SAPとシャープ 企業向けモバイルソリューション事業でのグローバルな提携に合意

2003年7月3 日 by SAP News 0

TokyoSAP AG(ドイツ ウォルドルフ市、会長兼CEO:ヘニング・カガーマン、以下SAP )と、シャープ株式会社(大阪市、代表取締役社長:町田勝彦、以下シャープ)は、企業向けモバイルソリューション事業分野における技術開発及びマーケティングにおいて提携することで合意いたしました。

近年、業務システムの利用に加え、営業や保守サービスなどの外勤者を対象とするモバイル環境下でのCRMをはじめとする業務アプリケーションの要望が高まっています。従来、この様な高度なサービスは、ノートPCなどで対応していましたが、今後は小型軽量で軽快なモバイル端末機器での対応が強く要望されています。

この様な市場の要請に対処するために、このたび両社は、今後急速な需要の拡大が見込まれる企業向けモバイルソリューション事業を共同で推進してまいります。具体的には、SAPが販売するモバイルアプリケーションやプラットフォームに向けて、シャープがこれに対応するソフトウェアや端末機器を開発し、両社で最適なモバイル・ソリューション・システムの構築、普及の為のプロモーションを展開してまいります。

まず、第一弾として、SAPジャパンとシャープが日本市場にむけて連携し、高精細なシステム液晶や、オープンな開発環境であるLinux OSを搭載した「ザウルスSL-C760、SL-C750」に、SAPのモバイルセールス、モバイルサービスなど各種モバイルアプリケーションを搭載いたします。これをベースに、両社は、SAPの顧客企業に向けてエンド・トゥ・エンドの最適なモバイル・ソリューション・システムを共同開発し、従来のPDAでは実現できなかった『業務システム上にある顧客や商品などのデータベースから、業務に必要な分析グラフデータをザウルスに取り込み、オフライン環境でも利用』することが可能なソリューションを提供します。さらに、ワイヤレス・ネットワークを活用したオンライン環境においても、SAP が提供するアプリケーションに、ザウルスからシームレスなアクセスが可能となります。

また今後両社は、ザウルスにくわえて、モバイルパソコンや携帯電話など、モバイルソリューションに向けた端末の開発も検討し、あらたな需要創造に取り組んでまいります。
現在、モバイル利用を必要とする企業ユーザーの潜在需要は、世界で1700万人、日本市場だけでも120万人が見込まれており、まずモバイルインフラ環境が最も進んでいる日本での実績をたかめ、将来的には、北米や欧州及びアジア市場へと、グローバルに共同ビジネスを展開していく予定です。

* Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
* 本文中に記載されている会社名、ロゴは、各社の登録商標または商標です。

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