【参考資料】南米最大の小売業者が、温室効果ガス排出量とエネルギー消費量の管理でSAP® Carbon Impact OnDemandソリューションを採用

2012年1月24 日 by SAP News 0

クラウドで、すべての店舗と製品ブランドごとに環境への影響を管理

(本リリースは、1月17日に弊社独本社から発表された発表文の抄訳です)

Tokyo南米最大の小売業者であるポム・デ・アスカー(Grupo Pão de Açúcar)は、1,832店舗それぞれの二酸化炭素排出量とエネルギー消費量を監視・管理するため、
「SAP® Carbon Impact OnDemand」ソリューションを採用しました。ポム・デ・アスカーは、小売業界におけるサステナビリティのリーダーとして、中南米だけではなく世界的にも長期的な評価を得ています。今回、SAP AG(NYSE:SAP、以下SAP)のソリューションを採用することで、温室効果ガス(GHG)の排出量をより効果的にコントロールしつつ、財務およびサステナビリティ分野の規制当局に提出する環境報告書のデータ品質を向上できると考えられます。

2008年以降、ポム・デ・アスカーは、廃棄物の削減、再利用物質のリサイクルとリサイクルした材料の再利用の奨励、サステイナブルな製品と生産プロセスの開発など、サステイナブルビジネスの実行に努めてきました。SAP Carbon Impact OnDemandを使用することで、環境への影響を軽減し、サステナビリティの目標を促進することが期待されています。

ポム・デ・アスカーが1995年以来上場しているボベスパ(サンパウロ証券取引所)では、毎年、上位50社を同取引所の炭素効率指数(iCO2)と環境的持続可能性指数(ISE)に参加するようにと呼びかけています。今後は、SAP Carbon Impact OnDemandを使用することで、洞察力を高めるとともに、ボベスパから、サステナビリティに関するより高い評価を得るために必要な情報を、より簡単に提供することができます。

ポム・デ・アスカーのバイスプレジデントであるヒューゴ・ベスレム(Hugo Bethlem)氏は、次のように述べています。「SAP Carbon Impact OnDemandを採用するまで、こうした情報の収集・報告については、外部企業に委託していました。SAPの最新ソリューションを使用することで、こうしたプロセスを内製化して、作業の効率化と経営管理の向上が実現します。当社は今後、価値ある洞察力と強力なツールの両方を得て、温室効果ガス排出量とエネルギー消費量を効率的に管理できるようになります。南米の中では最も早く、二酸化炭素排出量を組織的に管理できる小売業者のひとつとなります。こうした測定結果を活用することで、自社の業務に関わるGHG排出量とカーボンフットプリント(CO2排出量)の削減に向けたプランを作成できます。」

現在、ポム・デ・アスカーの二酸化炭素排出量は、国際的に認められた温室効果ガス(GHG)プロトコル会計基準を用いて測定されています。近年、こうした基準の対象範囲は拡大されており、社外のサプライチェーンや企業経営、エネルギー使用に伴う間接的な排出量も対象となっています。2012年より、iCO2指数では、こうしたすべての排出量について、報告が義務づけられることになります。SAPは今後、自社施設、エネルギー使用、生産ライフサイクルで排出される二酸化炭素をより簡単に報告、評価し、排出量を最小限に抑えられるよう、ポム・デ・アスカーを支援していきます。

消費財のサプライチェーン全体で、サステナビリティに関する取り組みを推進するという点で、小売業者の果たす役割は重要です。小売業界は、消費者の視点を理解し、サプライヤーと協力して、より健康的でサステイナブルな商品の選択肢を提供するという立場にあります。ポム・デ・アスカーは、流通センターと各店舗で、エネルギーとGHG排出量に関わる無駄を特定・削減することに取り組んでおり、顧客にとってもコストの削減につながります。

SAPのエネルギー・環境管理ソリューションを使用することで、ポム・デ・アスカーは、各事業部門だけでなく、店舗やブランドごとの管理を向上できます。また、クラウドベースのアプリケーションのため、短期間での展開が可能であり、ハードウェアへの投資も最小限に抑えることができ、技術者ではない従業員でも容易に管理することができます。

ソリューションの稼働開始は2012年前半を予定しており、実装については、SAPのパートナーであるフィニティ(Finity)社が担当します。初期フェーズでは、1,832店舗の12の排出源の管理を行うなど、ポム・デ・アスカーの全ブランドが対象となります。

以上

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