モバイルソリューションの開発とセールス・マーケティング活動における協業について

2002年6月4 日 by SAP News 0

~「SAP R/3」向けモバイルプラットフォーム「NR3000モバイルテンプレート」を活用し、
世界に先駆けてモバイルソリューションを提供開始~

Tokyo東日本電信電話株式会社(代表取締役社長:井上 秀一、本社:東京都新宿区、以下 NTT東日本)とSAPジャパン株式会社(代表取 締役社長:藤井 清孝、本社:東京都千代田区、以下 SAPジャパン)は、モバイルソリューションの開発とセールス・マーケティング活動における協業体制を構築し、2002年6月5日(水)より本格的な「 SAP R/3」*1対応モバイルソリューションの提供を日本国内で開始します。

*1 企業内BPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)を支援するERPソフトウェア(統合基幹業務ソフトウェア)

本協業の一環で、NTT東日本は、ブラウザフォン*2やPDAなどのモバイル端末から「SAP R/3」へアクセスが可能になる「モバイルプ ラットフォーム」と、そのプラットフォーム上で利用可能な「業務シナリオ」*3を含む「NR 3000モバイルテンプレート」を開発しました。SAPの認定するモバイルテンプレートをパートナーとして開発したのは世界初となります。今後両社 は、同テンプレートを活用して企業のモバイル・ワーカーを支援することで、顧客満足度向上、営業力強化、業務効率化などの企業の経営課題 に新たな解決策を提供していきます。

*2 iモード、J-SKY、EZwebなど、インターネットへ接続できるブラウザ機能を搭載した携帯電話
*3 「SAP R/3」の在庫照会、受発注などの業務と連動して動作する業務用アプリケーション

「NR3000モバイルテンプレート」は、1) 基幹業務システムとの密接な連携、2)セキュリティの確保、3)開発工数の削減(従来の1/2程 度まで)による工期短縮、の3点が特徴であり、「SAP R/3」にモバイル端末から容易かつ安全にアクセスするための「モバイルプラットフォーム」とそのプラットフォーム上で利用可能な「業務シナリオ」を 提供します。

この「業務シナリオ」は、在庫照会、価格・納期照会、製品情報照会、注文登録、購買依頼登録、承認業務など基幹業務システ ムと直結したものとなっており、例えば、1) 商談現場や移動中に顧客から直接問合せや注文を受ける機会の多い卸売業の営業業務、2) メーカーのセールスエンジニアが行う、訪問先 での機器、部品などの販売や保守、メンテナンス業務、3) フランチャイズ店、代理店、デパート、百貨店店舗などで行う簡易受発注業務、などの業務で発生する問題の解決を図り、経営に寄与するこ とができます。

今後、両社は、既に「SAP R/3」を導入している企業及び新規に「SAP R/3」を導入する企業をあわせ、初年度は10社程度に、今後3年 間で100社以上に本ソリューションを提供することを目指します。

 また、本ソリューションの「モバイルプラットフォーム」を提供するシステム環境を、NTTビズリンク社のモバイルプラットフォームサービス(ホスティングタ イプ)としても、順次提供していく計画です。このサービスを利用することで、初期投資を押さえ、段階的にモバイルシステムを拡張するような、より 効率的・効果的な導入が可能になります。またSAPジャパンとNTT東日本は、モバイル分野の開発においても協力関係を強化し、今後SAPジャ パンより提供される「SAP Mobile Engine」などのソリューションと統合されたテンプレートやサービスを提供していきます。この新しいモバイルソリューションについて、デモン ストレーションを含めた具体的な紹介を、2002年7月24日(水)、25日(木)に東京国際フォーラムにて開催される「SAPPHIRE 2002 TOKYO」のNTT東日本ブースにおいて行う予定です。

<参考>

●「NR3000モバイルテンプレート」について

  1. 開発の背景
    ここ数年、企業のモバイルコンピューティングに対する取り組みとして、社外から受注業務や購買業務などの様々な業務を行うことができる基幹業務システムと直結したモバイルシステムを検討・導入する企業が増えています。また、利用する端末もブラウザフォンやPDAの技術的進歩と急速な普及に伴い、ノートPCではなく、携帯性や速報性、操作性に優れたこれらのモバイル端末を業務用途に積極的に利用する企業が増えてきています。
  2. 主な特徴


    基幹業務システムとの密接な連携
    本テンプレートにより構築したシステムでは、品番の曖昧検索や受注登録中にリアルタイムに在庫、価格、納期が確認できるなど、機能性に優れたモバイル端末インタフェースを利用できます。また、使用するWEBアプリケーション毎にログオンをし直す必要がない「シングルサインオン機能」や実施すべき業務メニューにジャンプさせる「メニューナビゲーション機能」、必要な情報をプッシュ技術により自動的にモバイル端末に配信する「アラートエージェント機能」等を搭載しているので、モバイル端末からでもストレスなく業務を遂行できます。

    ② セキュリティの確保
    SSLによるデータの暗号化とサーバ認証に加え、あらかじめ登録された利用者端末からのみアクセスを許可する認証機能*4を利用することにより、高いセキュリティを確保します*5。
    *4 端末によっては本機能を利用できない場合があります。
    *5 インターネットを利用しない利用形態については、別途ご相談ください。

    ③ 工期の短縮
    モバイル業務に必要な機能のテンプレート化により、開発工数を従来の約2分の1に削減することができ、短期間でのシステム構築が可能です。また、マルチデバイス対応機能を利用し、複数機種のモバイル端末に対応したシステム構築も短期間で実現できます。

  3. 対応可能端末
    iモード、j-sky、EZ web、Palm、Pocket PC。(2002年6月4日現在)なお、モバイル端末以外のPC、Lモード、 WAKWAKステーションに対応したソリューションも提供可能。
  4. テンプレート提供形態
    本テンプレートを利用したモバイルソリューションとして提供させて頂きます。
    ソリューション内容は下記のとおりです。


    初期コンサルティング(方式検討、要件定義など)

    ② テンプレートを活用したシステム設計・構築
  5. システム構築期間
    最短2ヶ月(「SAP R/3」本体の構築期間を除く)

・NTT東日本の「SAP R/3」関連ソリューション

■「NR3000 Business Package Solution」
販売・在庫/購買・会計業務の「SAP R/3」テンプレートとその周辺システムのテンプレートを活用し、企業内システムをトータルで再構築するためのソリューションで、下記の2つのサービスから構成されます。

-「NR3000 早期導入支援サービス」
 標準業務テンプレートを用いてビジネス設計から構築までの開発を効率的に行い、導入期間の短縮、コストを抑えながらも高品質な「SAP R/3」を導入するサービス。

-「NR3000 システム連携サービス」
 モバイルシステム、DWHなど要求の高い周辺システムにおいて「SAP R/3」とのインタフェースと業務シナリオをテンプレート化。迅速かつ確実に「SAP
R/3」の周辺システムを導入するサービス。

上記ソリューションに関する詳細情報は、下記でご覧いただけます。
http://www.ntt-east.co.jp/ERP/r3.html

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立

されました。SAPは統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネージメント(SRM)やサプライチェーン・マネジメント(SCM

)、顧客関係管理(CRM)、企業向けポータル(Enterprise
Portal)、製品ライフサイクル管理(PLM)などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、17,000

以上の企業で1,000万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。

日本国内でもすでに950社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています


http://www.sap.co.jp

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