SAPジャパン、エンタープライズSOA環境を実現する次世代サポートサービスを提供開始

2007年11月14 日 by SAP News 0

他社アプリケーションも含めたシステム全体の運用管理支援は業界初

TokyoSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:八剱 洋一郎)は本日、エンタープライズ指向アーキテクチャ(エンタープライズSOA)ベースのシステムを円滑に運用するためのガイドラインとなる包括的なソリューション運用法(スタンダード)とサポートサービスの施策を発表しました。具体的には、アプリケーションの運用手順書である「エンドツーエンド(E2E)ソリューション・オペレーション・スタンダード(以下、スタンダード)」と、それを導入支援するパッケージサービスおよびトレーニングを提供します。これにより、より低リスク、低コストで効率的にSAPが提供するソリューションを運用管理することができます。今回発表するスタンダードは、最新版のSAP Solution Manager*1(エスエイピー・ソリューション・マネージャー)というソフトウェアツールにより実現されます。スタンダードは以下より無償でダウンロードいただけます。
http://www.sap.com/japan/services/support/standards_support/

企業は、高い可用性や既存システムの継続、迅速に変化に対応できる柔軟性や総所有コスト(TCO)の軽減化を求めています。また、サービスレベルアグリーメント(SLA*2)の調整や監視を行うため、アウトタスキング(一部の業務の外部委託)やアウトソーシングの管理を必要としています。アプリケーション管理の最適化を行うためには、自社内やソフトウェアベンダーの経験を活かした標準化手順が重要な前提条件となります。

エンドツーエンド(E2E)ソリューション・オペレーション・スタンダード:標準化による効率の向上
最適なソリューション運用を実現するスタンダードでは、「障害原因分析」、「変更管理」、「ビジネスプロセスの統合と自動化」、「ソフトウェアアップグレード」の4つの重要な分野と、企業のビジネス部門やIT部門におけるソリューション運用の重要なプロセスとなる16項目を定義しています。これらのスタンダードやベストプラクティスは、ビジネスプロセス・エキスパート(ビジネスプロセスの設計や実行を行う担当者)や、SAPソリューションのIT部門の担当者のニーズに応えるガイドラインとなります。

これらのスタンダードの分野ごとに、各タスクをどのように実行するかを標準化したベストプラクティスの手順や、SAP Solution Managerのどのツールを使うのかを記述した説明書、トレーニングや認定制度、スタンダードの導入の支援を行うサービスを用意しています。

SAP アクティブグローバルサポート、上級副社長のウベ・ホンメルは次のように述べています。
「ソリューション運用を実現するSAPスタンダードはミッションクリティカルなシステムの運用サポート体制を構築するための詳細な情報やガイダンスを提供します。こうしたスタンダードは、SAPが35年間お客様と共に築き上げた経験から、SAPソリューションを最大限に活用するには、どのような運用プロセスが最適かをまとめたものです。SAP Solution Managerを通じてナレッジを共有することで、お客様が障害を回避し、リスクを軽減し、SAPソリューションの可用性やパフォーマンスの向上を支援します。これらのスタンダードはプロセスを自動化して円滑に加速させ、運用コストをさらに低減させます」

E2Eソリューションオペレーションの導入支援:
ソリューション運用法となるスタンダードと共に、SAP 自身のサポート部門の経験を活かし、ITソリューション運用法の最適化や活用をエンドツーエンドで促進する2種類の必要なサービスや教育を組み込んだサービスパッケージを提供します。これらは、異機種混在の複雑化したITシステム環境のアップグレードやシステム統合に直面したお客様に、たとえば、ABAPTMとJavaのようなマルチテクノロジー環境でのクライアント側とサーバ側のシームレスなサポートを行うための詳細な診断ツールと、エンドツーエンドのソリューションサポートを実施するためのナレッジトランスファーを組み合わせた形で提供します。

下記のサービスパッケージは、設定に必要なソフトウェアツールや認定制度を含むトレーニング、包括的なナレッジトランスファーが含まれます。

【サービスパッケージ】

  • 「E2Eソリューション・オペレーション・スターター・パッケージ」:ソリューション運用戦略の基盤となる、障害原因分析と変更管理のスタンダードに焦点をあてます。
  • 「E2Eソリューション・オペレーション・アドバンスド・パッケージ」:ビジネスプロセス監視、およびお客様のソリューションの運用性、可用性、安定性を最適化するデータボリューム管理のスタンダードに焦点をあて、最終的に運用のTCOの削減を目指します。

【トレーニングと認定制度】

ソリューション運用を行う上で、エンドツーエンドのビジネスプロセスは企業にとって課題となっています。SAPでは、上記に記述した4分野に焦点をあてたエンドツーエンドソリューション運用に沿った、トレーニングおよび認定カリキュラムを準備しています。カリキュラムの種類は運用スタンダードに定義された項目に沿って、今後順次増やしていく予定です。

会場:東京サンケイビル

  • E2Eソリューションオペレーション-障害原因分析 11/19-23(5日間)
  • E2Eソリューションオペレーション-変更管理 12/10-14(5日間)
  • E2Eソリューションオペレーション-テクニカルアップグレード計画 11/26-27(2日間)

(導入サービスパッケージとは別に、個別でも提供します)

以上

*1)SAP Solution Manager:システム導入や運用、最適化などSAPソリューションを管理、運用するためのインフラツール
*2)利用者にサービスの品質を保証する制度

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