米ワシントンポスト紙、広告管理システム強化と顧客サービス改善に向けてSAPを採用

2004年3月31 日 by SAP News 0

SAPおよびSAP SI America協力の下、Classified Ad(案内広告)機能の強化に向けてSAP for Mediaを導入
(本リリースは、2003年11月12日に弊社独本社から発表されたものを和訳したものです)

TokyoSAP AG(NYSE:SAP、以下SAP)は、The Washington Post(以下ワシントンポスト)が、SAPのメディア業界向けソリューション「SAP for Media」を選択、業種特化型の広告管理機能を導入した、と発表しました。またSAPは、編集用の案内広告機能を開発することで同社と合意した、ということも同時に発表しました。これによりワシントンポスト紙は、全広告主に対してエンド・ツー・エンド型の案内広告サービスの提供が可能となります。今回の事例は、SAPのビジネス・ソリューションがメディア業界において着実に適合するものであるという点と、SAPの製品・サービスが顧客独自のビジネス課題に対して適用可能なことを証明するものです。今回の導入に際しては、SAP SI AGの完全所有子会社であるSAP Systems Integration America, LLC(SAP SI America)がチームの指揮にあたっています。

ワシントンポストは、SAP for Mediaを活用してPost Advertising Solution(PAS)を構築し、数種類の異なるアプリケーションをひとつのシステムに統合することにより、広告プロセスの合理化と請求および財務関連業務の効率化を目指します。PASはSAP for Mediaの統合型広告機能を利用しており、広告主は、案内広告の注文・作成やコストや請求に関する確認、また広告掲載日の特定がオンライン上で可能となります。SAP Business Intelligence機能を活用したPASソリューションによって、ワシントンポストはより完全な販売・財務データを把握できるようになる一方、顧客サービスを向上させることが可能となります。

ワシントンポストのオペレーション担当バイスプレジデント、マイク・クラーマン(Mike Clurman)氏は、次のように述べています。「当社が必要としていたのは、印刷用であれ、オンライン用であれ、案内広告の効率管理と従来システムに伴う請求関連業務の効率化を目指した統合的な広告アプローチでした。SAPの採用は、広告部門・案内広告部門・会計部門から取締役レベルに至るまで、チーム全員一致の合意によって決定されたものです。当社がSAPを選んだのは、同社の機能性と統合性に優れたソリューションが当社の必要としていた機能を備えていたからです。また、メディアに関する専門知識とSAPソリューションのノウハウを兼ね備えたSAP SI Americaは、今回の計画にとってまさに最適のインテグレーターでした」

SAP for Mediaの統合アプローチは、契約獲得からフォローアップ・アクションの実行に至るまで、広告販売サイクル全体のより効率的な管理を実現します。さらに、SAP for Mediaの広告管理機能とSAP Business Intelligenceの組合せによって、PASは分析情報を活用し、顧客ニーズをより効果的にサポート。それに応じてフォローアップ・アクションを柔軟に調整することが可能となります。その結果、より高度にカスタマイズされたサービスの提供が可能となり、顧客満足度の向上が実現できます。

SAP AmericaのCEO兼社長のビル・マクダーモット(Bill McDermott)は次のように述べています。「SAPのソリューションを活用することにより、ワシントンポストは既存の広告主に対する顧客サービスの向上を実現できるのはもとより、日々の新聞発行にかかわる複雑な業務を簡素化できるようになります。SAPは、顧客それぞれが直面するビジネス課題を建設的に解決すべく、顧客との協業作業に力を注いでいます。今回のワシントンポストとの開発契約は、SAPと当社の顧客が協力して独自の業界別ソリューションを市場に提供していることを示す好例です」

今回の事例においては、SAPがSAP for Mediaの提供を行う一方で、システムインテグレーターとして新聞社への豊富な導入実績を持つSAP SI Americaがソリューションの設計・開発・導入を担当します。また、ワシントンポストがこのプロセスに直接参加することによって、導入期間の短縮と成功率の向上を図ると同時に、同業他社においても利用可能なソリューションを提供していきます。

SAP for Mediaについて
SAP for Mediaは、mySAP Business Suiteおよび広告管理、メディア販売/配信、配布、知的財産管理、製品開発などの統合ツールを提供する業界別ソリューションです。mySAP Business Suiteの機能を提供するSAP for Mediaは、財務、人事管理、物流など基幹ビジネス・プロセス向け機能も提供します。

SAP Systems Integration America, LLCについて
SAP Systems Integration America, LLC(SAP SI America)は、中堅企業および大企業のIT環境向けに業界別サービスを提供しています。国際企業であるSAP SI Americaは、SAP SI AG(SAP SI、本社:独ドレスデン)の完全所有子会社であり、SAPソリューションおよび他社製ソリューションの導入・管理を手がけています。システム・インテグレーションを専門とするSAP SI Americaは、企業の境界線を越えて異種混合のシステム環境を最適化します。2003年9月30日現在のSAP SIの全世界における従業員数は1,659人で、また、SAP SIの2002年度の売上は2億7,900万米ドルでした。SAP AG(本社:独ワルドルフ)はSAP SI株の70%を所有しています。

SAPについて

SAPは、ビジネス・ソフトウェア・ソリューションの世界的リーディングプロバイダーです。同社が提供するソリューションによって中堅企業からグローバル企業に至るまであらゆる規模の企業ニーズに対応しています。複雑性と維持管理総経費 (TCO)を低減し、ビジネスの変革と革新を促進するオープンな統合アプリケーション・プラットフォームである「SAP NetWeaver」を基盤とした「mySAPビジネス・スイート」ソリューションは、顧客関係の改善、パートナーとのコラボレーションの強化、サプライチェーンおよびビジネスオペレーションの効率化などで世界中の企業をサポートします。

SAPの25業種におよぶソリューション・ポートフォリオは、航空宇宙産業から公益産業まで、さまざまな業種において効率的で独自のコアプロセスをサポートします。SAPのソフトウェアは、すでに120を超える世界各国の21,600社以上の企業、69,700サイト以上で利用されており、企業内・企業間のあらゆるビジネス・プロセスの統合・効率化を達成しています。SAPは世界の50ヵ国以上に現地法人を持ち、またフランクフルト証券取引市場やニューヨーク証券取引市場を含む幾つかの取引市場で「SAP」の銘柄で取引されています。同社の詳細についてはhttp://www.sap.comをご参照ください。

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