SAP、26%増のソフトウェア売上と20%増のソフトウェアおよびソフトウェア関連サービス売上を発表

2011年5月2 日 by SAP News 0

(本リリースは、4月28日に弊社独本社から発表された発表文の抄訳です)

  • 2011年度第1四半期のソフトウェア売上は前年同期比で倍増以上
  • Non-IFRSベースのソフトウェアおよびソフトウェア関連サービス売上は5四半期連続で2桁増を達成
  • Non-IFRSベースの営業利益は26%増
  • 第1四半期の営業キャッシュフローとしては、SAPの歴史上最高
  • 通年の見通しを再確認

Tokyo【独ワルドルフ発】 – SAP AG(NYSE:SAP、以下SAP)は本日、2011年3月31日を決算日とする2011年度第1四半期の決算を発表しました。

SAPのCFO、ワーナー・ブラント(Werner Brandt)は次のように述べています。「ソフトウェアおよびソフトウェア関連サービス売上で、5四半期連続の2桁成長を計上できたことを嬉しく思います。堅調な売上とNon-IFRS営業利益の2桁成長により、2011年以降もさらなる利益ある成長に向かっています。」

SAPの共同CEO、ビル・マクダーモット(Bill McDermott)は次のように述べています。「ソフトウェア売上がSAPの歴史上最高を記録した第4四半期に続き、第1四半期も当社の業績には勢いがありました。SAPのイノベーションとオープンなエコシステム戦略は、お客様から支持されています。これによって、ビジネスアプリケーション、アナリティクス、エンタープライズモビリティといった、業界をリードする当社のソリューションポートフォリオの需要が高まっています。パートナーとチャネルビジネスからのソフトウェア売上への貢献度が高まったことで、すべての地域で売上の2桁増を達成しました」

SAPの共同CEO、ジム・ハガマン・スナーベ(Jim Hagemann Snabe)は次のように述べています。「イノベーションを通じたSAPの成長戦略は、明確に成果を上げており、これまでと同様、今後の見通しについても自信を持っています。当社は、業界で最も先進的なビジネススイートおよびアナリティクスソリューションにより、お客様に大きな価値を提供しています。さらに、インメモリ、オンデマンド、モビリティの新規市場を開拓するという当社のイノベーションは、急速に勢いを増しています。現在は、すべての製品分野でイノベーションのスピードを増しており、全社規模で経営効率を上げています」

2011年度第1四半期ハイライト

SAP – 2011年度第1四半期1)
  IFRS Non IFRS2)
(単位:百万ユーロ) 2011年度
第1四半期
2010年度
第1四半期
増減率
(%)
2011年度
第1四半期
2010年度
第1四半期
増減率
(%)
固定通貨
換算ベース
増減率(%)3)
ソフトウェア売上 583 464 26% 583 464 26% 24%
ソフトウェアおよび
ソフトウェア関連
サービス売上
2,327 1,947 20% 2,344 1,947 20% 17%
総売上 3,024 2,509 21% 3,041 2,509 21% 18%
総営業経費 -2,427 -1,952 24% -2,262 -1,897 20% 17%
-うちTomorrow Now 訴訟関連 -2 0 n/a 0 0 0%  
営業利益 597 557 7% 779 617 26% 21%
営業利益率(%) 19.7 22.2 -2.5pp 25.6 24.6 1.0pp 0.7pp
税引後利益 403 387 4% 528 439 20%  
基本EPS (ユーロ) 0.34 0.33 3% 0.44 0.37 19%  
社員数 (FTE) 53,872 47,598 13% n/a n/a n/a n/a

1) 全ての数値は未確定で未監査のものです。

2) 売上の項目に含まれる調整は、SAPが取得した会社が単独企業であった場合は計上されていたにも関わらず、企業結合会計を導入した結果、IFRSの下ではSAPによる計上が認められないサポート売上部分に関するものです。営業費用の項目に含まれる調整は、買収関連費用、株式報酬費用、リストラクチャリング費用、廃止事業費用によるものです。

