ダシの専門メーカー「マルハチ村松」、食品業界でいち早くトレーサビリティを高めるシステムをSAPの「cFolders(cフォルダー)」を用いて実現

2004年6月17 日 by SAP News 0

~食の安全性と信頼性の更なる向上に向けて~

Tokyo株式会社マルハチ村松(本社:静岡県焼津市城之腰、代表取締役社長:村松 憲行、以下マルハチ村松)とSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区大手町、代表取締役社長:藤井 清孝、以下SAPジャパン)は本日、マルハチ村松において、社内のみならず社外も含めたトレーサビリティ(履歴管理)を更に高めるシステムが稼動開始したと発表しました。

天然調味料や機能性食品素材を主力商品とするマルハチ村松は、1999年9月に基幹系システムとしてSAP R/3を導入し、決算業務の迅速化やリアルタイムでの経営情報の把握、社内での情報共有化を実現しています。また、SAP R/3の導入により、原料の仕入れから製品の出荷までを迅速に遡及することが可能になり、社内におけるトレーサビリティも確保していました。
今回は、食品業界への安全や安心に対する要求やJAS法改正に伴う水産物に原産地表示義務化への対応、
そして、食の信頼性の更なる向上を目的とし、SAPの製品ライフサイクルを管理するアプリケーション「mySAP PLM」の一部機能である「cFolders(cフォルダー)」を食品業界では、初めて導入しました。

マルハチ村松は「cFolders(cフォルダー)」の機能を利用して、ダシの原材料である鰹節などの納入業者が原料(魚や加工)に関する情報を直接入力できるようにしました。納入業者は、鰹節の産地やロットをはじめ、船名、加工履歴、入荷日など原料の素性や加工情報をウェブを通じて送り、マルハチ村松のcFolders上に保存します。直接入力できない業者には、品質納品カードの入庫伝票への添付を義務付けています。SAP cFoldersに保存される製品の属性情報は、SAP R/3と定期的に同期がとれているため、マルハチ村松の従業員が普段使用しているSAP R/3の画面から情報を呼び出すことが可能になりました。
これにより、製品の属性に対する問い合わせに回答するまでの時間が大幅に短縮され、お客様への迅速な対応が可能となりました。マルハチ村松は、トレーサビリティの精度を高めるとともに、「食の安全性と信頼性の更なる向上」を図っております。

マルハチ村松では、本年6月より、品質保証課を品質保証部として拡大し、これまで以上にお客様に対し品質の高い商品の提供を目指しています。品質保証部が、SAP cFoldersを利用したトレーサビリティ拡大の取り組みに対しても積極的に推進し、すぐに対応できる納入業者から段階的に協力を促し、2005年末までには主力業者約100社の品質情報をウェブ化し、より迅速なトレーサビリティの実現を目指します。

SAP cFolders について
SAP cFoldersは柔軟性に富む、共有性に優れたソフトウェアです。ウェブ開示や外部ファイルの取り込み、掲示板、ワークフロー通知などの機能により、ウェブを通じた文書ファイルの共有を可能にし、社内外のコミュニケーションを円滑にします。

マルハチ村松について
マルハチ村松は、創業明治初年、ダシの専門メーカーで、天然調味料、機能性食品素材、バイオ医薬用素材のリーディングカンパニーです。マルハチ製品であるダシを加工食品、健康食品、バイオ医薬品メーカーや外食産業などへ幅広く供給し、世界の人々においしさと健康を提供しております。

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト (ERP) をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント (SRM) やサプライチェーン・マネジメント (SCM) 、カスタマーリレーションズ管理 (CRM) 、企業向けポータル (Enterprise Portal) 、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、21,600以上の企業で1,200万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに1,100社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。(http://www.sap.co.jp )

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