KPMGコンサルティング、SAPジャパンとのCRM分野での関係を強化

2001年12月3 日 by SAP News 0

-mySAP CRMをベースに顧客企業のCRM仮説・検証サイクルを実現-

TokyoKPMGコンサルティング株式会社(代表取締役社長:ポール K. 与那嶺、本社:東京都港区赤坂、以下KPMGコンサルティング)とSAPジャパン株式会社(代表取締役社長:藤井 清孝、本社:東京都千代田区大手町、以下SAPジャパン)は、mySAP CRM*の日本における展開にあたり、今後両社の関係をさらに強化していく方針で合意したと発表しました。両社は日本の組立型製造業の大手企業を中心に共同提案活動を実施し、CRM仮説・検証サイクルの構築という日本における新たなCRMビジョンの実現と普及を目指します。*CRM:顧客関係管理

CRMは現在、産業界で非常に注目が高くなってきているソリューションのひとつですが、一方では多くの課題が浮上してきています。その背景として、①CRMへの期待(顧客志向の実現など、全社横断的なビジョン)と実際のCRMプロジェクトの目的(部門内の効率化)との乖離と、②CRMの硬直化(お客様のニーズの大きな変化に企業が顧客のニーズの変化に対応できないなど)の2つが考えられます。

KPMGコンサルティングは、この2つの課題に対するソリューションを構築するために、SAPジャパンとの関係強化を決定しました。経営戦略から日々の運用までを、企業内・企業間の全ての情報およびビジネスプロセスと統合でき、柔軟に変更できるmySAP CRMが最適であると確信したためです。

KPMGコンサルティングは顧客企業に、従来CRMが対象としてきた営業やサービス業務の前提となる経営課題(例.無形資産価値指標の策定、CRM課題の重要度・優先度定義、ブランド価値/顧客満足度指標策定、社内意識改革と意思統一など)の方向性策定と社内定義の他、mySAP CRM導入の前段階に必要となる業務・組織体制の整備や、mySAP CRMが持つ機能的な価値を最大限に引き出し業務への深い浸透・活用を図り顧客企業が自主的に運用し継続的に精度を向上できるよう変革する、CRMの仮説・検証サイクルを実現します。

両社の具体的な関係強化の内容は下記の通りです。

1) KPMGコンサルティングの「CM QuickScan for mySAP CRM」の開発
KPMGコンサルティングが、同社のCRM導入方法論の基となる診断ツール「CM QuickScan(カスタマーマネジメント・クイックスキャン)」をmySAP CRMの導入に即した形式に変更して顧客企業へのmySAP CRM導入の品質向上と短期化を実現します。

2) 組立型製造業向けソリューション・テンプレートの共同開発
組立型製造業におけるCRMの典型的なシナリオをテンプレート化し、顧客企業の要件定義の品質向上と短期化を実現します。

3) KPMGコンサルティングのコンサルタントがSAPジャパンへ継続的常駐
SAP CRMコンサルタントを育成するため、KPMGコンサルティングのコンサルタントは、先ず英国SAPで開催される最新トレーニングコースの受講などmySAP CRMの最新知識の習得を行ない、さらにSAP CRMトレーニングスキル修得を目的として、SAPジャパンのトレーニング部門であるナレッジサービスに約1年間常駐します。あわせて最新知識の習得と両社の関係強化のため、KPMGコンサルティングのコンサルタントがSAPジャパンのCRMソリューションズに長期継続的に常駐します。

4) KPMGコンサルティングにおけるCRMコンサルタントの今後1年間で40名育成

KPMGコンサルティングは今後1年間で40名のmySAP CRMをベースとしたCRMコンサルタントを育成します。mySAP CRMの円滑な導入と運用のための専門の技術系コンサルタント20名に加え、CRM戦略構築/業務プロセス確立/人事・組織改革のための業務系コンサルタント20名を育成します。すでに、KPMGコンサルティングのコンサルタント3名が、SAPジャパンが10月22日に出荷したSAP CRM3.0の日本固有機能の検証プロジェクトに参加しました。

5) 共同マーケティング活動の実施
両社は両社の既存顧客及び見込み顧客に対し、セミナーなどの共同マーケティング活動を実施します。

本関係強化をもとに、顧客企業のCRM仮説・検証サイクルの実現を目指すとともに、2002年度には10社のCRMプロジェクト導入を目指します。

KPMGコンサルティングについて
KPMGコンサルティングは、世界最大のコンサルティング・ファームのひとつである米国KPMGコンサルティングの日本法人であり、絶対に失敗のないプロジェクト管理で「フェイルセーフ・カンパニー」として定評を得ています。クライアント企業に最適なビジネス/技術戦略を提案するとともに、システム設計/構築、アプリケーション導入、ネットワーク/システム統合などにおいて幅広くサポート。豊富な経験と柔軟なアプローチによって、ビジネス資源の融合化、企業全体のパフォーマンス向上、投資収益の拡大を実現しています。

SAP CRMについて

SAP CRMは海外で1,140社(2001年9月末時点)の実績があり、日本市場では2001年6月1日に日本語版SAP CRM 2.0Cを出荷し始めております。CRM市場でのマーケットリーダーを狙う戦略的バージョンであるバージョン3.0(10月22日に出荷)は、レガシーシステム、他ERP製品と連動させることも可能になっており、異なる基幹システムが混在するグループ企業で顧客情報を統合する、CRMをまず稼動させバックオフィスプロセスを後から整備したい、などのニーズに柔軟に対応していくことができます。

SAP CRMは、最新コンセプトによるSFA、コールセンター、マーケティング、サービス、そして強力な顧客分析ソリューションなどのCRMツールすべてを備えながら、同時にSCM、PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)をはじめとするバックオフィスプロセスとリアルタイムに連動することにより、企業全体のプロセスを顧客志向に変革していく第三世代のエンタープライズCRMです。

SAPジャパンについて

SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、電子商取引市場(eマーケットプレイス)、ポータル(Enterprise Portal)、製品ライフサイクル管理(PLM)などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。すでに世界では120ヶ国、17,000以上の企業で1,000万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに850社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。

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