SAP、ポルシェディーラーの在庫を削減し、部品供給ニーズにリアルタイムで対応

2002年2月7 日 by SAP News 0

ポルシェがmySAPサプライチェーン・マネジメントで部品供給体制を再構築

Tokyoドイツ・ワルドルフ発――2002年1月28日――SAP AG(NYSE: SAP)は本日、スポーツカー・メーカーの独ポルシェが、欧州における同社のディーラーネットワーク全体で補修部品とアクセサリ類の迅速な供給を実現するため、mySAPサプライチェーン・マネジメント(mySAP SCM)の計画および最適化機能を活用していると発表しました。ポルシェは、mySAP SCMを活用することでサービスを向上させ、顧客との関係を強化することができます。

mySAP SCMを使用することで、ポルシェは部品供給計画の一元化を可能にします。補修部品やアクセサリに関して、複数のディーラーからの問い合わせが一度に殺到しても、システムがそれらを自動的に同時処理します。ポルシェのビジネス・パートナーは、SAPシステムで直接取引を行うことが可能です。またポルシェの従業員とパートナー企業は、仮想倉庫を活用して補修部品とアクセサリの在庫を確認したり、また在庫がサプライチェーンのどこに配置されているのかを把握したりすることができます。

同様に、ディーラーのネットワークから収集したデータを活用して、中央部品倉庫における計画もリアルタイムで行うことが可能です。この結果、部品がより早くディーラーの元へ届けられるため、安全在庫の削減につながります。ルードヴィヒスブルクにあるポルシェの中央部品倉庫と、同社のドイツ国内のディーラーネットワークは、SAPシステムに接続されており、財務会計、システム制御、調達に利用されています。また同社の欧州輸入センターもSAPシステムに接続されています。ポルシェでは、同社と取引を行う世界中のすべての輸入業者とディーラーが2004年までにSAPシステムを構築し、利用するものと見込んでいます。

ポルシェのSCMプロジェクト・リーダーであるステファン・アルノルド(Stefan Arnold)氏は、「補修部品ビジネスにおいて優れたサービスを提供することは、当社が今後も成功を重ねていくうえで極めて重要となります。なぜなら補修部品ビジネスは、当社にとって自動車生産と他のメーカー向け部品開発に次ぐ収入源であるからです。当社はSAPのソフトウェアによって物流を最適化し、サービスを向上させました。今では補修部品を、必要とされているところに、必要な時にすぐ届けることができます」と述べています。

ポルシェは、現在mySAP SCMの立案および最適化ソフトウェアを試験的に使用しています。ポルシェでは、従来の異種混合のソフトウェア・システムを、1997年より統合型SAPインフラストラクチャへ移行しつつあります。部品ビジネス分野の再構築は、SAPシステムを利用した最大のプロジェクトとなります。

SAPについて
SAPは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーです。SAPは、e-ビジネスプラットフォームであるmySAP.comを通じて、統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、電子商取引市場(eマーケットプレイス)、ポータル(Enterprise Portal)、製品ライフサイクル管理(PLM)などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。SAPのソフトウェアは、すでに世界で120ヶ国、17,000以上の企業、44,500サイト以上で利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。SAPは世界の50カ国以上に現地法人を持ち、またフランクフルト証券取引市場やニューヨーク証券取引市場を含む幾つかの取引市場で「SAP」として上場しております。詳細については http://www.sap.com をご参照ください。

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