【参考資料】SAPとSunGardが協業、第一弾製品として、統合プラットフォーム上で稼働する資産負債管理ソリューションを提供

2007年6月15 日 by SAP News 0

エンタープライズSOAを活用し、ITの複雑性を軽減させることで銀行を支援

(本リリースは、5月14日に弊社独本社から発表されたものを和訳したものです)

Tokyo【オーストリア・ウィーン発】 – SAP AG(以下SAP)とSunGard(www.sungard.com)は、高まる規制要件に対応し、コストを管理すると同時に売上拡大を図るという銀行のニーズに応えるための協業計画について発表しました。SAPとSunGardは今回の協業により、お客様がエンタープライズ・サービス指向アーキテクチャ(エンタープライズSOA)のビジネス価値を実現できるよう支援することで、統合プラットフォーム上で複雑性を軽減し、コストを削減し、業界をリードするコンプライアンス機能のメリットを実現することを目標とします。この発表は5月14日から16日までの間、オーストリア、ウィーンで開催された、SAPの国際的なお客様向けカンファレンスであるSAPPHIRE ‘07において行われました。

協業により提供する最初の製品は、共同の資産負債管理ソリューションとなります。SunGardの金融システム事業担当部門CEOであるハロルド・ファインダーズ(Harold Finders)氏は、「今回の協業は、SAPとSunGardの間で実りある提携関係を実現するものとして、両社が期待を寄せている第一歩です。さらにこれは、お客様に、SAPに、そしてSunGardに勝利をもたらすものです。まずは欧州で、本製品提供の開始を予定しています。SunGardでは、今後数年間でエンタープライズ・インフラストラクチャ・プロバイダの数が縮小すると予想しています。そのため、世界的リーダー企業であるSAPとの協業によって、弊社のベストオブブリード・ソリューションであるBancWare ALMをSAP上で銀行のお客様に提供できることを嬉しく思います。SunGardのBancWareソリューションは、40カ国以上で500を超えるお客様に使用されており、この中には、世界のトップ10入りしている銀行のうち7行や、また欧州のトップ10入りしている銀行のうち6行も含まれています。SAPとの協力によって、こうした基盤を拡大できることを楽しみにしています」とコメントしています。

SAP AGの最高経営責任者代理兼エグゼクティブ・ボード・メンバー兼グローバルカスタマーソリューション&オペレーション プレジデントのレオ・アポテカー(Léo Apotheker)は、「卓越した技術と銀行業界のノウハウで知られ、長きにわたって業界リーダーの地位を維持しているSunGardが、SAPによるビジネスプロセス・プラットフォーム上で自社のアプリケーションを展開することになり、非常に嬉しく思います。銀行業界でこのような戦略を実行するというのは、容易な決断でした。私たちにとって銀行業界は戦略的に重要あるため、SAPは現在、パートナー各社や銀行との協業を通じて、業界リーダー各社との共同イノベーションを実現するため、高水準の取り組みを示しています。こうした共同イノベーションが目指しているのは、次世代の高業績企業の実現で銀行を支援するバンキングソリューションを提供することです」とコメントしています。

協業においては、SAPによる銀行業務向けのアプリケーションとビジネスプロセス・プラットフォームと、SunGardの業界をリードするバランスシート・リスク管理ソリューションであるBancWare(ALM)の強みが組み合わさります。バランスシートのリスクを正確に測定・管理するためには、正確なデータへの迅速なアクセスが求められます。SunGardのBancWareソリューションをビジネスプロセス・プラットフォーム上で提供することにより、銀行業務の分析データを管理・統合するための最先端プラットフォームが実現し、銀行は信頼性の高いデータに素早くアクセスすることができます。金融機関にとっては、こうした統合製品を使用することで、金利や為替のリスクを正確に、一貫して、包括的に測定・管理することができます。資産負債管理向けにこのようなバンキング管理の統合ソリューションを展開することで、銀行は統合と管理に伴う負担を軽減し、総所有コスト(TCO)の削減によってメリットを享受することができます。製品の提供開始は、まずは欧州で行われる予定です。

