SAPジャパンと豆蔵がSOA分野で協業

2009年2月12 日 by SAP News 0

~コンサルティングやトレーニングによりSOA市場の拡大に貢献~

TokyoSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ギャレット・イルグ、以下SAPジャパン)と株式会社豆蔵OSホールディングス(代表取締役社長:荻原紀男/本社:東京都新宿区:マザーズ登録銘柄コード3756:以下豆蔵OSホールディングス)の事業会社である株式会社豆蔵(代表取締役社長:山岸耕二/本社:東京都新宿区、以下豆蔵)は、サービス指向アーキテクチャ(SOA)分野での協業を開始し、SAPのSOAビジネスの拡大を目指すとともにSOA市場の拡大に貢献します。

厳しい経済環境下において、企業では競争優位を確保する情報システムが求められています。このような背景において、柔軟で変化に強いSOAに対するニーズが高まっており、コンサルティングサービスの拡充やエンジニアのSOAスキルの習得、および人材育成が急務となっています。
SAPジャパンと豆蔵は、こうした市場のニーズに応えるため、下記の協業を通じて企業のSOA導入を促進し、SOAビジネスの強化を図ります。

1.豆蔵が「SAP のSOA 戦略コンサルティングチーム」を設立
豆蔵は、2009年2月に、ビジネスソリューション事業部SOAユニット内に、5人からなるSAP のSOA戦略コンサルティングチームを設立しました。SOA導入においては、システム開発上流工程でのビジネスプロセスやサービスのモデリング*1、プロジェクトマネジメントスキルが求められるようになってきており、包括的なアプローチの実現が不可欠となります。当チームでは、SAPジャパンおよびSAPパートナーと共同で、SOA導入時のライフサイクル全般に渡って、マーケティングおよび営業活動からコンサルティングまでを一貫して、お客さまに提供していきます。

2.豆蔵のSOA方法論「enThology」を活用した
 SAPのSOA導入支援コンサルティングサービスを開始

豆蔵が開発したSOA導入方法論「enThology(エンソロジー)*2」によりSAPのSOA導入を支援します。これまで豆蔵では、サービス化する手法および、これらを使った統合環境を構築する手法をenThologyに体系化して提供してきました。今回、SOA開発のためのSAPの方法論との親和性を保ちつつ、ERPを中心とした統合環境を構築する方法論を、SAPのエンタープライズサービスおよび、SAP NetWeaver®を利用して、SOA導入方法論として構築しました。これにより、上流のビジネス要件からSAP® ERP 6.0で提供されるエンタープライズサービスを活用したサービス実装までをシームレスに結合することが可能となります。

(1)ビジネスプロセス設計支援サービス
  ビジネス要件の分析からサービスの定義まで、モデリングを中心としたコンサルティングを行います。SAPのビジネスオブジェクトモデルやグローバルデータ型等のリポジトリを活用したサービス定義を支援します。
(2)分散システム設計支援サービス
  SAP NetWeaver上で企業レベルでのコンポジットアプリケーションを構築するために、大規模分散システムの設計を支援します。

3.SOA対応アーキテクトを共同で育成
SAPジャパンと豆蔵はERPエンジニアがSOAアーキテクト*3へとスキル転換を支援するためのトレーニングを共同で提供していきます。下記のトレーニングコースの内容は両社共同で作成し、豆蔵が講師派遣、SAPジャパンがトレーニングプログラムの営業活動を実施します。

(1)ビジネスプロセス・エキスパート(BPX)*4向けコースの提供
  SOAの概念を取り入れてビジネスプロセスを設計するためのコース。ビジネスプロセス・モデリングによる、要件の明確化、分析・検証のための実践手法をSAP BPXアソシエイト認定カリキュラムパス*5の補完コースとしてご提供します。
(2)SAP NetWeaver 7 Java開発者向けコースの提供
  SAP NetWeaver上でJavaプログラミングを行うためのコース。オブジェクト指向を正しく理解し、メリットを存分に活かすための実践手法を、認定カリキュラムパスの補完コースとしてご提供する予定です。これからJavaを用いてSAP NetWeaver上でコンポジットアプリケーションの開発を行う方に最適な研修コースです。

4.技術者コミュニティを共同で拡大
SAPが提唱するエコシステム(技術者コミュニティ)の拡大を共同で推進します。まず中核として展開するSAP Developer Network (SDN)*6内に開設されている日本語版フォーラム(http://www.sdn.sap.com)において、豆蔵は技術情報の提供を行います。またITエンジニア向けの各種イベントの共催やメディア向けセッションなどを今後開催していきます。

以上


*1 モデリング
業務の流れやシステム構造といった、目に見えないものを可視化するためのシステム構築技法。


*2 「enThology(エンソロジー)」
豆蔵のビジネス/システム開発技術体系。ビジネス駆動(Business Driven Architecture)をコンセプトに、業務ニーズとシステムをつなげる手法を体系化したもの。絶えず変化する事業展開や業務プロセスに柔軟に対応できる情報化業務を行うため、モデリングによる可視化をコンピテンシーとして工学的な方法論とプロセスを軸に、開発や管理および支援などの環境構築と、これまでのソフトウェア部品を再利用を目的とする体系。実装技術や固有製品には依存しません。また適用する業種にも依存しません。


*3 「SOAアーキテクト」
SOA実装に必要とされる、業務横断的な知識を持ち、業務プロセスの視点でシステム設計ができるアーキテクト。


*4 「ビジネスプロセス・エキスパート」
SAP認定アプリケーションアソシエイト – ビジネスプロセス・エキスパート認定を取得するために必要とされる前提知識。SAP BPXアソシエイト認定資格を受験するために、ビジネスプロセス管理(ガバナンス、メソドロジー)、ビジネスプロセス・モデリングの手法およびツールの使用方法などを含む3つのコースを取ることが必須となっている。


*5 SAP BPXアソシエイト認定カリキュラムパス
業務の流れやシステム構造といった、目に見えないものを可視化するためのシステム構築技法。


*6 SAP Developer Network
SOA(サービス指向アーキテクチャ)をはじめとするSAPの最新技術情報を共有する場で、製品の技術情報や開発ツール、e-ラーニング教材、評価版などが無償で提供されているコミュニティ。
http://www.sdn.sap.com


豆蔵OSホールディングスについて
豆蔵OSホールディングスは、株式会社豆蔵、株式会社オープンストリーム、株式会社チェンジビジョン、株式会社エフを擁する持株会社です。グループ内の最先端技術やノウハウ、製品を融合することで、情報戦略策定からシステム開発までの一貫したサービスを提供、IT と経営の密接な連携を実現し、お客様の企業価値向上を支援いたします。



豆蔵について
事業内容: システム企画・開発ならびにソフトウェアエンジニアリングにかかるコンサルティング、受託開発及び技術者教育。豆蔵は、情報化業務の最適化とソフトウェアの開発スタイルの革新を推進し、お客様がより競争力のあるビジネスを、ソフトウェアを通して実現できるように各種サービスを提供しています。
http://www.mamezou.com/

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