SAP、2001年通年の売上は73億ユーロに第4四半期の売上は最高記録を達成

2002年1月28 日 by SAP News 0

―SCMで第1位、CRMで第2位に―

Tokyo

※ 下記の日本円表示は、1月23日現在の為替レート:1ユーロ=118.80円として計算

  • ライセンス収入が通年で5パーセント増
  • 社内持株制度およびTopTier社買収のコスト計上前の営業利益率は20%と前年同期と変わらず
  • オープンで統合されたソフトウェア・ソリューションで世界をリード

ドイツ・ワルドルフ発-2002年1月23-eビジネス ソリューションのリーディング・プロバイダであるSAP AG (NYSE:SAP)は本日、2001年12月31日を決算日とする第4四半期および通年の決算報告を発表しました。今年度は売上で前年同期比17%増の73億4000万ユーロ:約8719億9200万円(2000年同期=62億7000万ユーロ=約7448億7600万円)となりました

2001年第4四半期の決算報告
2001年第4四半期における総売上は23億2000万ユーロ:約2756億1600万円(2000年同期=21億6000万ユーロ:約2566億800万円)となり、前年同期比7%の増加を達成しました。社員持株制度(STARおよびLTI)適用前およびTopTier買収に伴う費用計上前の営業利益は前年同期8%減の6億1300万ユーロ:約728億2440万円(2000年同期=6億6800万ユーロ:約793億5840万円)となりました。社員持株制度およびTopTier買収に伴う費用を除いた営業利益率は26%(2000年同期=31%)でした。TopTierの買収に伴う費用およびCommerce Oneへの出資額調整後の2001年第4四半期の純利益は3億7900万ユーロ:約450億2520万円(2000年同期=3億7500万ユーロ:約445億5000万円)、一株あたり利益は1.21ユーロ:約143円75銭(2000年同期=1.19ユーロ:約141円37銭)となりました。

「SAPは、企業や組織にビジネス効率の向上への包括的なアプローチを提供できる唯一の存在となりました。私どもは今後も、従来のソフトウェアへの投資を活かし、また投資効率を最大にする技術に注力してCRM、SCM、ERP、マーケットプレイス、ポータルのポートフォリオを拡充していきます。」と、SAP AGの共同会長兼CEOのハッソ・プラットナーは述べています。

同四半期における地域別の売上は、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域(EMEA)が6%増の12億ユーロ:約1425億6000万円(2000年同期=11億4000万ユーロ:約1354億3200万円)、アジア・太平洋地域(APA)が8%増の2億4800万ユーロ:約294億6240万円(2000年同期=2億3000万ユーロ:約273億2400万円)、南北アメリカ地域が8%増の8億6400万ユーロ:約1026億4320万円(2000年同期=7億9700万ユーロ:約946億8360万円)となりました。固定通貨レートでは、南北アメリカの売上が13%増になります。

「非常に厳しい経済環境の中、SAPは好結果を出しました。欧州での売上は予想通り堅調だったうえ、米国での売上は予想を上回り、市場占有率も引き続き上昇しました」と、SAP AGの共同会長兼CEOのへニング・カガーマンは述べています。「現在は一重に顧客企業本位の活動を旨としており、新たな製品・サービスの開発とともに、より魅力的なソフトウェアを提供するためのソリューションの拡張を進めてまいります」

同四半期における製品売上は、5%増の16億ユーロ:約1900億8000万円(2000年同期=15億2000万ユーロ:約1805億7600万円)、ライセンス売上は2%減の10億3000万ユーロ:約1223億6400万円(2000年同期=10億6000万ユーロ:約1259億2800万円)でした。コンサルティング売上とトレーニング売上は、それぞれ11%増の5億7200万ユーロ:約679億5360万円(2000年同期=5億1600万ユーロ:約613億80万円)と5%増の1億1700万ユーロ:約138億9960万円(2000年同期=1億1100万ユーロ:約131億8680万円)を計上しました。