3) 固定通貨換算ベースの売上および営業利益の数値は、当期のものではなく前年同期の平均為替レートを用いて当期の売上および営業利益を換算し、算出したものです。当年のNon-IFRSによる固定通貨換算ベースの数値と、前年同期のNon-IFRS数値を比較し、固定通貨換算ベースの前年同期比の増減率を算出しています。

売上 – 2011年度第1四半期

  • IFRSベースのソフトウェア売上は、前年同期比26%(固定通貨換算ベースでは24%)増の5億8,300万ユーロ(2010年=4億6,400万ユーロ)となりました。
  • IFRSベースのソフトウェアおよびソフトウェア関連サービス売上は、前年同期比20%増の23億3,000万ユーロ(2010年=19億5,000万ユーロ)となりました。Non-IFRSベースのソフトウェアおよびソフトウェア関連サービス売上は、前年同期比20%(固定通貨換算ベースでは17%)増の23億4,000万ユーロ(2010年=19億5,000万ユーロ)となりました。
  • IFRSベースの総売上は、前年同期比21%増の30億2,000万ユーロ(2010年=25億1,000万ユーロ)となりました。Non-IFRSベースの総売上は、前年同期比21%(固定通貨換算ベースでは18%)増の30億4,000万ユーロ(2010年=25億1,000万ユーロ)となりました。

2011年度第1四半期のNon-IFRSベースのソフトウェアおよびソフトウェア関連サービス売上、ならびに総売上からは、買収に伴う繰り延べ保守の一時償却費用1,700万ユーロが除外されています。

利益 – 2011年度第1四半期

  • IFRSベースの営業利益は、前年同期比7%増の5億9,700万ユーロ(2010年=5億5,700万ユーロ)となりました。Non-IFRSベースの営業利益は、前年同期比26%(固定通貨換算ベースでは21%)増の7億7,900万ユーロ(2010年=6億1,700万ユーロ)となりました。
  • IFRSベースの営業利益率は、前年同期比2.5パーセンテージポイント減の19.7%(2010年=22.2%)でした。Non-IFRSベースの営業利益率は、前年同期比1.0パーセンテージポイント増の25.6%(2010年=24.6%)、固定通貨換算ベースでは0.7パーセンテージポイント増の25.3%でした。
  • IFRSベースの税引き後利益は、前年同期比4%増の4億300万ユーロ(2010年=3億8,700万ユーロ)となりました。Non-IFRSベースの税引き後利益は、前年同期比20%増の5億2,800万ユーロ(2010年=4億3,900万ユーロ)となりました。IFRSベースの基本1株当たり利益は、前年同期比3%増の0.34ユーロ(2010年=0.33ユーロ)となりました。Non-IFRSベースの基本1株当たり利益は、前年同期比19%増の0.44ユーロ(2010年=0.37ユーロ)となりました。2011年度第1四半期のIFRSベースの実効税率は30.9%(2010年=25.7%)でした。2011年度第1四半期のnon-IFRSベースの実効税率は31.0%(2010年=25.2%)でした。

2011年度第1四半期のNon-IFRSベースの営業利益からは、買収に伴う繰延保守の一時償却費用1,700万ユーロ、買収関連費用1億1,200万ユーロ、廃止事業費用200万ユーロ、株式報酬費用5,200万ユーロ(2010年=0ユーロ、5,400万ユーロ、0ユーロ、500万ユーロ)が除外されています。2011年度第1四半期のNon-IFRSベースの税引き後利益およびNon-IFRSベースの基本1株当たり利益からは、買収に伴う繰延保守の一時償却費用1,100万ユーロ、買収関連費用7,600万ユーロ、廃止事業費用100万ユーロ、株式報酬費用3,700万ユーロ(2010年=0ユーロ、4,100万ユーロ、700万ユーロ、400万ユーロ)が除外されています(税引き後)。

