【参考資料】SAP、主要パートナーやお客様からの支援拡大を受け、SAP® High-Performance Analytic Applianceを推進

2010年10月22 日 by SAP News 0

SAPはHPとIBMと共同で、SAP® HANAソフトウェアのための共同イノベーションプログラムを始動
シスコ、富士通、インテルもSAP HANAをサポート

(本リリースは、10月19日に弊社独本社から発表された発表文の抄訳です)

TokyoSAP AG(NYSE:SAP、以下SAP)はSAPPHIRE® NOW でインメモリ・コンピューティングによるビジネス情報の可用性とスピードの大幅な向上に関する計画の骨子を発表後(「SAP、革新的なインメモリ技術で次世代コンピューティングを牽引」を参照)、主要パートナーおよびお客様と共に、最新のインメモリ・イノベーションであるSAP® High-Performance Analytic Appliance(エスエイピー・ハイパフォーマンス・アナリティック・アプライアンス、以下SAP HANA)ソフトウェアにおいて、大きく前進したことを発表しました。最も注目すべき点として、今回SAPは、主要パートナーであるHPおよびIBMと共同で、早期に手にしたいお客様向けに共同イノベーション・プログラムを立ち上げました。SAPはさらに、シスコ、富士通テクノロジー・ソリューションズ、インテルとの戦略的提携関係を拡大し、SAP HANAをサポートするための同様のプログラムに取り組むことを発表しました。インテルは、2005年からSAP NetWeaver® Business Warehouse Acceleratorソフトウェアの共同開発を手がけてきたSAPの最初のパートナーですが、今回の発表はこのSAPとインテルのインメモリ技術に関する協力関係をさらに拡大するものです。この発表は、10月18日から22日まで米国ネバダ州ラスベガスで開催されているSAP® TechEd 2010において行われました。

企業は、急増するトランザクションおよび分析アプリケーションのデータ量や、Webからの新しい種類のデータへの対処に苦労しています。これを受けて、SAPと主要パートナーは、ビジネスユーザーが既存のアプリケーションやシステムに影響を与えずに、単一の環境で瞬時にリアルタイムでデータにアクセス、検索、モデル化、および分析できるようにする新しいアプライアンスであるSAP HANAの開発に共同で取り組んできました。SAPは、お客様が選択権を持った状態でシステム統合を実現できるよう、パートナーと共同で共同イノベーションプログラムを推進します。

技術・イノベーション担当のSAPエグゼクティブボード・メンバーであるヴィシャル・シッカ(Vishal Sikka)は、次のように述べています。「SAPは、パートナーやお客様と共に、リアルタイムなイベントと、リアルタイムな意思決定の境界を取り除きます。これをどのように実現しているかという一例を紹介します。コンシューマー・パッケージ商品の大手企業であるSAPのお客様と共同で早期テストを実施したところ、4,600億件以上のデータのクエリーをわずか数秒で処理できました。これはビジネスソフトウェアの進化において大きな転機となる瞬間です。また、これこそが、SAPのお客様が成功する企業になるために必要な概念です。」

SAPはHPやIBMとともに、リアルタイムのコストおよび収益性分析、勘定残高照合、在庫分析を含む試験プロジェクトを始めており、お客様によるランプアップ(限定出荷)を12月から行えるよう準備を進めています。コンシューマー・パッケージ商品や小売業などデータ量の多い業界のお客様はSAPとパートナーにデータを提供し、トランザクション・データを高速分析用にSAP HANAに直接取り込むことで、様々なビジネスシナリオをテストしています。たとえば、製造業の企業であれば、購入オーダーをリアルタイムに分析することによって生産管理をより正確に行い、過剰在庫などの問題を回避することができます。

またHPは、インメモリ・ソリューションの開発においてSAPの長年にわたるパートナーです。SAP NetWeaver Business Warehouse Acceleratorの開発に共同で取り組んだ両社は、大量のデータに対して実行されるクエリーの処理速度を改善するアプライアンスを開発しました。このアプライアンスは、ビジネスユーザーがあらゆるタイプのデータを瞬時に検索できるようにするSAP® BusinessObjects™ Explorer, accelerated versionソフトウェアも強化します。SAP HANA開発における協業は、インメモリ・コンピューティングをビジネスユーザーが利用できるようにするという共同の取り組みにおける次のステップとなります。

IBMは、SAPと協力して、IBMの主要テクノロジーであるeX5をベースにしたSAP HANAソフトウェアの開発に取り組んできました。eX5をベースとするSAP HANAソフトウェアでは、お客様はeX5の拡張性による大幅なパフォーマンスの向上を実現できます。

富士通とSAPは、両社が実施したインメモリ・アプライアンスの研究をもとに、現在、双方のお客様に向けてSAP HANAの共同開発に取り組んでいます。また、シスコとSAPは、Cisco Unified Computing Systemで提供されている拡張メモリ機能の利点を生かして、SAP HANAを使用するアプリケーションの拡張性およびパフォーマンスを向上させるために協力していくことを予定しています。

インテルとSAPは、共同エンジニアリングを通じて、Intel® Xeon® プロセッサー 7500 番台でも最適に稼働するようにSAP HANAを最適化しました。これにより、お客様がリアルタイムに変化する状況に対応できるように俊敏性が向上し、革新的な使用モデルが実現しました。両社の緊密な協業の結果、インテリジェント・パフォーマンス、自動化されたエネルギー効率化、そして高度な信頼性を提供するソリューションが提供可能となりました。また、インテルは、インメモリ・コンピューティング・ソリューション開発のためのSAPとの共同イノベーションの取り組みの一環として、ドイツのワルドルフにSAPエンジニアと二人三脚で作業をするエンジニア・チームを配備しています。インテルによると、この最適化ソリューションは、HP、IBM、および富士通のアプライアンスに実装される予定で、お客様が従来のデータ処理における制約を克服できるようサポートします。SAPのインメモリ・コンピューティング・エンジンは、インテルとSAPの長年にわたる緊密な共同エンジニアリングによって最適化が実現されました。

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SAP® TechEd 2010はSAP最大のエコシステム・エデュケーション・イベントです。カンファレンスは、IT管理者、ソフトウェア開発者、アドミニストレーター、ビジネス・プロセスの専門家などが一堂に会し、ビジネスの変革の中でいかにして一歩先んじられるかという情報を見聞きし、共有できます。参加者は、数百時間に及ぶ専門家の指導によるセッションや実践的なトレーニングの中から選択受講することで、それぞれの組織に最大限の効果を得られるスキルとインスピレーションを習得できます。今年で14回目を迎えるSAP TechEd 2010は、10月12~14日にはドイツのベルリン、10月18~22日には米国ネバダ州のラスベガスで開かれ、来る12月1~3日にはインドのバンガロール、12月1~2日には中国の上海で開催予定です。SAP TechEdについては、ツイッターの@saptechedをフォローしていただくか、#SAPTechEdで意見交換にご参加いただけます。
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