インテックとSAPジャパン、金融機関向け次世代型コンタクトセンター・ソリューションの提供で協業

2004年7月8 日 by SAP News 0

Tokyo株式会社インテック(本社:富山市牛島新町、代表取締役社長:中尾哲雄)とSAPジャパン株式会社(本社:千代田区大手町、代表取締役社長:藤井清孝)は、金融機関を対象とした次世代型コンタクトセンター・ソリューションの開発および提供に向けて協業します。両社は共同で次世代型コンタクトセンター・ソリューションの開発を行うとともに、全国の金融機関に対するソリューションの提供ですでに実績のあるインテックの販売経路を活用し拡販を狙います。

昨今の金融機関では、リテール(個人客取引)戦略が重視されており、取引実績や地域、チャネル(販売経路)といったさまざまな切り口によるマーケティング手法の活用と効果的な顧客対応が求められています。コンタクトセンターにおいても、従来のテレフォンバンキングやテレマーケティングだけではなく、顧客一人ひとりのニーズに合致した、よりきめの細かいサービスと情報提供が求められています。
これらのニーズに応えるため、インテックとSAPジャパンはお互いの強みを組み合わせ、製品の開発・販売を協力して行うことに合意しました。発売は2004年内を目指しており、これに先立って共同セミナーなどのプロモーションを行い、営業面での協業も積極的に進めます。今後3年間で、10以上の金融機関への導入を目指します。

1) 「F3 コンタクトセンター on mySAP CRM」の提供
 両社は、インテックの金融機関向け総合情報系システム「F3 (エフキューブ)」のコンタクトセンター部分と、SAPが提供する「mySAP CRMインタラクションセンター」とを組み合わせ、「F3コンタクトセンター on mySAP CRM 」として提供します。具体的には、「mySAP CRMインタラクションセンター」の (1) キャンペーン管理やセグメント分析などのマーケティング機能、(2) オペレータの適正配置、コール量の分析やシミュレーションを行うワークフォース機能、(3) ログや対応履歴の分析とレポート作成を行う分析機能に、F3のテレフォンバンキング機能、テレマーケティング機能等を加えます。これにより、コンタクトセンターのフロント対応業務からバックエンドでの分析・業務改善までを通じた一連の連携が可能となります。

「F3 コンタクトセンター on mySAP CRM」は、標準価格 3,500万円(税別)(SAP製品のライセンス、ハードウエア費用、導入費用を除く)から提供します。

2) 営業情報から経営管理系情報までの統合および「金融コンシェルジュ・サービス」との連携
「mySAP CRMインタラクションセンター」は、SAPの金融機関向け会計・人事管理ソリューションと連携しており、コンタクトセンターで収集した顧客や地域、チャネルなどのセグメント情報を元に原価・収益分析をしたり、人事管理、四半期決算などの経営管理システムへ連携したりすることが可能となり、営業系情報と経営管理系情報の統合が実現できます。

また、インテックは、「F3コンタクトセンター on mySAP CRM 」と、SAPジャパンとテレフォニーダイレクト株式会社が既に発表している「金融コンシェルジュ・サービス」とを連携させることにより、顧客ごとにきめ細かいサービス・情報を効率的に提供し、顧客との関係をより深める「次世代型コンタクトセンター・ソリューション」を実現します。

「F3 (エフキューブ)」について
インテックが提供する、金融機関向け総合情報系システム。顧客情報データベースを核にすべてのデリバリー・チャネルからの情報を集約する情報共有基盤を構築することで、分析系及び実行系の業務支援ソリューションを実現します。本システムは、渉外支援、コンタクトセンター、顧客情報管理、CRMなどの仕組みを組合せることで、効率的な業務運用の実現に役立てることができます。国内の地方銀行・信用金庫等の70機関に導入実績があります。

「金融コンシェルジュ・サービス」について
お客様のライフプランに合わせ「資産形成・資産運用」に必要な個別の情報提供やご相談を承り、就職後から老後までロングランでの関係性を築いていくためのパーソナルな専用窓口サービスを指します。お客様(口座保有者)や生活者(新規見込み客)に対し、「貯蓄」「運用・投資」「ローン」の情報提供や相談サービスをきめ細やかに提供していくサービスです。このサービスはテレフォニーダイレクト社によるコンタクトセンター構築に関する構想に基づき、テレフォニーダイレクトとSAPジャパンが金融機関向けソリューションを共同開発、これをベースにSAPジャパンがシステムを構築するというトータル・ソリューションを提供するものです。第一弾として、銀行版コンタクトセンター・ソリューションを開発します。

「mySAP CRM インタラクションセンター」について
mySAP CRMが提供するコンタクトセンター機能の総称です。テレマーケティング、テレセールス、サービスなどの業務を豊富な機能で支援します。インタラクションセンター単体での小規模導入から、他のCRMコンポーネント、基幹システムとの導入まで、企業のCRMビジョンに合わせた柔軟な導入アプローチが可能です。ライセンス価格は1ユーザあたり30万円台~、パートナーが提供する短期構築パックを活用することで、1カ月以内での短期導入が可能です。

株式会社インテックについて
株式会社インテックは、1964年に設立された独立系の総合IT企業です。「ITコンサルティング」「システムインテグレーション」「ソフトウェア開発」「アウトソーシング」「ネットワーク」を柱に、医療や金融、行政、製造など様々な分野のお客さまに最適なトータルサービスを提供しています。インテックはこれまで、金融機関を対象とした総合情報系システム「F3 (エフキューブ)」を70以上の地方銀行・信用金庫・生損保等に導入し、そのうち約3割に、窓口や電話、eメールなど顧客との接点を統合したコンタクトセンター・ソリューションを提供しています。東証・名証一部上場。URL http://www.intec.co.jp/

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト (ERP) をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント (SRM) やサプライチェーン・マネジメント (SCM) 、カスタマーリレーションズ管理 (CRM) 、企業向けポータル (Enterprise Portal) 、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。

すでに世界では120カ国、22,600以上の企業で1,200万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに1,100社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。 URL http://www.sap.co.jp/

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