ベリングポイントとSAPジャパン、グローバル人事管理ソリューション分野で戦略的協業を開始

2005年11月14 日 by SAP News 0

~世界規模での人材情報の可視化と人材の最適化を促進~

Tokyoベリングポイント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:内田士郎、以下ベリングポイント)とSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ロバート・エンスリン、以下SAPジャパン)は、世界規模で人事管理の効率化を実現させるソリューションのコンサルティングおよびシステム構築の分野で、戦略的に協業することを発表いたします。

ベリングポイントとSAPジャパンが提供するグローバル人事管理ソリューションは、企業の人的資源を可視化することで、世界規模での適材適所の人材配置を可能とし、また客観的データのモニタリングにより、海外拠点の人事のプロセス管理やリスク管理業務の統制を実現します。また、余分な人件費の削減や、離職による人的経営資源の損失防止に貢献します。

世界規模の事業展開を行っている日本企業の多くは、市場への浸透やコストの削減を目的として、世界各国に向けてその拠点展開を進めると同時に、生産や物流の分野においては早い時期から、その企業活動の基盤形成のためにグローバルレベルでのプロセスやシステムの整備を行ってきました。その一方で、グローバルでの人事管理に関しては、ほとんどの企業が十分な対応ができておらず、本国本社からの出向者をはじめとする一部の人に依存した属人的な人事管理が行われているケースが多く見られます。

2004年5月に独立行政法人の労働政策研究・研修機構が実施した「日系グローバル企業の人材マネジメント調査」によると、調査対象となった日本のグローバル企業のうち、全体の33.4%が現地国籍中間管理職の能力不足という課題を、また35%が本社と海外拠点の意思疎通が十分でないという課題を捉えていることがわかります。このほかにも、日本からの派遣者の現地管理能力が不足している、現地で第一級の人材が確保できない、現地で労働条件・労使関係における紛争が発生しているなどの問題もあげられており、これらは経営者にとって非常に重要な経営課題となっています。

SAPジャパンは、mySAP ERP HCMの持つグローバル人事管理機能とNet Weaver Business Intelligenceが持つ統計分析機能をベースに、ベリングポイントがこれまで培ってきたグローバル人事管理に関するコンサルティングのノウハウを取り込み、グローバル人事管理システムの実装モデルを年内完成にむけて作成しています。

ベリングポイントは、グローバル人事コンサルティングの豊富な実績によって培ったノウハウをもとに、SAPジャパン作成の実装モデルを活用しながら、現状分析/新業務および新システムの基本構想策定/システム設計・構築/海外拠点への展開/運用支援といったグローバル人事管理実現に関する一気通貫のコンサルティングサービスを提供します。

なお、ベリングポイントとSAPジャパンは、今後1年間で3社のグループ企業へ展開し3億円の売上げを目指し、3年間で12社のグループ企業へ展開し20億円の売上げを目指します。

このソリューションは主に下記の課題解決を支援します。
■グローバルでの人事業務統制と業務支援の実現
本社が海外拠点の状況を客観的データにより正しく把握することにより、海外拠点の人事のプロセス管理業務やリスク管理業務をグローバルで統制することを可能とします。また、海外拠点における人事業務のレベルを維持・向上させるために必要な本社からの迅速かつ適切な支援が可能となります。

■グローバルでの人的資源の価値向上
本社と海外拠点が共通の客観的データを参照し現状に対する共通認識を持つことにより、海外拠点を含む企業全体の人事管理を本社・海外拠点が共同で行うことが可能となり、効果的な人的資源の価値向上を可能とします。

■グローバルでの人材の最適配置
職務(ポジション)と人的資源をグローバルで管理することにより、人材のグローバル最適配置が可能となります。

グローバル人事管理ソリューションの特徴
・ベリングポイントが提供する現状分析ツールを用いた多面的な分析による精度の高い現状分析
・ベリングポイントの豊富な事例に基づくスピーディーかつ各企業にとって適切な新業務・新システム構想策定のコンサルティング
・実装モデルを用いた新業務や新システムの早期立上げ(プロジェクト期間の短縮)
・実装モデルを用いた低コストでの新業務および新システムの実現(プロジェクト全体のコスト低減)
・実装モデルを用いた高精度・高品質な新業務および新システム構築の推進(成果物の品質の向上)
・実装モデルを用いユーザー自身がプロジェクト初期段階から確実な導入後イメージを持つことによる、手戻りのない着実なプロジェクト推進
・グローバルに事業展開するベリングポイントおよびSAPジャパンの海外リソースを用いた、海外子会社への早期展開

SAPジャパン株式会社
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト (ERP) をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント (SRM) やサプライチェーン・マネジメント (SCM) 、カスタマーリレーションズ管理 (CRM) 、企業向けポータル (Enterprise Portal) 、製品ライフサイクル管理 (PLM) などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、29,800以上の企業で1,200万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに1,300社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。
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ベリングポイント株式会社
ベリングポイントは、世界最大手のビジネスコンサルティング会社のひとつであり、ビジネスとテクノロジーを融合させることにより、グローバル企業ならびに政府機関のビジネスをサポートしています。世界中で17,000名におよぶプロフェッショナル・スタッフが、顧客企業の事業戦略立案、財務再構築、ビジネスモデルの再構築から業務変革、ITソリューション導入、システム・インテグレーション、組織と人の変革、システムの保守、業務の運用に至るまで総合的に提供しています。日本においては、1,000人規模の組織として、企業を成功に導くサポートをしています。2002年、アンダーセンのビジネスコンサルティング部門との統合後、社名をKPMGコンサルティングからベリングポイントに変更しました。世界で100万部の発行部数を誇るビジネス誌『フォーチュン』の調査で「コンピュータ・データサービス分野において米国で最も賞賛される企業」のひとつに選ばれています。
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