日立とSAP AGがグローバルビジネスにおける協業関係を強化

2011年5月17 日 by SAP News 0

日立が「SAPグローバルテクノロジーパートナー」として、グローバルでプラットフォーム事業を強化

Tokyo株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)とSAP AG(本社:独ワルドルフ、共同CEO:ビル・マクダーモット、ジム・ハガマン・スナーベ/以下、SAP)は、両社で日立のプラットフォーム事業とSAPソリューションを活用したグローバルビジネスでの協業関係を強化するために、「SAPグローバルテクノロジーパートナー」契約を4月28日に締結しました。これにより、日立の最先端、高信頼性なサーバ、ならびにストレージなどのプラットフォームをSAPソリューションと組み合わせ、共同でシステム検証・構築を行い、米国や欧州をはじめとした世界各国のお客様へ提供していきます。
日立とSAPは、1994年に日本国内でのパートナーシップ締結を行い、国内のSAP創成期から協業を進めてきました。2008年12月に締結した「SAPグローバルサービスパートナー」契約によるソリューション面でのグローバル展開に加え、今回、協業関係を強化したことでハードウェア提供からコンサルティング、システム構築に至るまでトータルなSAPソリューションをグローバルで提供することが可能となります。

今回の契約締結により、日立はプラットフォーム上でSAPの最新技術などを利用可能とするために、「日立SAPコンピテンスセンタ」をSAP本社内に開設し、両社は、日立のサーバやストレージとSAP製品の稼働検証や日立独自技術との連携ソリューションの開発を行っていきます。また、グローバルでの共同マーケティング、ならびにソリューション販売を行うために、日立の関連会社であるHitachi Data Systems Corporation(本社:米サンタクララ、CEO:ジャック・ドメ/以下、HDS)も共同でビジネス活動を推進していきます。
さらに、SAPは、今後の成長戦略として、インメモリ・コンピューティングやモバイル、そしてクラウドに重点を置いており、日立は、インメモリ・コンピューティング製品であるSAP HANA(TM)(High-Performance Analytic Appliance)に、日立の統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」などのプラットフォームを対応させていく予定です。具体的には、「BladeSymphony」で提供している日立独自のサーバ仮想化機構Virtage(バタージュ)を活用した高性能仮想サーバとSAP HANAを組み合わせることで、より柔軟、かつ効率的なサーバ利用、システム運用の実現に向けて、「日立SAPコンピテンスセンタ」や既に米国・日本に設置しているCOIL(Co-Innovation Lab)でSAPと共同検証を進めていく予定です。

日立の情報・通信システム社エンタープライズサーバ事業部の事業主管 河村 俊明は次のように述べています。
「日立とSAPは、SAPジャパン創業当時から長い協業の歴史がありますが、2008年のSAPグローバルサービスパートナーに加え、グローバルテクノロジーパートナーとして新たな段階のパートナーシップを築くことができたことを嬉しく思います。日立は情報・通信事業のほかに、電力・電機、交通、都市基盤などの事業においてグローバルにビジネスを展開しています。今回のパートナーシップにより、ハードウェア提供からコンサルティング、システム構築まで、お客様に対してトータルでのSAPソリューションを提供することが可能となります。さらに、SAP製品と日立のプラットフォームの連携を進めることで、新たなソリューションを開発し、グローバルの多くのお客様に最適なソリューションを提供できるようになると確信しております。」

SAP AGの戦略アライアンス担当シニア・バイス・プレジデントであるケビン・イッチプローニは次のように述べています。
「今回の日立とのグローバル・テクノロジー・パートナーシップは、お客様に価値とイノベーションをもたらすことになるでしょう。また、SAPは今後、日立製作所とともにお客様のビジネスの成長を支援します。ビジネスプロセスを変革させる強力なソリューションの提供により、導入コストの削減にも大きく貢献するでしょう。」

なお、5月15日(日)から18日(水)まで米国フロリダ州のオーランドで開催されているSAP SAPPHIRE NOW(SAP サファイア ナウ)のHDSブース(ブース#2339)で、本合意に基づくSAP製品と連携する最新の製品およびソリューションを紹介しています。

以上

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