ビジネス・ソリューションに柔軟に適応できる最新のエンタープライズ・アーキテクチャを発表

2003年3月6 日 by SAP News 0

新しいウェブサービス・アーキテクチャの活用により、すべてのSAPソリューションの全社規模でのウェブサービスとしての利用が初めて可能に

TokyoSAPジャパン株式会社(代表取締役社長:藤井 清孝、東京都千代田区大手町、以下SAPジャパン)は本日、ビジネス・ソリューション向けの最新のエンタープライズ・アーキテクチャであるEnterprise Services Architecture(エンタープライズ・サービス・アーキテクチャ、以下ESA)を発表しました。ESAは、完全かつサービスベースなビジネス・ソリューションの包括的な青写真となるエンタープライズ・アーキテクチャであり、企業が既存のシステム投資からビジネス価値をさらに引き出すことを可能にし、ウェブサービスの全社規模での利用が初めて実現できる革新的なコンセプトです。

新しいエンタープライズ・アーキテクチャに対するこのSAPの戦略的ビジョンは、ビジネス・ソリューション設計における新時代の到来を告げるものであり、SAPのアプリケーション開発の歴史においても最も重要な節目のひとつとなります。今回のESAの発表は、1992年の3層型クライアント/サーバ・アーキテクチャの発表同様に重要な発表である、とSAPでは位置付けています。SAPは、今後すべての新しいビジネス・ソリューションをESAの構想に基づいて開発する計画です。これによって導入企業は、今日のテクノロジーが持つ可能性を十分に活用して、すべての異種システム間でビジネスプロセスをシームレスに統合し、バリューチェーン全体にわたってサプライヤ、パートナー、顧客を結びつけることができます。

3層型クライアント/サーバ・アーキテクチャは、既存のメインフレームベースのシステムに取って代わるものとなりましたが、ESAによって企業はこれまでにない高い柔軟性及び拡張性を手に入れると同時に、ウェブサービスを通じて既存のソリューションに対する投資を無駄にすることなく、それを活用することができます。ESAの構想は、企業全体にまたがるサービスベースのビジネス・アーキテクチャを作成することで、複数の異なるアプリケーション間の統合を実現します。このアーキテクチャでは、アプリケーションはサービスとして扱われ、ユーザはオープンな標準ベースのウェブ対応テクノロジーを活用してシームレスにサービスへアクセスすることが可能です。

SAPは、この新しいエンタープライズ・アーキテクチャであるESAを通じて、ビジネスプロセスや業界別ソリューションに対するSAPの専門知識と、ウェブサービスのオープン性やその他の技術標準とを組み合わせることによって、企業に対して完全に統合されたIT環境を構築するためのテンプレートを提供します。この完全に統合されたIT環境は、システム全体にわたり、また業務の境界線を越えて利用可能なサービスベースのビジネス・ソリューションを基盤として構築されます。

ESAは、従来にない高い柔軟性によって人(バリューチェーンに関わるすべての役割)、システム(SAPシステム/非SAPシステム)、情報(定型情報/非定型情報)など、任意のビジネスプロセスのあらゆる側面を管理します。加えてESAは、任意のビジネスプロセスや経営課題に対し、既存のシステムとアプリケーションを使用した包括的なサービスベースのソリューションの設計を可能にするとともに、新しい機能の導入を加速します。

今後SAPは、ESAを通じてSAPソリューション全体にわたって新機能を開発、提供するためのフレームワークを提供する予定です。具体的には、SAPソリューション群における新たな統合シナリオの実現、SAPの業界別ソリューションへの新機能の追加、SAPの中核ソリューションであるERPの機能拡張、カスタム開発プロジェクトを可能にするこれまでにない高い柔軟性の実現などを提供していきます。

SAPは本日、「mySAPテクノロジー」を更に進化させた『SAP NetWeaver』を発表しました。
この『SAP NetWeaver』は、SAPが提供する業界最先端の統合アプリケーション・プラットフォームであり、ESAを実現するための技術的基盤となるものです。ESAはまたこれまでにない柔軟性と革新性を実現しますが、ESAを可能とするSAP NetWeaverは、SAPとパートナーが機能横断的なビジネスプロセスを効率的に確立することを可能にする、ツールやフレームワーク、パターン、ルール、手法を提供していきます。

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネージメント(SRM)やサプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、企業向けポータル (Enterprise Portal) 、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、19,300以上の企業で1,000万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに1,000社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。( http://www.sap.co.jp

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