SAP、スタンフォード大学医学部とゲノム研究の発展に向けた戦略的アライアンスを確立

2014年6月4 日 by SAP News 0

Global Alliance for Genomics and Healthへの参加を併せて発表

(本リリースは、5月28日に弊社独本社から発表された発表文の抄訳です)

TokyoSAP AG(NYSE:SAP、以下SAP)は本日、SAP HANA®プラットフォームの処理能力を活用することで、遺伝子や環境曝露、行動特性といった要因が疾患感受性に及ぼす影響を研究するため、スタンフォード大学医学部との戦略的な協業を発表しました。併せて、大量のゲノムデータと臨床データを、責任をもって共有・分析する世界的な取り組みの発展に向け、業界リーダーで構成されるカウンシル「Global Alliance for Genomics and Health」への参加も発表しました。

SAPのヘルスケア業界向けSAP HANAプラットフォームおよびSAP HANAネイティブ開発担当シニアバイスプレジデントであるバーバラ・ストルツ(Barbara Stortz)は、次のように述べています。「SAP HANAは、ゲノム研究分野はもとより、ヘルスケア業界全体でも、画期的なイノベーションの原動力となる可能性を秘めています。スタンフォード大学医学部との緊密な協業体制とGlobal Alliance for Genomics and Healthへの参加は、健康・疾病の遺伝的基礎の理解向上を最終目標としており、SAPにとっては大きな一歩となります」

スタンフォード大学医学部とのゲノム分野での共同研究
SAPとスタンフォード大学医学部との協業体制では、世界規模でのヒトゲノム変異と、心血管疾患を中心とする疾患への影響について、理解を深めることを目標としています。この研究は、スタンフォード計算・ヒト・進化ゲノム・センターの教授兼所長のカルロス・D・ブスタマンテ(Carlos D. Bustamante)氏、医学・ゲノム学担当准教授のユアン・A・アシュレー(Euan A. Ashley)氏、小児科学・ゲノム学担当准教授のアトゥール・J・ビュート(Atul J. Butte)氏の指導によるもので、臨床環境分野のゲノム研究の発展と、ひいては個別化医療の実現を目指しています。

研究チームはすでに、SAP HANAを活用することで、2型糖尿病の遺伝的リスクが個体群間で変化することを発見した調査結果の裏付けを実現しています。研究では、49の個体を対象に、2型糖尿病と以前関連のあった12の遺伝子変異体に着目しました。ビュート博士のチームは、SAP HANAを活用することで、629の個体を対象に、2型糖尿病と以前関連のあった125の遺伝子変異体すべてについて、同時に照会することができました。従来の分析手法では、これほど大量のデータ分析を行った場合、膨大な時間を要していました。

Global Alliance for Genomics and Healthについて
Global Alliance for Genomics and Healthは、ゲノム医療の潜在能力をこれまで以上に引き出すことで、ヒトの健康増進に寄与する国際的な非営利アライアンスです。研究機関、ヘルスケア企業、情報技術・ライフサイエンス企業など、世界を代表する企業・団体で構成されており、SAPも、こうした多様性のあるグループの一員となっています。SAPは、メンバーとして、重要な視点と専門知識で貢献することで、ゲノムデータと臨床データの共有を、責任ある形で、自発的に、安全に行えるような形で、ベストプラクティスを特定するとともに、共通の規格の枠組みと協調的なアプローチを確立する計画です。

以上

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