SAPジャパンと日本NCRが協業「Teradata Virtual Access for SAP」を本年12月出荷開始

2005年7月27 日 by SAP News 0

~SAP BWでTeradataを利用可能にする統合分析ソリューション~

TokyoSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤井 清孝、以下SAPジャパン)と日本NCR株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:細井 英樹)テラデータ事業本部は、2004年1月に両社の本社間で締結されたグローバル テクノロジーパートナー契約のもと、統合分析ソリューション「Teradata Integration Suite for SAP(テラデータ・インテグレーション・スイート・フォー・エスエイピー)」の日本での協業を開始します。その第1弾として、パッケージソリューション「Teradata Virtual Access for SAP(テラデータ・バーチャル・アクセス・フォー・エスエイピー)」を日本NCRより本年12月に出荷開始します。これによって、大容量データを取り扱う企業でも全社規模でのより深く広範な分析環境を実現することが可能になります。販売対象は大容量のデータを取り扱う電機、食品、製薬をはじめとする製造業、通信業、小売業、運輸業、金融業等の大企業を対象とし、ベリングポイント株式会社、株式会社CSK、株式会社日立製作所、株式会社日立システムアンドサービス、株式会社電通国際情報サービス、住商情報システム株式会社等、両社のパートナー企業と協業して販売を行ないます。なお、この統合分析ソリューションの価格は構成により異なります。

「Teradata Virtual Access for SAP」は、SAPのビジネス・インテリジェンス(BI)ソリューションの中核製品である「SAP BW」が持つ優れたOLAP機能に、大容量データボリュームを扱えるデータウェアハウス(DWH)「Teradata」を組み合わせたソリューションです。
 分析の精度を高めていくには全社規模で正規化され、かつ明細レベルで蓄積された詳細な情報が必要となります。今回の統合ソリューションは、SAP BWの多次元分析・レポーティング機能を用いて、より広範なユーザに詳細レベルの情報を提供できるのが大きな特長です。また、従来からSAP BWおよびTeradataを利用しているユーザ企業の中には、既存のIT資産を有効活用しながら、統合されたシングルビューを実現したいというニーズもあり、今回のソリューションはこれらの顧客の声にも応えるものとなります。SAP BWからTeradataに格納されているデータを活用できるようになることで、顧客は投資対効果や運用コスト面で大きな利益を得るだけでなく、より詳細な分析環境と快適な操作環境を得ることが可能となります。これにより、例えば財務・管理会計システムをSAP BWで、顧客・販売管理システムをTeradataで実装しているユーザ企業は、管理会計データと販売データを統合させて、顧客ごとあるいは単品ごとの収益分析や傾向分析などを行うことが容易になります。

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディング・カンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト (ERP) をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント (SRM) やサプライチェーン・マネジメント (SCM) 、カスタマーリレーションズ管理 (CRM) 、企業向けポータル (Enterprise Portal) 、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にするさまざまなソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、28,200以上の企業で1,200万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに1,200社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力および企業価値の向上に貢献しています。
SAPジャパンのサイトは、こちらをご覧ください。

SAP BWについて
「SAP BW」はオープンな統合アプリケーションプラットフォーム「SAP NetWeaver(エスエイピー・ネットウィーバ)」の構成要素のひとつであるビジネス・インテリジェンス「SAP Business Intelligence(エスエイピー・ビジネス・インテリジェンス、SAP BI)」の構成単位です。ビジネス・アプリケーションにおけるレポーティング、分析、データ・ウェアハウス、計画・シミュレーションなどを備えており、SAP製品のみならず、他社のアプリケーションや既存システムとも連携します。

Teradata(テラデータ)ディビジョンについて
NCRコーポレーションの事業部であるTeradataディビジョンは、エンタープライズ・データウェアハウスおよびエンタープライズ向けの分析テクノロジーとサービス分野におけるグローバル・リーダーです。数々の賞を受賞しているTeradataデータウェアハウスは、企業の意思決定促進、顧客との関係強化、更に収益の拡大のために必要不可欠な一元化された視点を得るためのソリューションの中核としての立場を担っています。
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NCRについて
NCRコーポレーション(本社: 米国オハイオ州デイトン、ニューヨーク証券取引所上場、取引コード「NCR」)は、顧客にRelationship Technology™(リレーションシップ・テクノロジー=RT)を中核にしたソリューションを提供するリーディング・カンパニーです。NCRのATM、流通システム、Teradata®データウェアハウスおよびITサービスは、顧客インタラクションによる価値を最大化するRTソリューションを提供します。
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(参考資料)
●「Teradata Virtual Access for SAP」アーキテクチャについて
通常SAP BWは、会計、販売、購買、生産、人事等の基幹業務系データを格納し、インフォキューブと呼ばれる多次元分析用のデータマートを生成し、WebブラウザやエクセルベースのSAP BEx(ビジネスエクスプローラ)を用いて分析を行います。今回の統合分析ソリューションでは、「SAP BW」内に生成するバーチャル・インフォキューブを介し、「Teradata」へのアクセスを実現することで、さらに大量の明細データを利用し、より詳細な分析、あるいはSAP BW内に格納されていないレガシーシステム等のデータと組み合わせて新たな分析を行うことが可能となります。(図表はこちらをご参照ください。)
業務ユーザはバーチャル・インフォキューブを通常のインフォキューブと全く同じように扱うことが可能なため、新たにトレーニングを実施することなく、既に活用しているSAP BWの操作・運用形態をそのまま活用しながら、全社的なデータ分析環境の強化を実現することができます。

●統合ソリューション「Teradata Integration Suite for SAP」について
「Teradata Integration Suite for SAP」は、両社の本社間で締結されたグローバル テクノロジーパートナー契約のもと、SAPの次世代プラットフォームである「SAP NetWeaver」と「Teradata」の統合を目指し、拡張強化されます。今後、「Teradata」-「SAP XI」間のメッセージ・インテグレーション、「Teradata」と「SAP Master Data Management(MDM)」の統合、「SAP Advanced Planner and Optimizer (SAP APO)」、「SAP戦略的企業経営(SAP SEM)」等のアプリケーションとの統合が予定されています。

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