SAPジャパン、IBCS、日本IBMが協業を強化

2007年7月4 日 by SAP News 0

TokyoSAPジャパン(社長:ロバート・エンスリン、本社:東京都千代田区)、IBMビジネスコンサルティング サービス(社長:椎木茂、本社:東京都千代田区、以下IBCS)と日本IBM(社長:大歳卓麻、NYSE:IBM、本社:東京都港区)は、ますます高度化するお客様の経営変革へのニーズに対応し、SAPソリューションの導入をより専門的に支援するため、SOA(サービス指向アーキテクチャー)分野でのサポートなど協業をさらに強化していくことで合意しました。

具体的な協業分野は以下の通りです。

  1. IBCS バリュー・デリバリー・センター(VDC) 内にSAP専門営業チームを設立
    IBCSでは、2005年7月に設立した、SAP製品を中核として経営戦略の策定からシステムの導入・運用管理までを包括的に支援するVDC内に、新たにSAPプロジェクト提案を専門に行うコンサルタント約20名の営業チームを組織化しました。お客様のビジネス環境、システム環境がより複雑になる中で、提案段階からSAP製品やプロジェクトマネジメントに関する専門的なスキルが求められるようになってきており、SAPと共同で、コンサルタントが専門営業としてプリセールス活動に参加することにより、お客様の要望・課題をより的確に捉え、迅速にお客様への提案を実現することが可能になります。VDCでは、マーケティング/プリセールスからコンサルティング、導入、運用管理までを一貫して提供していきます。
  2. イノベーション・ラボ(仮称)の新設
    イノベーション・ラボを立ち上げ、SOAをはじめとする多様な最新技術の適用の検証、デモンストレーションを行います。これにより、お客様は自社の課題や環境に応じて、各種の最新技術を体感でき、あらかじめシステム導入の際の検証を行うことが可能になります。IBMおよびSAPが推進する技術について、スクリーンを通して、体感型のデモ環境を提供します。今回、3社が共同して提供するサービス「イノベーション・ラボ for エンタープライズSOA」では、SAP NetWeaver®を活用したエンタープライズSOAを推進する共同チームを立ち上げ、エンタープライズSOAの検証、テスト、デモを行います。エンタープライズSOAの導入に関して、数日間のクイック・アセスメント・サービスや数ケ月規模のパイロット・プロジェクト支援サービスを提供していきます。

    また、イノベーション・ラボでは、IBM SOA Industry Roadmaps(1) やIBM SOA Foundation(2)(SOAファウンデーション)に基づいたSOAのデモ環境・検証サービスも提供し、例えばSAPのソリューションと組み合わせた既存の情報資産の有効な活用方法や業界に最適なビジネス・プロセスなどを体感いただけるようになります。
  3. SAP/IBM パートナー施策の強化
    SAP/IBMの既存/新規パートナー向けのビジネスを強化すべく、SAPジャパンと日本IBMの2社は、新たに以下の取り組みを開始します。

    • SAPシステム環境分析ツール「IBM® Insight for SAP® ERP」の国内展開を開始
      SAPのパートナー企業がお客様のSAPシステムを診断するにあたり、現状のSAPシステム環境を分析するIBMのツールである「IBM Insight for SAP ERP」の国内での本格展開を、本日より開始します。このツールを利用することで、システム診断の一連作業である 1)データ収集の対象となるシステムの範囲の設定、2) データ収集のための機器設置、3) データ収集、4) 機器の回収、5) データ分析、6) 分析結果の報告、に要する期間をこれまでの2、3週間から最短で1週間程度に短縮されることが期待されます。なお、日本IBMとSAPジャパンは、SAPのパートナー企業向けのトレーニングコース「IBM Insight for SAP ERPトレーニング」を7月より2ヶ月に1回開催していく予定です(問い合わせ先:r3sizing@jp.ibm.com)。
    • SAPおよびIBMパートナーのスキル育成を目的とした新施策
      特に中堅中小企業向けのSAPビジネスを加速させるために、2社のビジネスパートナー向けに、SAP ERPおよびIBMのデータベース管理ソフトウェアである「DB2®」の新しいスキル育成施策を発表します。SAP市場ではSAPのスキルを持った技術者が不足しており、SAP関連以外のIT市場で活躍するDB2、Tivoli®の技術者でSAP導入未経験者にも、SAP市場に参入いただくことを目指します。また、すでにSAP市場で活躍するコンサルタントの方にIBM DB2のスキルを身につけていただき、今後増大するDB2へのニーズに円滑に対応いただくことを目的としています。詳細は以下のとおりです。
      • 「SAP ERPワークショップ」
        運用管理ソフトウェアである「Tivoli」や「DB2」の知識のあるIBMパートナーを対象に、SAP ERPに関する無償のワークショップを開始します。第一回は8月上旬にIBMオフィスにて開催し、第二回以降は9月から月1回開催する予定です。
      • 「DB2ワークショップ」
        SAPに最適化されたDB2新機能、SAP-DB2運用管理とSAP-DB2簡単システム複製ソリューションの概要に関する、無償のワークショップを開始します。第1回は、7月中旬に東京・大阪のSAPジャパンオフィスにて、8月以降は、東京のSAPジャパンオフィス内にて月1回程度開催する予定です。
      • 「SAP DB2ヘルプデスク」を開設
        DB2の機能やシステム構成に関する問い合わせをすることができる、SAPパートナー専用のヘルプデスクである「SAP DB2ヘルプデスク」を、本日、日本IBM内に開設し、5名体制で活動を開始します(問い合わせ先:SAPDB2@jp.ibm.com)。

以上

1) IBM SOA Industry Roadmaps:銀行や保険、流通といった業界毎に定義したビジネス設計図と標準的なビジネス・プロセス、SOAを実装するための雛形。
2) IBM SOA Foundation:SOAに基づいたシステムを実装するために必要な、モデリング・組み立て・実行・監視といったライフサイクルの下で推進する手法とツール。

IBM、DB2、Tivoliは、IBM Corporationの商標です。

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