キャッシュフロー – 2011年度第1四半期

2011年度第1四半期の営業キャッシュフローは、15億9,000万ユーロ(2010年=7億7,200万ユーロ)で、第1四半期の営業キャッシュフローとしては、SAPの歴史上最高となりました。フリーキャッシュフローは、前年同期比103%増の14億5,000万ユーロ(2010年=7億1,500万ユーロ)でした。総売上に占めるフリーキャッシュフローの割合は、48%(2010年=28%)でした。2011年3月31日時点での現金および現金等価物、短期投資を含むSAPグループ全体の流動資金は44億9,000万ユーロ(2010年12月31日=35億3,000万ユーロ)でした。2011年3月31日時点での純流動資金は、債務38億5,000万ユーロを含めて6億3,300万ユーロでした。このうち32億5,000万ユーロは、債券取引と私募取引の収入によるものです。

今後の見通し

2011年度通年の見通しは以下の通りです。これは、2011年1月26日に発表され、2011年3月18日に発行された2010年度の株主向け年次報告書と、2011年3月18日に米国証券取引委員会(SEC)に提出した年次報告書(Form 20-F)で再確認された前回の見通しからの変更はありません。

  • 2011年度通年のNon-IFRSベースのソフトウェアおよびソフトウェア関連サービス売上は、固定通貨換算ベースで10%~14%の範囲で増加すると予想しています(2010年=98億7,000万ユーロ)。
  • 2011年度通年のNon-IFRSベースの営業利益は、固定通貨換算ベースで44億5,000万ユーロ~46億5,000万ユーロの範囲と予想しています(2010年=40億1,000万ユーロ)。これに伴い、2011年度のNon-IFRSベースの営業利益率は、固定通貨換算ベースで0.5~1.0パーセンテージポイント増加すると予想しています(2010年=32.0%)。
  • 2011年度通年のIFRSベースの実効税率は、27.0%~28.0%(2010年=22.5%)、Non-IFRSベースの実効税率は27.5%~28.5%(2010年=27.3%)と予想しています。

地域別業績

2011年度第1四半期の地域別業績概要につきましては、こちら(PDF 51KB)をご覧ください。

新たに契約した主なお客様

2011年度第1四半期に締結された主な契約は以下の通りです。(順不同)

[ヨーロッパ・中東・アフリカ地域]
SAP – カントーンスシュピタール・アーラウ、Stadverwaltung Biel、ピエール&バカンス、ガルプ・エネルジア、OJSCガスプロムバンク(PSB)、OOOロスゴスストラフ
Sybase – エリクソン、テレフォニカ、1&1インターネット

[南北中央アメリカ地域]
SAP – バンコ・インターミディアム、プライムソース・ビルディング・プロダクツ、コインスター、インターパブリック・グループ・オブ・カンパニーズ、カンザス州セジウィック郡、モホーク・インダストリーズ
Sybase – シネックス、フジオカ・エレトロ・イマジェン、メディカル・データ・システムズ

[アジア太平洋・日本地域]
SAP – いすゞ自動車株式会社、ナミックス株式会社、日産自動車株式会社、江蘇今世縁酒業、天虹(中国)投資、廣州立白企業集団、アストロ・オール・アジア・ネットワークス、キョントン・ナビン、台揚科技
Sybase – 雲南省地方税局、Jiaxing International Creative Culture Industry Park

[SAP Business ByDesign]
ハルトゥング・コンサルティング、テナンツ・ファイン・ケミカルズ、ダイセントラ、RB-INFOコンター、HBC、フラモス、EURO RSCG、シラー、ワイルドニスポート、Nowis

SAPの2011年度中間報告書

2011年度中間報告書は2011年4月28日に発行され、http://www.sap.com/investorでダウンロードしていただけます。

なお、本社プレスリリースの原文はこちらをご参照ください。

以上

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