)およびシステム・アウトソーシング事業で培ったノウハウを基盤に、3社と協力してSAPシステムの運用ニーズに対応します。当協業により、導入前のコンサルティングからシステム構築などと合わせて総合的なサービスを提供する体制をより強化します。日本IBMは、主にインフラ(サーバー設置環境、ハードウェア、基本ソフトなど)の提供と運用を行います。

また、SAPジャパンはR/3の最新技術情報の提供等技術面において当協業を 最大限支援します。

4社は当SAPシステム運用のアウトソーシング・サービス事業の展開により、 2004年度200億円の売上達成を目指します。

以  上

*記載されている会社名、商品名は、各社の商標または登録商標です

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