ハッソ・プラットナー財団の資金援助により、南アのサザン・ケープ地区に希望の光

2003年11月28 日 by SAP News 0

SAPの後援するプレジデント・カップの席上で、南アフリカでのHIV/AIDS予防プログラムを発表

Tokyo(本リリースは、11月19日にthe Hasso Plattner Foundationから発表されたものを和訳したものです)

SAP AGの共同創設者で監査役会会長のハッソ・プラットナー(Hasso Plattner)は、HIV/AIDS啓発・予防プログラム「Isombululo」(以下、イソンブルロ)の発足を発表しました。ハッソ・プラットナーはかねてから南アフリカの地域と人々のために個人的な支援を続けており、今回もその一環として、ハッソ・プラットナー財団(Hasso Plattner Foundation)よりイソンブルロ(コーサ族の言葉で「ソリューション」の意)へ600万ドルの寄付が行われます。同プログラムはHIV/AIDS研究のほか、サザン・ケープに暮らす人々の健康増進と啓発活動を目的とし、具体的には、地元医療スタッフのトレーニングや、地区全域のHIV/AIDS患者の治療などを行います。

この発表は、11月18日~23日にかけて南アフリカのファンコート・ゴルフ・エステートで開催された世界有数の国際ゴルフトーナメント、プレジデント・カップの席上で行われたもので、SAPは、ダイムラー・クライスラー、南アフリカ航空とともに、このトーナメントを後援しています。

イソンブルロでは、南アフリカにある2つの主要パートナー機関であるナタール大学とケープ・タウン大学が、協同でサザン・ケープ地区の健康増進支援にあたります。この2大学がHIV/AIDS抑制のために協同で活動するのは今回が初めてのことです。同プログラムには、プラットナー同様このプログラムに創設段階から積極的に関与してきた、ナタール大学ネルソン・マンデラ記念医学部のジェリー・コーバディア(Jerry Coovadia)教授、ケープ・タウン大学の感染症・分子医学研究所のウィーランド・ジェバース(Wieland Gevers)教授という2人の著名な研究者が参加します。同プログラムはまた、西ケープ州政府からも支援と参加を受けています。

プラットナーは、次のように述べています。「HIV/AIDSの悲劇は、社会的な責任を負うすべての企業が、早急に取り組む必要のある問題の1つです。これは、アフリカの人々だけでなく、人類全体に対し取り組みを行っている人すべてにとっての課題です。イソンブルロは、公的機関と民間が共通の目標の下に結集することで、地域全体に利益をもたらすソリューションが得られるというモデルケースになるでしょう」

本プログラムは、HIV/AIDSと、それに伴う結核などの日和見感染症が引き起こす健康問題への取り組みを目的とし、サザン・ケープ地区の公的な医療機関が現在提供している、もしくは計画中のサービスを補完する形で支援が行われます。イソンブルロは、ナタール大学とケープ・タウン大学の研究機関への投資を通じ、健康の増進と、HIV/AIDSという災厄への地域での解決に貢献するとともに、本プログラムで両大学が効果的な協力体制を確立し、将来的にはこれを他のプロジェクトにも応用できるよう支援します。南アフリカのみならず、アフリカ大陸全域、さらには世界各地に、イソンブルロのアイデアと教訓を普及させ、人々に利益をもたらすことを目指しています。

PGAツアーのコミッショナー、ティモシー・フィンチェム(Timothy Finchem)氏は、次のように述べています。「イソンブルロは、プレジデント・カップの精神をまさに体現したプロジェクトです。PGAツアーは世界各地で5億ドル以上ものチャリティを集めてきました。プレジデント・カップは世界的な注目を集めていますから、これによって南アフリカでのHIV/AIDS対策の緊急性に対する認識も高まるものと期待しています」

ハッソ・プラットナーは1972年に知人と共同でSAPを設立しました。今日では、SAPはビジネス・ソフトウェア・ソリューションの分野において世界のリーディングカンパニーとなっています。プラットナーは南アフリカ共和国ターボ・ムベキ(Thabo Mbeki)大統領の組織した「情報社会と発展のための国際タスクフォース」(International Task Force on Information Society and Development)のメンバーを務めており、プラットナーが長年にわたり南アフリカを支援してきたことを受けて、SAPでもアフリカの地域福祉の社会的・経済的持続を願って投資を行っています。SAPはまた、「世界子供基金」(World Childhood Foundation)の共同創設者であり、ケープ・タウンの女性のための「フィラーニ救済計画」(Philani Outreach Programme)にも参加して、同地域の若い母親たちを対象とした健康の啓発のための互助活動に協力しています。

さらにSAPは、西ケープ州の2つのeラーニングプロジェクト、「産業eラーニングのための分散型先進戦略システム」(Distributed Advanced Strategic System for Industrial e-Learning: DASSIE)と「アフリカ活性化プロジェクト」(African Drive Project: ADP)の設立にも主要な役割を果たしました。いずれのプロジェクトも、学生とその教師たちに向けた技術教育の促進を目的としたものです。

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