SAPジャパン、企業のサステナビリティ目標達成を支援する新製品を発表

2010年2月3 日 by SAP News 0

国際的ガイドラインに世界で初めて認定された
SAP® BusinessObjects™ Sustainability Performance Managementを提供開始

TokyoSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ギャレット・イルグ、以下SAPジャパン)は、事業全体にわたるサステナビリティ(持続可能性)戦略の展開や実行を支援するSAP® BusinessObjects™ Sustainability Performance Management(エスエイピー ビジネスオブジェクツ サステナビリティ パフォーマンス マネジメント)を本日から提供開始することを発表します。これにより、企業はその形態・業種を問わず、サステナビリティ目標の設定、パフォーマンス測定や改善活動管理を通じたサステナビリティ・パフォーマンスの向上や、グローバル標準に則った形での外部ステークホルダへのパフォーマンス開示が可能となります。また、これらを実現するためのデータ収集における負荷軽減を可能とします。

企業のサステナビリティに対する優先度が高まる中、企業価値の向上を目的として、経営状況や、環境活動および社会活動など、自社のCSR(Corporate Social Responsibility)の取組みをまとめてCSR報告書として開示することは、自主的な取組みであった過去の状況とは異なり、現在では既に企業の責務となっています。また投資家の評価を高め資金調達力を向上するなど、戦略的に取り組むべき課題となっています。一方、複数のシステムに散在する自社のサステナビリティ・パフォーマンスに関するデータを収集し、ガイドラインの定まっていないレポートを作成することは、時間的にもコスト面でも大きな負担となります。

SAP BusinessObjects Sustainability Performance Managementを活用することで、自社のサステナビリティに関するパフォーマンス評価指標(KPI)を共有、管理することが可能となり、信頼性の高いデータに基づいた情報を社内外に開示することができます。また、関連するデータを一元的に管理することで、サステナビリティ・パフォーマンスに関する報告を適宜、容易に行えるようになります。本ソリューションには、サステナビリティ指標のライブラリが搭載されており、世界で初めてGRI(Global Reporting Initiative)*1による「認定ソフトウェアおよびツール・プログラム(Certified Software and Tools Programs)」の認定を獲得しています。

SAP BusinessObjects Sustainability Performance Managementの主な機能は下記のとおりです。

柔軟なデータ収集機能

本ソリューションでは、複数のシステムに散在する例えば自社のCO2排出量や水の使用量などのサステナビリティ・パフォーマンスに関するKPIデータを自動的に収集します。これにより企業は、時間と労力を必要とし、かつミスを起こしやすい手作業のデータ収集と表計算ツールによる管理から解放されます。本アプリケーションは、SAP® ERPや、SAP® Environment, Health, and Safety Managementを始めとする、既存のサステナビリティ製品を補完します。また、これらの製品およびSAP® Business Suiteなど他のSAP製品と密に統合されているため、全社規模でのデータ抽出も容易に行えます。スタンドアロンシステムとしての使用やSAP以外のシステムとの統合も可能なため、既存のシステムがどのようなものであるかに関わらず、サステナビリティ・レポートの作成やパフォーマンス管理を支援します。

レポーティング標準への準拠とセントラルKPIライブラリ

社内外に開示するサステナビリティ情報は、様々なサステナビリティ・レポート標準に準拠する必要があるため、企業はそれらをモデル化し、管理する必要があります。SAP BusinessObjects Sustainability Performance ManagementはGRI(Global Reporting Initiative)のフレームワークに準拠した指標を含むセントラルKPIライブラリを活用し、パフォーマンスを管理することで、内部管理を高度化すると同時に、外部標準に則った情報開示を支援することが可能となります。

強力なパフォーマンス分析機能

SAP BusinessObjects Sustainability Performance Managementに搭載された分析機能により、企業のサステナビリティ指標を包括的かつわかりやすい形で表示し、サステナビリティにおける投資対効果の測定、改善活動の管理を支援します。これにより、サステナビリティ・データを意思決定に結びつく情報へと変換することができます。従来は、年に一度の結果管理に過ぎなかったサステナビリティ管理を、リアルタイムのサステナビリティ・パフォーマンス管理へと変革し、企業のサステナビリティ・パフォーマンス向上を支援します。

以上


*1 GRI (Global Reporting Initiatives):企業がサステナビリティ報告書を作成するためのガイドラインを作成する非営利団体。本部はオランダ。UNEP(国際環境計画)の公認団体。2010年1月現在、グローバルで1,226社、日本国内で79社がGRI準拠のサステナビリティ報告書を発行している。
http://www.globalreporting.org/

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