SAPは第4四半期も引き続き特定のソフトウェア・ソリューションでシェアを伸ばしております。2001年第4四半期のmySAPカスタマ・リレーションシップ・マネジメント(mySAP CRM)に関するソフトウェア売上は、約1億9600万ユーロ:約232億8480万円に達し、ソフトウェアライセンス売上(10億3000万ユーロ:約1223億6400万円)全体の19%を占めました。mySAPサプライチェーン・マネジメント(mySAP SCM)関連のソフトウェア売上は、約2億3200万ユーロ:約275億6160万円で、ソフトウェアライセンス売上全体の23%を占めました。これらの数字は、mySAP CRMやmySAP SCMの単独契約による売上に加え、mySAP CRMやmySAP SCM以外のソリューションを含む契約からmySAP CRMやmySAP SCMの使用頻度を算出した売上を合算して計上しています。

通年決算
2001年は、売上が前年同期比17%増で73億4000万ユーロ:約8719億9200万円(2000年同期=62億7000万ユーロ:約7448億7600万円)を記録しました。社員持株制度およびTopTier買収に伴う費用計上前の営業利益は、18%増加して14億7000万ユーロ:約1746億3600万円(2000年同期=12億4000万ユーロ:約1473億1200万円)に達しました。2001年のライセンス売上は、5%増で25億8000万ユーロ:約3065億400万円(2000年同期=24億6000万ユーロ:約2922億4800万円)、コンサルティング売上は27%増で20億8000万ユーロ:約2471億400万円(2000年同期=16億5000万ユーロ:約1960億2000万円)、そしてトレーニング売上は16%増で4億6600万ユーロ:約553億6080万円(2000年同期=4億100万ユーロ:約476億3880万円)となりました。

2001年には、APA地域の売上は9%増の8億4100万ユーロ:約999億1080万円(2000年同期=7億6900万ユーロ:約913億5720万円)に、EMEA地域の売上は23%増の38億ユーロ:4514億4000万円(2000年同期=30億9000万ユーロ:約3670億9200万円)に、南北アメリカ地域では12%増の27億ユーロ:約3207億6000万円(2000年同期=24億1000万ユーロ:約2863億800万円)になりました。

また、mySAP CRMに関するソフトウェア売上は、約4億4500万ユーロ:約528億6600万円に達し、ソフトウェアライセンス売上(25億8000万ユーロ:約3065億400万円)全体の17%を占めました。mySAP SCM関連のソフトウェア売上は、約5億8300万ユーロ:約692億6040万円で、ソフトウェアライセンス売上全体の23%を占めました。これらの数字は、mySAP CRMやmySAP SCMの単独契約による売上に加え、mySAP CRMやmySAP SCM以外のソリューションを含む契約からmySAP CRMやmySAP SCMの使用頻度を算出した売上を合算して計上しています。これらの結果から、SAPはSCMソフトウェア市場でのナンバーワン、CRMソフトウェア市場で急速に発展を遂げているナンバーツーである、と自負しています。

見通し
SAPは、厳しい経済状況を反映してソフトウェアの売上が不安定であることから、2002年も引き続き厳しい年になると予想しています。2002年通期の売上は、過去の四半期ごとの結果を踏まえると2002年後半にソフトウェア収入が大幅に増加し、それに後押しされる形で対前年度比約15%増になると予想しています。また、社員持株制度およびTopTier買収に伴う費用を除いた営業利益率は、2001年の20.0%から少なくとも1%増加すると予測しています。SAPはソフトウェア収入の増加とコスト削減政策の成果が見込まれる2002年後半に売上の増加が顕著になると見込んでいます。

