SAPジャパン、グローバル展開MESなどの製造業向け新ソリューションを発表

2009年3月30 日 by SAP News 0

TokyoSAPジャパン株式会社(代表取締役社長:ギャレット・イルグ、本社:東京都千代田区)は、本日、グローバルに製造拠点を展開する日本の製造企業向けに、生産性を向上し企業競争力を強化するためのソリューションを提供開始することを発表します。

今回発表するのは、グローバル展開に適した、組立製造業向けMES(Manufacturing Execution System:製造実行システム)の新製品「SAP® Manufacturing Execution(エスエイピー・マニュファクチャリング・エクスキューション)」と、散在する製造現場システムとの連携やリアルタイムな情報活用が可能な「SAP® Manufacturing Integration and Intelligence(以下、SAP MII、エスエイピー・エム・アイ・アイ)」の最新版です。 提供開始時期は、SAP® Manufacturing Executionは6月から、SAP MIIは本日からとなります。

製造業におけるMESは、現場単位での「手作りシステム」が主流でしたが、改善・変更への素早い対応が難しかったり、素早い海外展開が困難、システムをまたいだトレーサビリティーへの対応が不十分という課題があります。グローバル化が進むなか、高度なトレーサビリティーの実現や、新製品市場投入の早期化、海外拠点への素早い展開など拠点をまたいだ最適化など、製造の足元の強化が重要視されています。

新製品のSAP Manufacturing Executionは、多拠点・グローバルに展開する製造工場での製造現場の情報管理に特化したMESソリューションです。現場単位で独自の管理を行っていたシステムを、他のシステムや上位のビジネスシステムと容易に連携することができるため、システムをまたがったトレーサビリティー確保や、国内で培ったノウハウの海外移管が容易になります。また、製造手順改善や品質管理項目追加変更についても、製造技術者が画面上でドラッグ&ドロップなどによる簡単な操作で変更することが可能なため、IT管理者に依頼することなく、製造現場で頻繁に発生する細かな変更に迅速に対応することができます。

SAP MIIは、製造のデータについてリアルタイムに可視化し、ERPなどの他システムとも連携することができるソフトウェアで、グローバルで1000社、日本でも着実にユーザーが増えています。最新版では、製造現場で起きる予期せぬイベントを知らせてくれる「リアルタイム・イベント・リスナー」と、こうした異常事態に自動的に対応して次のアクションを起こす「リアルタイム・ハンドラー」を実装させました。これにより、ダッシュボード、ポータルなどへのリアルタイムなアラート表示や、自動メールの配信、それと平行して様々なアクションの実行など、製造現場の生産性向上に寄与する機能を拡充しました。

以上

Tags: ,