SAP、非正規雇用者管理向けクラウド技術で業界をリードするFieldglass社の買収計画を発表

2014年3月31 日 by SAP News 0

Fieldglass社が加わることで、一貫性のある総合的なワークフォース管理を実現
(本リリースは、3月26日に弊社独本社から発表された発表文の抄訳です)

TokyoSAP AG(NYSE:SAP、以下SAP)は、非正規労働者やサービスの調達・管理の業界をリードする、Fieldglass社の買収計画を発表しました。雇用者にとって、迅速な契約・受け入れが可能で、急速に変化するビジネスやお客様のニーズに対応可能な、柔軟性のあるワークフォース管理に対する需要が高まっています。Fieldglass社のクラウドベースのベンダー管理システム(VMS)ソリューションが加わることで、こうした需要への対応が可能となります。SAPは、Ariba社の持つネットワークベースのコラボレーティブな調達機能と、SuccessFactors社の持つ人的資源に関する専門知識、そして今回買収するFieldglass社を組み合わせることで、労働力全体を管理できる企業向けプラットフォームを提供するという独自のポジションを確立することになり、非正規社員と正社員の両方について、最初の求人、受け入れから、継続的な人材開発、目標管理、継続雇用、退職までを管理できます。

業界調査会社の算定によると、非正規雇用・作業指示書(SOW)サービスは、3兆3,000億ドル規模の高成長市場です。インフラストラクチャー、人材、専門知識などのリソースの量を迅速に調整し、ダイナミックな市場の変化、ビジネスニーズ、特別なプロジェクトの変化に対応できるよう、企業各社は、より変動的な経営モデルへと迅速に移行しています。Ardent Partners社の調査によると、非正規雇用は、今後3年間で、約30%増加すると予想されています。

市場をリードするFieldglass社のVMSソリューションとSAPが一緒になることで、ワークフォース管理の変革を約束します。これは、労働力とライフサイクルの全体を管理するという柔軟かつ包括的な取り組みによるもので、今日の多くのシステムを特徴づけている従業員の記録を重視するこれまでのやり方とは大きく異なります。SAPとFieldglass社は、各社にもたらされるソフトウェア、コラボレーションツール、ネットワークは、雇用当初から、そして継続的に、正社員や派遣社員を管理する上で欠かせないものであり、これまでにない画期的な方法で最適な人材を、最適なロール(役割)で、最適なタイミングで確保できるようになります。

SAPの共同CEOでエグゼクティブボードメンバーのビル・マクダーモット(Bill McDermott)とジム・ハガマン・スナーベ(Jim Hagemann Snabe)は、次のように述べています。「ネットワークエコノミーを通じて、人材を探し、雇用・管理するSAPのお客様にとって、今回のFieldglass社の買収は圧倒的な優位性をもたらします。今回の発表は、あらゆる規模や業種の企業を対象に、クラウドで総合的な人的資源・人材調達を実現する、揺るぎないリーダーとしてのSAPのポジションを改めて実証するものです。Fieldglass社とSAPが1つになることで、ビジネスにおけるすべての領域で簡素化を支援するという当社の戦略の中の大きなマイルストーンとなりました。」

SAPのエグゼクティブボードメンバーで製品&イノベーション担当のビシャル・シッカ(Dr. Vishal Sikka)は次のように述べています。「Fieldglass社の買収により、エンタープライズ向けパブリッククラウド製品分野におけるSAPのリーダシップをさらに拡大していくための大きな一歩を踏み出そうとしています。『SAP HANA®』、『SAP® Fiori』、『Ariba Business Network』のパワーを組み合わせることで、私たちは、共通のお客様に対する価値を短期間で拡大できるのです」

Fieldglass社は米国イリノイ州シカゴに本社を置き、従業員数は約350名です。同社のクラウドベースのソリューションは、100カ国以上で使用されており、16言語に対応しています。Staffing Industry Analysts社によると、Fieldglass社は、総支出額と世界的規模で、現在のVMS市場のリーダーとなっています。また、Forrester Research社からも高く評価されており、同社のレポート「The Forrester Wave™: VMS, Q1 2014」では、非正規雇用管理/ベンダー管理システム(CWM/VMS)の機能性と市場でのプレゼンスで、最高得点を保持するVMSプロバイダーとなっています。2013年には、8年連続の黒字決算を達成し、世界市場で200万人の新規ユーザーを獲得しました。同社の筆頭株主は、シカゴを拠点とする株式非公開の投資会社であるMadison Dearborn Partners社で、過半数持分を有しています。

Fieldglass社のCEO兼共同創設者のジャイ・セクワット(Jai Shekhawat)氏は、次のように述べています。「SAPと一緒になることで、人的資本と人材調達という2つの分野を横断するビジネスで、グローバルな成長計画とイノベーションのペースを大幅に加速することができます。SAPは、クラウド、インメモリー、モバイル技術のそれぞれの分野でイノベーションを実現し、ワークフォース管理に変革を起こしています。業界リーダーとしてのポジションを拡大し、売上やサービスの提供能力を向上させて、強力な戦略を新規市場に導入できることを、私たちは今から大いに期待しています」

本手続きは、規制およびその他の完了条件を満たす必要があります。SAPでは、2014年第2四半期中に手続きが完了すると予想しています。

以上

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