2001年のハイライト

  • SAPはeビジネス・ソフトウェア・ソリューションの世界的リーダー企業としてその地位を強化しました。第4四半 期に契約を締結した主要顧客として、南北アメリカ地域においてはAir
    Products、Graybar Electric、Nike、Petrobras、PricewaterhouseCoopersが挙げられます。EMEA地域においては、Danone、D
    eutsche Post、EDF-GDF、Hoffmann La Roche、Unileverがあります。また、APA地域では、CLP Power
    HongKong、三菱重工業、三星電子などがあります。
  • SAPはロサンゼルスで開催されたTechEd 2001においてオープンインテグレーション向けにmySAPテクノロジ ーを発表しました。mySAPテクノロジーは、Web
    アプリケーション・サーバ、エクスチェンジ・インフラストラクチャ、ポータル・イ ンフラストラクチャの3つのアーキテクチャで構成されています。このテクノロジーは、信頼性の高いWebインフラストラクチャ上
    でビジネス・プロセス全体および(社内外を問わず)ユーザ間のコラボレーションを実現することで、顧客のTCO(総合保有コ スト)を削減し、柔軟性を向上させます。
  • SAPは包括的でオープンなエンタープライズ・ポータルとビジネス・インテリジェンス製品の開発・販売を手掛ける 新会社、SAP Portalsを設立しました。SAP
    Portalsは、エンタープライズ・ポータルにおけるこれまでのSAPの取り組みと 、2001年4月にSAPに買収された企業情報ポータル・ソフトウェアのリーディング・プロバイダーTopTierの技術を統合して
    います。 
  • SAPはCommerce Oneに対する追加投資を8月に終了しました。SAPとCommerce Oneは引き続き 戦略的パートナーシップを維持し、マーケットプレイスのプラットフォームとなるMarketSetの開発、販売、サポートで緊密に
    協力しています。両社の関係はmySAPテクノロジー、特にビジネス・パートナー間のエクスチェンジベースのB-to-B統合に おいて拡大しています。SAPは現在、Commerce
    Oneの約20%を所有しています。
  • SAPは8月、全世界の顧客に向けてmySAPカスタマ・リレーションシップ・マネジメントの最新バージョンの出荷 を開始しました。mySAP CRMはこれまでにない広範な機能と数々の特徴を備えたCRMソリューションです。また、mySAP
    CRMはSCM、PLM(プ ロダクト・ライフサイクル・マネジメント)、ヒューマン・ライフサイクル・マネジメントなど、他のSAP製あるいは他社製ビジネスアプ
    リケーションとのオープンな統合のためのプラットフォームとなり、個々のビジネスニーズに柔軟に対応します。

  • SAPは優先株を普通株に転換し、一株一票制を採用しました。これにより、当社は国際企業として、柔軟 性の高い経営が可能となります。
  • リスボン、オーランド、ブリスベンにて開催されたカスタマ・カンファレンスSAPPHIREは総計20,000名の入場者 数を記録しました。さらに、本イベントの関連ホームページhttp://www.sap.com/sapphireには21,000名以上が
    訪れました。

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予測に基づく表明には、実際の結果と予想を大きく異ならせるようなさまざまなリスクや不確定性が含まれています。当社の将来の業績に影響する可能性のある要因については、2000年4月7日に米国証券取引委員会(SEC)に提出した当社の1999年度年次決算報告書(フォーム20-F)を含め、SECへ提出した資料の中で詳細に記載されています。予測に基づくこれらの表明は、それぞれの日付においてのみ有効な表明であり、過度な信頼を置かないよう読者の方々にお願いいたします。

SAPについて
SAPは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーです。SAPは、e-ビジネスプラットフォームであるmySAP.comを通じて、統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、電子商取引市場(eマーケットプレイス)、ポータル(Enterprise Portal)、製品ライフサイクル管理(PLM)などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。SAPのソフトウェアは、すでに世界で120ヶ国、17,000以上の企業、44,500サイト以上で利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。SAPは世界の50カ国以上に現地法人を持ち、またフランクフルト証券取引市場やニューヨーク証券取引市場を含む幾つかの取引市場で「SAP」として上場しております。詳細については http://www.sap.com をご参照ください。

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