SunGardのBancWareソリューション

リスク管理とパフォーマンス管理を統合したSunGardのソリューション群であるBancWare(http://www.sungard.com/bancware)は、銀行、住宅ローン会社、クレジットローン会社などの金融サービス機関に使用されています。金融プロフェッショナル向けに設計されたBancWareは、資産負債管理や予算管理・計画立案を実現し、収益性、経済資本、業務リスク、Basel IIの基準に対応するモジュール式のソフトウェアおよびコンサルティングソリューションであり、リスクを一元的に表示することで、組織のあらゆるレベルで資本管理とビジネス上の意思決定の向上に寄与します。

SAP、次世代の銀行業務を支援

SAPの技術とエンタープライズSOAを活用することで、SAPは、SAP NetWeaverを活用した銀行業界向けのビジネスプロセス・プラットフォームを実現し、業界に特化した再利用が可能なエンタープライズサービスとビジネスプロセスの各要素を体系化しています。このプラットフォームは、銀行がビジネス機会を獲得する際のスピード、効率性、収益性を高められるよう設計されています。さらに、SAPのパートナー各社は、ITの複雑化を招くことなく銀行の業務に貢献する各種サービスを追加することで、プラットフォームの充実化を図っています。なお、SAPPHIRE ‘07 Viennaでは、銀行(ABN AMRO、Standard Bank)やソフトウェア・ソリューション・プロバイダ(SunGard)をはじめ、業界をリードするパートナー各社との共同イノベーションが、適応可能なITによるビジネスの成長というビジョンの実現に貢献し、銀行業務向けのビジネスプロセス・プラットフォームが幅広く採用されたことが発表されました(2007年5月14日付けの関連リリース『Banks and Insurers Capitalize on New Business Opportunities Through Co-Innovation with SAP and Partners(銀行と保険会社、SAPおよびパートナー各社との共同イノベーションによって、新たなビジネス機会を創出)』をご覧ください)。

SunGardについて
40億ドルを超える年間売上高を誇るSunGardは、金融サービス、高等教育、公共部門向けのソフトウェアと業務処理ソリューションの世界的リーダー企業です。同社はまた、情報を必要とするあらゆるタイプの企業が、ビジネスの継続性を確保できるよう支援しています。SunGardは現在、50カ国以上で事業を展開し、世界の金融サービス企業トップ50社をはじめ、25,000社以上の顧客にサービスを提供しています。詳細については、www.sungard.com をご覧ください。

商標情報:SunGard、SunGardロゴおよびBancWareは、SunGard Data Systems Incまたは米国およびその他の国々における同社子会社の商標または登録商標です。その他記載されているすべての商号は、それぞれの会社の商標または登録商標です。

SAP for Bankingについて
SAP for Bankingは、エンタープライズSOAに対応した単一のビジネスプロセス・プラットフォーム(BPP)上で開発された銀行業務固有のサービスやソリューション(トランザクションバンキング、CRM、リスク管理)と銀行業務関連のサービスやソリューション(財務会計、人的資本管理、調達)を提供します。世界60カ国に600社以上の導入実績を誇るSAP for Bankingは、銀行業務環境にあるフロントオフィスとバックオフィスのあらゆる側面を管理する統合されたツールと自動プロセスを提供しており、大容量トランザクション・バンキング・プロセス、CRMから、財務管理、コスト管理、収益性/リスク分析に至るまで、幅広く網羅しています。SAP for Bankingは、「SAP NetWeaver」のオープンなアーキテクチャベースにしているため、金融機関がトランザクションと関係構築を優れて管理できるようにするだけでなく、市場機会を迅速に把握し、顧客の個々のニーズに応じた新製品を容易に開発できるようにします(SAP for Bankingの詳細は、http://www.sap.com/japan/industries/banking/ をご参照ください)。

以上

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