【参考資料】SAP、企業向けクラウド戦略の中核分野における最新イノベーションを発表

2011年12月5 日 by SAP News 0

Crossgate社の買収により、クラウドでのビジネスネットワーキングとコラボレーションを実現
革新的なクラウド製品群が、お客様とパートナーの支持を獲得
SAP HANA™のアーキテクチャがクラウド戦略を支える

(本リリースは、11月9日に弊社独本社から発表された発表文の抄訳です)

TokyoSAP AG(NYSE:SAP、以下SAP)は、ビジネス・ネットワーク・ソリューション、業務部門向けアプリケーション、クラウドプラットフォーム開発、オンライン・チャネルや仮想化を含むクラウド戦略の中核分野について、重要な最新情報を発表しました。SAPのクラウドポートフォリオは、お客様による採用とパートナーの成功によって確実に進展しています。

規模や業界を問わず、あらゆる企業にとって、クラウドコンピューティングの重要性が高まる中、SAPは、充実した資産を活用することで、イノベーションと価値をお客様に提供すべく取り組みを行っています。具体的にSAPの資産とは、ビジネスネットワーク、プラットフォーム、オンラインチャネル、アプリケーション、仮想化であり、これらをすべて系統立った、真のビジネスバリューを引き出すサービスとして提供することにより、市場のパラダイムシフトを的確に捉えています。

SAPがCrossgate社の買収を完了、クラウド内のビジネスネットワーキングとコラボレーションを拡大
お客様は現在、リアルタイムのコンテンツと洞察力を可能にするSAPのクラウドを通じ、顧客やビジネスパートナーとのコミュニケーション、取引、コラボレーションを行うことが可能となっています。

Crossgate社の買収が2011年11月1日に完了したことで、SAPのクラウドポートフォリオに新たな製品が加わりました。その中には、SAPのお客様が、数万社の取引パートナーと電子的なやり取りを行える機能が含まれており、それを通じて各社は、自社のビジネスプロセスをコミュニティレベルにまで拡大できます。Crossgate社が傘下に加わることにより、クラウド内で全面展開するお客様には、全方位型のサービスが提供されます。このビジネスネットワークに参加することで、高コストのポイント・ツー・ポイント統合が不要となり、現在の複雑性を軽減しつつ、今後ビジネスネットワークを効果的なコストで拡張できます。

SAPは、ソーシャル・コラボレーション・ツールであるSAP® StreamWork™アプリケーションの機能強化計画も発表しました。引き続き、ソーシャル機能やコラボレーション機能と、ユーザーのビジネスプロセスやシステムを連携させることで、優れた成果の獲得を支援する、結果重視型のソーシャル・エンタープライズ戦略を遂行していきます。詳細については、「Business Analytics from SAP Moves to the Masses, Delivering Greater Value to Business Professionals(SAPのビジネス分析がマスマーケットに拡大、ビジネス・プロフェッショナルに高い価値を提供)」をご覧ください。

SAP、将来のテクノロジーに関する展望を発表
SAPは今後も、インメモリ、クラウド、モビリティの3つの技術を独自に組み合わせることで、オンプレミスとオンデマンドの分野において、アプリケーションの次世代アーキテクチャを推進していきます。こうした差別化となる展望は、お客様と業界エキスパートから支持されています。SAPの定めた展望は、SAP HANA™アプリケーションクラウドとプロジェクト「River」によって、今後も進化していきます。

SAP HANAアプリケーション・クラウドは、現在プライベートベータ版として一部のお客様に限定して提供されています。お客様は、クラウドによって提供されるインメモリ・コンピューティング技術のメリットを柔軟かつシンプルに活用しつつ、コストを抑えることができます。これは、クラウドベースによる最新のインメモリプラットフォームであり、SAPの次世代クラウドアプリケーションの原動力となります。現在は、SAP® BusinessObjects™ Business Intelligence (BI) OnDemandソリューションと、人々と慈善活動とをつなぐオンラインネットワークのCharitable Transformation(ChariTra)が、SAP HANAアプリケーションクラウド対応となっています。今後数カ月以内には、多数のアプリケーションがSAP HANA対応で提供される予定です。このプライベートベータ版は、限定された一部のお客様とパートナーとともに、現在実行中です。

