消費財メーカの利益に貢献するSAPのエンド・ツー・エンド型CRMソリューション

2003年8月19 日 by SAP News 0

大手消費財メーカが主要プロセスの合理化と収益の増大を目指し「mySAP CRM」の最新バージョンを活用

Tokyo(本リリースは、8月4日に弊社独本社から発表されたものを和訳したものです)
【独ワルドルフ発-2003年8月4日】- SAP AG (NYSE:SAP、以下SAP) は、最新版の「mySAP CRM」(mySAP カスタマリレーションシップマネジメント)が、消費財メーカ特有のエンド・ツー・エンド型ビジネスプロセス管理に最適なソリューションを提供している、と発表しました。

ネスレ (Nestlé) やコルゲート・パームオリーブ社 (Colgate-Palmolive) 、ダイアル・コーポレーション(Dial Corporation) 、フレーザー・アンド・ニーブ ホールディングズ社 (Fraser & Neave Holdings Bhd) などの大手消費財メーカでは、「mySAP CRM」の包括的機能を活用しており、マーケティング/販売・サービス/サプライチェーンにおける主要プロセスの合理化と顧客に対する理解度向上による収益の増加、また適切なターゲット顧客絞り込みによるマーケティングキャンペーンとトレードプロモーションの改善などに役立てています。「mySAP CRM」の最新版はすでに限定出荷が開始されており、23の業界を対象に、最も重要となるビジネスプロセスを改善する包括的な解決策を提供しています。

現在消費財メーカは、ブランドに対する顧客ロイヤルティの減少や急速な時代の流れにともなう製品の陳腐化、複雑なトレードプロモーションプロセスや商品カテゴリ、複数の戦略ビジネスユニットをまたいだオペレーションなど、さまざまな課題に直面しています。また小売業者と消費者という、まったく異なる2つの顧客グループとの緊密な関係維持も重要な課題となっています。

SAPは消費財業界向けエンタープライズソリューションの大手プロバイダーとして、消費財メーカ特有のさまざまな課題の解決支援を行っています。最新版の「mySAP CRM」は、収益に直結するビジネスプロセスを改善し、消費財メーカの競争力強化に貢献します。消費財業界向けに設計されたSAPトレードプロモーション・マネジメント機能やブランド/カテゴリ/アカウント管理機能を活用することにより、導入企業はトレードプロモーションの効果的な実施/管理、マーケティング資産の有効活用による市場投入期間の短縮、さらには自社製品および競合製品に対する顧客評価の把握を効率的に実現することができます。

SAP AGの製造・流通ビジネスセクターのシニアバイスプレジデント、ニルス・ヘルツバーグ (Nils Herzberg) は、「SAPは消費財メーカに対して、分析機能からブランド/アカウント管理、効果的な消費者プログラムや収益性の高いプロモーション機能に至るまで、完全に統合されたCRMソリューションを提供しています。消費財メーカの顧客が直面する課題を深く理解しているSAPは、これらの課題に対応し、業界専用機能の提供によって業務効率化と収益性向上、さらには迅速なROIの達成など、企業の重大なビジネス目標を達成できるよう支援しています」と述べています。

販売促進活動を包括的にカバーするトレードプロモーション・マネジメント機能
消費者に対する効果的な製品プロモーションと小売店の販売戦略強化にとって、トレードプロモーションの立案・実行・分析は大切な要素です。SAPの注文調達分野のソリューションとしては「サプライチェーン・マネジメント」、経営管理ソリューションとしては「戦略的エンタープライズマネジメント」、分析ソリューションとしては「ビジネスインテリジェンス」が挙げられますが、こうした各ソリューションを活用することによって「mySAP CRM」はシームレスかつ包括的なトレードプロモーションマネジメントプロセスの統合を実現します。

また、そのメリットを企業全体だけでなく、ビジネスパートナーとも共有することによって、消費財メーカが毎年トレードプロモーションに費やす巨額の投資(収益の約17%)から最大の価値を引き出すことが可能になります。

「SAPトレードプロモーション・マネジメント」は、トレードプロモーションプロセスにおいてクローズドループ型の統合アプローチ管理を可能にします。「SAPトレードプロモーション・マネジメント」を活用し、総取引費用、利益効果、増分投資利益率などの業績評価指標を用いて分析を行うことによって、企業はプロモーション予算の効率的管理と小売業者に対する効果的なプロモーション立案、またプロモーションによる売上高を予測することが可能になります。

