SAPジャパン、mySAP SCMの最新版を発表

2004年6月9 日 by SAP News 0

~新たな即応力を高めるウェブベースの在庫の即納補充機能とRFID対応の実行プロセスにより、さらに適応性の高いサプライチェーン構築を実現~

TokyoSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区大手町、代表取締役社長:藤井 清孝、以下SAPジャパン)は本日、mySAP Supply Chain Management(以下mySAP SCM)の最新版を発表しました。

このmySAP SCMの最新版は、SAP SCM4.1とSAP Auto-ID Infrastructure2.0を構成要素としており、新たなウェブベースの在庫の即納補充シナリオおよびRFID(Radio Frequency Identification)対応サプライチェーン実行プロセスの機能を備えています。

mySAP SCMの最新版は、新しいウェブベースの在庫の即納補充プロセスにより、プロモーション活動によって喚起された製品の需要など、顧客からの需要にリアルタイムに対応することができます。また、小売業者や消費財企業は、製品の補充を、毎日、またはさらに高い頻度で、自動処理することが可能になります。mySAP SCMの最新版は、統合アプリケーション・プラットフォーム、SAP NetWeaverの構成要素であるSAP Auto-IDインフラストラクチャを活用し、倉庫保管や物流の業務におけるRFID対応の実行プロセスを実現します。これにより、顧客企業は、政府機関をはじめとし、ウォルマート(Wal-Mart)やメトロ(METRO)、そしてターゲット(Target)といった大手小売企業などのRFID要件にも対応できるようになります。

SAP SCM4.1における、在庫の即納補充業務機能の強化
SAP SCM4.1においては、SAP Inventory Collaboration Hub (以下SAP ICH)によって、サプライヤ・コラボレーション機能が拡大します。これにより、1)仕入先および自社(購買主)相互による在庫の即納補充業務、2)企業における設計、エンジニアリング、入札および契約、予測、在庫、調達関連文書、出荷状況の一元管理を実現します。サプライヤ・コラボレーション機能は、日次の需給変動追跡や、事前出荷通知のサポート、警告モニターによる例外監視、マスター・データ管理などの機能を提供します。

これは、SAP NetWeaverの活用により、サプライヤ・コラボレーション機能のウェブベース化が実現され、仕入先のシステムとの連携が可能となり、一つのアクセスポイントを通じた協業プロセスを可能にします。この機能を通じ、1)補充プロセスの管理効率、2)在庫削減や注文処理の迅速化、3)グローバル市場の拡大に伴う補充需要の増大への対応、4)自社と顧客と仕入先を結ぶ需要主導型の供給網の容易な構築が可能になります。

SAP SCM4.1における、サプライチェーン計画系製品の機能強化
SAP SCM4.1においては、サプライチェーン計画系製品であるSAP Advanced Planning and Optimization(以下SAP APO)の機能が強化されており、複数業種共通の機能に加え、各業種特有の新機能の実装や既存機能を強化しています。その特長は、以下のとおりです:

複数業種共通の機能の強化
1)需要計画機能に含まれる適応型予測および製品ライフサイクル計画の完全な自動化、2)適応型予測における計画対象毎の最適な方式とパラメータの選択、3)外部委託業者に関係する計画機能の強化による、外部委託の利用拡大によって発生するビジネス上のニーズへの対応、4)輸送/配車計画、生産計画などの機能強化とその他詳細なスケジューリング機能の装備による、適応型ネットワーク・プランニングの推進

各業種特有の新機能の実装や既存機能の強化
1)紐付き生産/調達プロセスにおける高度な計画立案機能との融合が、機械メーカー向けの新しいビジネス・プロセスとなります。このプロセスにより、産業用機械や構成部品製造に多く見られる、顧客別の独自設計や、プロジェクトもしくは個別の受注に紐付いた製造プロセスにおける部材/工程制約を考慮した計画立案が可能になります。このプロジェクト製造機能により、企画から完成までの時間の短縮や在庫の削減が可能になり、処理能力の向上やオンタイム・デリバリーの拡大に役立ちます。2)小売業界向けには、店舗レベルの予測・補充による在庫切れの回避、在庫状況の改善が可能になり、輸送費と人件費の削減に貢献します。

SAP SCM4.1における、イベントマネジメント機能の強化
SAP SCM4.1においては、SAP Event Management(SAP EM)とSAPのRFIDソリューションとの融合により、監視機能(モニタリング、トレーシング、トラッキング)が強化され、より利用効果が飛躍的に向上されます。海外におけるSAPのRFIDソリューションの9割以上の利用事例において、このSAP EMにて、監視機能を強化しています。

SAPジャパンは、この機能強化を梃に、製造業を中心に、年内10社の顧客企業への導入を目標にしてビジネスを展開します。

参考資料「RFID対応SAPソリューション開発を推進し、顧客企業のニーズに対応」はこちらをご覧ください。

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト (ERP) をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント (SRM) やサプライチェーン・マネジメント (SCM) 、カスタマーリレーションズ管理 (CRM) 、企業向けポータル (Enterprise Portal) 、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、22,600以上の企業で1,200万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネス・プロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに1,100社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。( http://www.sap.co.jp )

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