【参考資料】SAP、ビジネスプロセスのエキスパートを対象とした初のオープンコミュニティを開設

2006年10月3 日 by SAP News 0

4カ月弱で3万人を突破、参加者からは圧倒的なサポートを獲得
(本リリースは、9月12日に弊社独本社から発表されたものの抄訳です)

Tokyo【米ラスベガス発】 – SAP AG(NYSE: SAP、以下SAP)は、SAPが提唱するエンタープライズ・サービス指向アーキテクチャ(enterprise SOA)のビジネス価値をお客様やパートナーが体験できるように、ビジネスプロセスのエキスパートを対象とした業界初のオープンコミュニティを開設しました。ビジネスプロセスのエキスパートは、ビジネスアナリスト、ビジネスコンサルタント、プロセスコンサルタント、アプリケーションコンサルタント、プロセス開発者など多岐にわたりますが、あらゆる企業で重要な役割を担っており、ビジネスとITとの橋渡しを行うことでビジネスプロセスの進化を推進しています。SAPは、これらのエキスパートを対象にモデル駆動型のツールだけでなく、モデルされたコンポジット・アプリケーションをいち早く提供した企業です。これにより、ビジネスプロセスのエキスパート自身が、統合プラットフォームの「SAP NetWeaver」を活用し、コーディングの作業を減らすとともに、これまでITでよく見られていた開発などの遅れを引き起こすことなく、ビジネスプロセスを構築し実行できるようになります。

コミュニティの開設によって、ビジネスプロセスのエキスパートは、効率よく情報、経験を共有し、enterprise SOAを活用してビジネスの俊敏性を高めることができます。このコミュニティは「Business Process Expert Community「ビジネス・プロセス・エキスパート・コミュニティ」と呼ばれ、本年5月に米国で開催された「SAPPHIRE ‘06」で発表されました。その後4カ月足らずの間で3万人以上のメンバーまで急成長しました。

世界中のビジネスプロセスのエキスパートとのコラボレーションを育む
Business Process Expert Communityは、SAPのお客様やパートナーはもちろんのこと、それ以外のお客様やパートナーも参加できるオープンなフォーラムを通じて共同イノベーションを育むものです。メンバーはブログ、ディスカッション・フォーラム、記事、ビジネスシナリオ・モデル、変更管理のスキル、SAPツールなどにアクセスして協力することで、各自の所属組織により大きな価値をもたらすことができます。さらに、コミュニティでは専門分野別の垂直的・水平的なトピック分野も提供しており、これによって、ビジネスプロセスのエキスパートは職務や業界の近いメンバーのノウハウを活用することができます。

本日の発表と合わせて、SAPは消費財に特化したコミュニティ初の業界別トピック分野を開設しました。これは、「Consumer Products (CP) Knowledge Center」と呼ばれるもので、ベストプラクティス、記事、デモ、プレゼンテーション、ホワイトペーパー、ブログ、スレッド形式のディスカッション・ボードにより、SAPのお客様、パートナー、業界著名人、従業員の知識と経験を蓄積し、これによってビジネスプロセスのエキスパートは情報を共有することができます。すでに活動が開始されているエキスパート・フォーラムには、分析、ビジネスプロセスのモデリング、変更管理に関する水平的なディスカッション・ボードがあります。

認定プログラム
コミュニティの開設とともに、SAPはビジネスプロセスのエキスパートが自らのキャリア形成を推し進める、認定プログラムも発表しました。これは、「スペシャリスト」から「プリンシパル」までの3段階の認定があり、ビジネスプロセスのエキスパートが自らのスキルを拡大し、所属組織により多くのノウハウをもたらす上で中心的な役割を果たします。SAPに加え、ワイドナー大学ビジネススクールを含む教育機関のパートナーが、ビジネスプロセス専門家の認定取得に必要な各種コースを提供します。

ビジネスプロセスのエキスパートの定義
3万人を超えるコミュニティのメンバーは、一般的に以下のようなバックグラウンドを持ちます。

  • 事業部門の業務とコアプロセスに関する深い知識
  • 要件の収集と、ビジネスプロセス・フローのモデリングに関するノウハウ
  • 「IT関連部門に配属された」が、コーディングの知識はあまり持たないビジネスマン、またはビジネス分野に移ってきた元アプリケーション開発者としてのバックグラウンド
  • シンプルなクエリを使用してデータソースから情報を抽出する知識

SAPコミュニティ
SAPでは、Business Process Expert Community以外にも以下のコミュニティを運営しています。

  • 「SAP Developer Network(SAPデベロッパー・ネットワーク、SDN)」(sdn.sap.com):SDNはエンジニアがSAP NetWeaverプラットフォーム上で協力やソリューションの共同開発を行い、ソフトウェア・ベンダ(ISV)、システム・インテグレータ、開発者、エンタープライズ・アーキテクト、コンサルタントが共有する情報源に貢献することのできる中心的な場となっています。SDNには現在、200カ国以上から50万人を超えるメンバーが参加しています。
  • 「エンタープライズ・サービス・コミュニティ」(esc.sap.com):2006年4月に開設され、現在100人を超えるメンバーがエンタープライズ・サービスの定義に関して協力しています。現在は、銀行業界向けエンタープライズ・サービス、汎用RFID、モバイル向けエンタープライズ・サービス、ヘルスケア業界向けエンタープライズ・サービス、公共部門向けの税収管理の5つのESCが活動しています。
  • 「Industry Value Network(IVN)」(http://www.sap.com/community/pub/innovation/ivn/):主としてお客様による参加とSAPが持つ深い業界知識によって推進され、お客様、パートナー、SAPによる共同イノベーションと、業界別の課題に応えるためのソリューションを迅速に開発する場となっています。IVNを通じて開発されたソリューションは、SAP NetWeaverプラットフォームを活用し、エンタープライズ・サービスを使ったエンドツーエンドのビジネス・ソリューションを作り出しています。現在は化学、消費財、ハイテク、公共機関、小売の5つのIVNが活発に活動しています。

Business Process Expert Communityの詳細については、http://bpx.sap.comをご覧ください。

以上

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