SAPジャパン、現行のSAP R/3 の後継となるSAP R/3 Enterpriseの開発方針を発表

2001年9月11 日 by SAP News 0

TokyoSAPジャパン株式会社(代表取締役社長:藤井 清孝 本社:東京都千代田区 以下SAPジャパン)は本日、同社のERP(統合基幹業務ソフト)主力製品で、現行のSAP R/3 の次期リリース版となるSAP R/3 Enterprise(エンタープライズ)の開発方針を発表しました。SAP R/3 Enterpriseは、現行のバージョンであるSAP R/3 4.6Cから機能強化が図られ、2002年6月末に出荷が開始される予定です。

SAP R/3 Enterpriseは、これまでのSAP R/3に対する信頼性や柔軟性、パフォーマンス、アップグレードの容易さなどのマーケットニーズに基づいて開発着手され、SAP BWやSAP APO、SAP CRMなどとともに mySAP.comビジネスプラットフォームを構成します

SAPのユーザはこの新しい開発方針により、既存のSAP R/3へのこれまでの投資を無駄にすることなく、mySAP.comソリューションをより柔軟でスムーズに導入し、e-ビジネス・プロセスを段階的に構築するメリットを享受することが可能となります。
具体的には、

  1. ユーザ企業のビジネスの進化に応じた、R/3への継続的な機能拡張の実施。
  2. R/3のパフォーマンスの安定性、信頼性、統合性の向上。
  3. R/3の柔軟なアップグレードを可能にし、製品の保守性を向上すると共に導入コストを 削減。
  4. 企業間ビジネスの進展に対応し、他社製品も含めた様々なアプリケーションとの接続性、親和性が大幅に向上。

   等々のメリットです。

R/3 Enterpriseは、R/3の強みをすべて継承した上で、新しい事業環境に合った柔軟性を附加しております。すなわち、R/3 Enterpriseは、R/3が元来持っていた強みの統合性を保ちながら、個々のモジュールの柔軟性を飛躍的に発展させた次世代型統合基幹業務ソフトです。

SAP R/3 Enterpriseの特徴は、次の点に集約されます。

○コアと拡張機能の2つの構成要素に分化
SAP R/3 Enterpriseは、「SAP R/3 Enterprise コア」と 「SAP R/3 Enterprise 拡張機能」の2つの構成部分に分割されます。

  • 「SAP R/3 Enterprise コア」 は、中核部分として安定性をより向上させるため、今後の修正は継続的な品質改善やパフォーマンス向上等の分野に限定されます。このため、バージョンアップの頻度はこれまでに比べ大幅に削減されます。法制度の変更には今までどおり法改正用のサポート・パッケージの提供が継続されます。
  • 「SAP R/3 Enterprise 拡張機能」は、新しいパッケージコンセプト(カプセル化)に基づいて作成される個別のモジュールとして提供されます。このため、必要な「R/3
    Enterprise 拡張機能」を、お客様にはニーズに応じてお選びいただくことができます。
  • 「R/3 Enterprise 拡張機能」については、引き続きバージョンアップが行われます。バージョンアップは各種拡張機能コンポーネントごとに選択的に行われ、バージョンアップのリスク、コストは大幅に改善される見込みです。

SAPジャパンについて

SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、電子商取引市場(eマーケットプレイス)などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。すでに世界では120ヶ国、15,000以上の企業で1,000万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに820社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。

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