社会福祉法人 聖隷福祉事業団、国内全病院施設で会計モジュール稼動

2005年7月15 日 by SAP News 0

全施設の財務状況が迅速に把握可能に
全国5病院を含む全81施設

TokyoSAPジャパン株式会社(代表取締役社長:藤井 清孝、東京都千代田区大手町、以下SAPジャパン)は、社会福祉法人 聖隷福祉事業団(理事長:山本 敏博、静岡県浜松市、以下聖隷福祉事業団)において次期統合会計システムとして本年4月1日にSAPの「SAP for Healthcare(病院/医療機関向けソリューション)」の会計モジュールが当初のスケジュール通り稼動開始し、これにより、全施設の財務状況を迅速に把握可能となった、と発表しました。全国規模の病院において、統合基幹業務システム (ERP: Enterprise Resource Planning)の会計モジュールが導入されるのは、聖隷福祉事業団が初めてとなります。

医療業界を取り巻く環境は急激に変化しており、病院経営は一段と厳しさを増しています。このような背景に加え、聖隷福祉事業団では、制度改正やグループ会計、外部監査への対応や、経営情報の一元管理や連結管理の視点での経営意思決定支援、さらには基幹システムの全体最適化など、財務会計、管理会計及び情報システムのレベルアップが課題でした。今回、「質の向上」と「スピードアップ」を目標に以下の8項目を主体とした財務会計システムを実現しました。

1.病院会計準則改正への対応
2.月次決算の早期化
3.一般会計と特別会計のシステム統合
4.本部での資金管理の一元化
5.Excel等との連携が可能なシステム
6.合併、予算計画シミュレーション可能なシステム
7.電子帳簿の活用によるペーパレス化
8.標準パッケージの活用(長期利用、カスタマイズの最小化)

「SAP for Healthcare」によって、全国81施設の迅速な財務の透明性の実現や各種経営分析資料の作成、決算の早期化、エンドユーザが使いやすいシステムの構築、病院福祉施設経営の合理化、効率化および健全化への支援システムを構築しました。

今回聖隷福祉事業団が導入した「SAP for Healthcare」は、財務会計をはじめとし、管理プロセスの簡便化、総所有コストの縮小、迅速な請求と回収を通じ、生産性と組織の価値を高めます。聖隷福祉事業団は、「SAP for Healthcare」を基盤に、病院5施設(2,216床)、健診2施設の医療・保険事業、介護老人保険施設等67施設の住宅・福祉サービス事業、有料老人ホーム等7施設(2,413戸)など全81施設175事業を対象に、財務会計の充実を図り、その後、原価計算および情報システムにおける課題解決も注力していきます。

今回の聖隷福祉事業団における「SAP for Healthcare」導入はSAP主導で行ない、株式会社ソフテス(社長:鈴木 忠雄、静岡県浜松、以下ソフテス)が追加開発や現地での運用を支援しました。プロジェクトは2004年8月より開始され、8ヶ月という短期間にて「SAP for Healthcare」会計モジュールが導入されたことになります。

社会福祉法人 聖隷福祉事業団について
聖隷福祉事業団は、昭和初期、結核の患者さんをお世話することから始まりました。その後、診療所から病院へと拡充を計り、対象の患者さんも結核から一般疾病へと広がり、二つの大きな総合病院へと変貌を遂げました。また、結核の予防対策として始まった結核検診は、その後、成人病予防、人間ドック、労働安全衛生、健康増進等の事業を包括した保健事業へと発展しました。さらに2000年に開始された介護保険対応の入所施設、在宅サービス事業、有料老人ホーム事業等、医療、保健、福祉、介護サービスを柱とした総合的なヒューマンサービスを提供しています。

SAP for Healthcare(病院/医療機関向けソリューション)について
SAP for Healthcareは、mySAP Business Suiteのソリューション群と病院/医療業界に必要とされる特有な機能を兼ね備えた、業種別ソリューションです。激しい競争と政府の規制、コスト管理、質の高い患者ケアの必要性など、さまざまな課題に直面する病院/医療機関を支援します。世界40カ国以上の1,000を超す病院で利用されているSAP for Healthcareは、あらゆる経営管理プロセスおよび診療プロセスを網羅するエンド・ツー・エンドのソリューションで、患者向けサービスの強化、戦略的意思決定および収益性の向上を可能とします。SAP for Healthcareは、統合アプリケーションプラットフォームSAP NetWeaverのオープンなアーキテクチャを基盤としており、組織における人材、情報、設備の効果的な管理を実現します。SAP for Healthcareに関する詳細については、こちらをご覧ください。

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト (ERP) をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント (SRM) やサプライチェーン・マネジメント (SCM) 、カスタマーリレーションズ管理 (CRM) 、企業向けポータル (Enterprise Portal) 、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にするさまざまなソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、27,000以上の企業で1,200万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに1,300社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力および企業価値の向上に貢献しています。
SAPジャパンのサイトは、こちらをご覧ください。

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