SAP Co-Innovation Lab Tokyoでの共同検証プロジェクトSAPアプリケーションのライフサイクル管理の効率化と品質向上に貢献

2009年9月7 日 by SAP News 0

SAP Solution ManagerとSAP® Quality Center by HPの統合活用について検証を完了

TokyoSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ギャレット・イルグ、以下SAPジャパン)は、SAPのパートナーやお客様企業との共同検証センターであるCOIL Tokyo (Co-Innovation Lab Tokyo)にて、運用管理ソフトウェアのSAP® Solution ManagerとSAP® Quality Center by HPを統合し、アプリケーションライフサイクルでのテスト管理シナリオに関する共同検証プロジェクトを成功裏に完了したと発表しました。

お客様ニーズに沿った導入ソリューションを具体化することを目的に行われた本プロジェクトは、ユーザーサポートの迅速化と質の向上による顧客満足(CS)の改善のみなならず、SAPとパートナー企業および顧客企業が一体となった共同イノベーションによるビジネスの成長を目指すものでもあり、SAPのエコシステムが目指す姿を体現する好事例と言えます。

SAP Solution Managerは、SAP製品を使用するお客様のための保守サポートであるEnterprise Supportの一環として提供されるソフトウェアで、SAPアプリケーションのライフサイクル管理や、SAPとお客様のシステムをつなぐ窓口としての役割を果たします。SAP Solution Managerを介して、お客様の業務プロセスやシステムに関する情報を標準化した形で把握することができるため、導入から運用・保守のすべての段階においてSAP側で一括して迅速にサポートが行えます。また、お客様のシステムの全体像に基づいた診断・評価ができるために積極的な提案も可能になり、サポートの質の向上を可能にするソフトウェアです。

一方、SAP Quality Center by HPはHP がOEM提供しているソフトウェアで、アプリケーションの導入、アプリケーションの変更やアップグレードにいたる、導入から運用・保守すべての段階において、リスクを低減しながら、アプリケーションのライフサイクルを通じて、アプリケーションテスト管理の効率化と品質管理の向上を可能にします。

今回、SAPジャパン株式会社と日本ヒューレット・パッカード株式会社はIT運用におけるさまざまな課題の中で、特に一番のコスト要因として、またリスクとしても取り上げられる、変更やアップグレードにおけるテストの実行や管理について、SAPのお客様の運用コスト削減に向けた、具体的なソリューションを提供したいという理由から、SAP Solution Manager とSAP Quality Center by HP の統合活用について検証するプロジェクトを共催で立ち上げました。今年8月、SAPアプリケーションのライフサイクル管理を行う上で重要な要素のひとつであるテスト管理のシナリオについて、JSUG(SAPジャパン・ユーザー・グループからユーザー視点で提供された具体的なお客様要件を追加した上で、両ソフトウエア間での連携が問題なく行われ、テスト管理の効率化とアプリケーション管理品質向上の検証が終了しました。SAP製品の導入後、お客様要件に変更や修正パッチの適用が必要となった際に、SAP Solution Managerが修正・変更によって影響が生じる箇所を予め検知し、SAP Quality Center by HP がリスクを低減しながら効率よくテストを行うことで、テスト実施にかかるお客様の負担が軽減し、テスト効率を大幅に向上させ、アプリケーション管理品質の向上ができるようになります。

検証プロジェクトには合計14社22名のJSUGメンバーが参加し、VPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)を利用し、遠隔地からもCOIL Tokyoのデータセンターにアクセスできる環境を整えたため、東京以外の地方からの参加も実現しました。また、今回の検証プロジェクトにおける成果をユーザー間で広く共有するため、纏められた検証結果はJSUG会員に公開されます。

9月8日(火)、COIL Tokyoにおける協業プロジェクトの検証結果を展示するデモコーナーがSAPジャパン本社(千代田区大手町 1-7-2 東京サンケイビル)31Fにオープンします。お客様はここで実際にデモに触れてみることができるため、プロジェクトの内容や結果をわかりやすく理解していただくことができるようになります。今回行われた検証プロジェクトのデモシナリオも同コーナーで実際に体験して頂ける予定です。

JSUG様からのエンドースメント
JSUG Solution Manager研究会代表 松井 憲司 様

ユーザーの喫緊の課題の一つであるSAP Enterprise Supportの活用度向上のためには、SAP Solution Managerの活用が進むことが必要となります。しかし残念ながら海外に比べ、日本においてはまだSAP Solution Managerの活用が進んでいるとはいえない状況です。これを解決するため、今回のユーザー要件に基づいた検証プロジェクトの成果が広く共有され、SAP Solution Manager とSAP Quality Center by HPへの理解と活用が、日本においても広く進むことを期待しています。また、より普及を進めるためには、継続的な活動が大事であると思いますので、今後ともSAP社と共に引き続き課題解決に向けて取り組んでいきたいと考えております。最後に、今回の検証プロジェクトにご協力を頂きました、SAPジャパン様、日本HP様に心より厚く御礼を申し上げます。

日本ヒューレット・パッカード株式会社様からのエンドースメント
日本ヒューレット・パッカード株式会社 執行役員EDS事業統括 村上 申次 様

共同検証プロジェクトの共催社として、SAPアプリケーションのライフサイクル管理効率化と品質向上に貢献するSAP Solution ManagerとSAP Quality Center by HPの検証プロジェクト完了を心より歓迎いたします。昨今のビジネス環境において、アプリケーションライフサイクルでのテスト管理の効率化とアプリケーション管理品質の向上は、お客様にとって重要な課題です。弊社は、この共同検証プロジェクトの成果を生かしSAPとの強力なパートナーシップのもと、お客様のTCO削減実現のために強力なサービスを提供していきます。

以上


SAPジャパン・ユーザー・グループについて
SAPジャパン・ユーザ・グループ(JSUG)は、1996年10月に発足し、2006年にはJ-SOX部会が新たに発足するなど、ユーザー企業、パートナー企業とSAPジャパンの情報共有や意見交換の場として、活動の領域を広げています。会員相互の情報伝達のため構築されたJSUGNETでは、部会、分科会などのイベントスケジュールやアニュアルレポート、JSUG Conferenceの講演資料などがご覧いただけます。

http://www.jsug.org/


COIL Tokyoについて
COIL Tokyoは、パートナーおよびお客様企業と共同で、最新技術を活用したビジネスイノベーションの支援を行うために、2008年7月、世界で2番目のSAPの研究拠点として開設されました。以来、日本独自の要求や業界特有の要件に適したソリューションを始め、エンタープライズSOAや、グリーンIT、仮想化などの最新技術を提供するための研究開発に取り組んでいます。

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