炭酸飲料とスポーツドリンクの大手メーカであるFraser & Neave Holdings Bhd(本社:クアラルンプール、以下F&N)はこのほど、国内トップの地位を確保すると同時に周辺地域をリードする飲料メーカとなることを目指し、SAPのビジネスソリューション「mySAPビジネススイート」を導入する計画を発表しました。F&Nは、小売業者との協力関係強化と、利益の増大を目指して、「SAPトレードプロモーション・マネジメント」を選択しました。

F&N Groupの最高経営責任者 (CEO) のタン・アング・メング氏 (Tan Ang Meng) は、「当社の成功は小売業者との緊密な関係、市場分析、そしてブランド・ロイヤルティによって成り立っています。『mySAP ビジネススイート』のソリューションは、我々がマレーシアにおいてトップの座を確保するためのカギとなります。SAPトレードプロモーション・マネジメントを活用して、市場における当社製品の評価および実績を追跡するとともに、販促活動による業績を上げ、在庫レベルを大幅に削減してキャッシュフローを改善できるものと期待しています」と述べています。

カテゴリ/ブランド/アカウント管理による収益性の増大
今や大部分の小売業者が導入しているカテゴリ管理において、効率を最大限に高めるためのカギとなるのが「コラボレーション」です。消費財メーカが製品在庫の管理、陳列方法、製品のポジショニングや希望小売価格の設定、また販促活動などに最大限の効果を得るためには、小売業者との協力関係が不可欠です。SAPが提供するカテゴリ管理機能は、SAPの強みである予測型分析による取引パートナーとの真のコラボレーションを実現するので、企業は自社製品と競合製品の評価や顧客行動をより詳細に把握し、小売業者から優先ベンダーとしての地位を確保することが可能になります。

またSAPのカテゴリ管理機能は、第三者のデータを活用して製品カテゴリのパフォーマンス分析を行うので、消費財メーカの顧客ロイヤルティの向上と、製品の収益性および市場シェアの増大に貢献します。

「mySAP CRM」がブランドマネージャに提供するのは、メディア・顧客・取引パートナーの行動をすべて計画・監視する業界最強のツール群です。これにより自社ブランドのサポート、市場における収益性の増大、ブランド認知度の向上などを実現します。「mySAP CRM」の持つブランド管理機能によって、ブランドマネージャは各製品ラインに関係するすべての活動プロセスの全体像を販売区域別に把握できるため、製品の競争力やブランド全体の収益性に対する貢献度を測定できるのです。

「mySAP CRM」によって、アカウントマネージャはすべての日常業務と立案プロセスをクローズドループ型の統合ソリューションで監視できるようになり、プロセス・サイクル時間の短縮とメーカのコスト削減を実現できるようになります。さらにすべての地域や拠点からレポートを収集することで、物流・会計・財務部門の個々のユーザや上級管理者が、最も適切な顧客情報をより効果的に利用できるようになります。その結果消費財メーカは、個々の顧客が提示するチャンスと課題をいち早く特定することが可能になります。

消費財業界向けソリューション「SAP for Consumer Products」
「mySAP CRM」は、消費財メーカに他の「mySAPビジネススイートソリューション」を提供する消費財業界向けソリューションである「SAP for Consumer Products」の一部としても提供されています。SAPは、世界で2,400社以上の消費財業界企業に採用されています。その顧客リストには、飲料メーカおよび家電メーカの上位10社、ヘルスケア/パーソナルケア企業上位10社のうち9社、食品メーカ上位10社のうち8社、アパレル/フットウェアメーカ上位10社のうち7社が名を連ねています。SAPは消費財業界における信頼できる革新的アドバイザーとしての役割を果たしています。

SAPについて
SAPは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーです。SAPは、e-ビジネスプラットフォームである「mySAPビジネススイート」を通じて、統合基幹業務ソフト (ERP) をはじめ、サプライチェーン・マネジメント (SCM) 、顧客関係管理 (CRM) 、取引先関係管理 (SRM) 、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。SAPの23業種におよぶソリューション・ポートフォリオは、航空宇宙産業から公益産業まで、さまざまな業種にわたる独自のコアプロセスを効果的にサポートします。

SAPのソフトウェアは、すでに世界120を超える国の20,000以上の企業、64,500サイト以上で利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。SAPは世界の50ヵ国以上に現地法人を持ち、またフランクフルト証券取引市場やニューヨーク証券取引市場を含む幾つかの取引市場で「SAP」として上場しております。詳細についてはhttp://www.sap.comをご参照ください。

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