SAPは現在、プロジェクト「River」をプライベートベータ版へと移行しています。Riverは、SAPのクラウドアプリケーションPaaS(Platform-as-a-Service)の主要コンポーネントの1つであり、お客様とパートナーにとっては、コアアプリケーションを拡張し、ビジネスアプリケーションをクラウド内に展開することのできる環境です。Riverは、オープン規格に準拠した開発プラットフォームであり、複数の人気言語の開発フレームワーク、SAP StreamWorkの基礎となるコラボレーション機能、あらゆるコンテナ内に実装可能なアプリケーションを規定するRiver定義言語に対応しています。Riverの目的は、あらゆるタイプの開発者が既存のスキルセットを活用し、既存のSAPアプリケーションやクラウドネイティブの最新アプリケーション向けに、クラウドの拡張機能を開発できるようにすることです。

お客様とパートナーが、増加の一途をたどるSAPのクラウド・アプリケーション・ポートフォリオを支持SAP Business ByDesignは、全世界で1,000社近くのお客様に採用され、1度の展開あたりの平均ユーザー数が四半期ごとに着実に増加しており、成熟期に入っています。SAP Business ByDesignの新規のお客様には、R3D Consultingと子会社のお客様であるVelux (China) Co、Landi Renzo、Mahindra Satyamが含まれます。これまで、200社以上のリセラーと72社のソリューションパートナーが参加しています。

今後は、SAP Business ByDesignとMicrosoft Windows 7.5対応モバイル端末を使用することで、ビジネスプロセスへのモバイルアクセスが実現します。ユーザーは今後、SAP Business ByDesignと連携している、販売、管理者の承認・報告、出張費管理などのモバイルアプリケーションを利用できます。SAPのパートナーは、こうした連携機能を活用し、SAP ByDesignスタジオのPaaS機能を使用することにより、SAP Business ByDesignと連携するモバイル対応のクラウドアプリケーションを開発することができます。SAPでは、SAP Business ByDesignに対応したモバイル端末のラインナップを今後も拡大していく予定です。

さらに、SAPおよびパートナーのソリューションとサービスを検索・特定することのできる「SAP® Store」を通じ、SAPは引き続き、オンラインチャネルを拡大していきます。多くの場合、無償のトライアル版が用意されており、ソリューションをダウンロード・試用後に購入することが可能です。現在、Apple iTunes Storeでも提供されているSAP Storeは、お客様にとって非常に利便性の高いものであり、統合サービス、アドオン、レポートテンプレート、マッシュアップ、モバイルアプリケーションなど、オンデマンド・ビジネス・ソフトウェアのあらゆるニーズに対応可能です。現在ストアには、SAP® Business ByDesign™ソリューションの相互補完的なソリューションとSAP® Business Suiteアプリケーション向けのモバイルアプリケーションが100種類以上用意されており、ラインナップは毎週追加されています。

SAP® Sales OnDemandソリューションは、人中心の設計を採用しており、営業担当者は、販売機会のフローに参加する必要のある人物全員を含めた形で、コラボレーションを行うことができます。現在は、第二弾の製品群が一般向けに提供されており、6カ月のリリースサイクルのもと、SAP® Customer Relationship Management (SAP CRM)アプリケーション、販売予測機能、パートナーアプリケーションの統合機能との連携に焦点を当てた第三弾が計画されています。

さらに、SAP® Career OnDemandソリューションは、2012年にパイロット版での提供開始を予定しています。この人中心のコラボレーティブソリューションは、従業員の目標管理と人材開発のサポートを目的としています。SAP® Travel OnDemandソリューションは、今後数カ月以内にお客様向けの第一弾トライアルを予定しており、一般向けの提供開始については、2012年を目標としています。この一連のソリューションは、SAP® Sourcing OnDemandやSAP® Carbon Impact OnDemandなどを含む、現在拡大されているクラウドアプリケーションのポートフォリオの一員となります。

Amazon Web Services、Dell、HP、IBM、Microsoft、Virtual Computing Environment(VCE)coalition、Verizonなどとの協業により、SAPのオンデマンドソリューションのオプションは増えており、エコシステムも拡大を見せています。

SAPは引き続き、仮想インフラストラクチャとクラウドインフラストラクチャを通じ、主要な製品と技術を提供していきます。

以上

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