リース利用企業向け資産管理サービスの提供について

2014年8月26 日 by SAP News 0

Tokyo国内大手総合リース会社の芙蓉総合リース株式会社(東京都千代田区、取締役社長 佐藤 隆、以下芙蓉リース)とエンタープライズ向けアプリケーションで世界大手SAPの日本法人であるSAPジャパン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 福田 譲、以下SAPジャパン)は、芙蓉リースがリース利用企業(借手)向けに固定資産業務を一元管理する「Lessee Contract Management and Accounting」(仮称、以下LCMA)をクラウドサービスとして提供することに合意しました。芙蓉リースによる本サービスは2016年からの提供を目指します。

固定資産/リースの分野では、頻繁に行われる税制や会計制度変更に加えて、J-SOXによる内部統制強化のため、現物情報と会計帳簿の整合は必須となっています。
そのため、今後の制度変更に柔軟に対応が可能で、なおかつ、システムの修正や新制度に適応した運用を低コストで実現できるサービスが求められています。

一方、リース会計では、自社保有の固定資産同様にオンバランス処理*注1)が求められており、リース利用企業の経理・会計処理にかかわる事務負担が増加しています。そうした作業を自動化するシステムを導入する場合、例えばIFRS基準の導入など、会計基準や税制の変更毎にシステムのバージョンアップや改修が必要となり、コストが高くなることが課題となっていました。

そこで、この度、提案型ソリューションで高いノウハウを持つ芙蓉リースと、リース業界の標準仕様となるリース会計エンジン (Lease Accounting Engine*注2))を備えたERPアプリケーションを日本で提供するSAPジャパンは、リース利用企業(借手)側の経理作業負担を軽減し、固定資産業務の簡素化・正確性の向上を支援するため、芙蓉リースが借手リース業務に特有の複雑な会計処理や契約管理に対応したリース利用企業向けのLCMAをもとにしたクラウドサービスを提供することに合意しました。

LCMAは、リース利用企業の固定資産管理業務を支援するソリューションです。芙蓉リースは、本ソリューションをクラウドサービスとしてリース利用企業向けに提供する予定です。本ソリューションは、芙蓉リースの資産管理サービス「FLOW-Cube」*注3)とデータ自動連携することにより、現物管理と会計処理の固定資産管理業務を一元的に処理することが可能となります。
リース利用企業は、従来現物管理と会計処理を別々で行うため、その結果発生する差異の確認作業等に相応の時間を取られがちですが、「FLOW-Cube」とLCMAの活用により、効率性・正確性の大幅な向上、それによる決算の早期化、内部統制への対応強化を実現することになります。
さらに、複数の会計基準に対応したサービスをクラウド環境にて提供することにより、従来の固定資産業務システムを導入するのに比べて、5年で約5分の1にコストを抑えることが可能となります。

以上


*注1) オンバランス処理:新リース会計基準により、(所有権移転外)ファイナンスリース取引の賃貸借(オフバランス)処理の廃止に伴い、会計処理が売買(オンバランス)処理に改正されています。
*注2) Lease Accounting Engine:SAPのリース業界向けソリューションであるSAP® Leasingのリース会計機能で、リース契約に関わる会計処理を管理・制御するアプリケーション。IFRS等の会計基準に則した適切なリース会計処理を行うため、契約分類の判定および計上額の計算・管理を行います。
*注3)「FLOW-Cube」:芙蓉リースによるクラウド型資産管理サービスで、リース資産の他、お客様で所有している自社資産を一元管理することにより、資産の棚卸等、現物管理業務をクラウド上で支援致します。

【芙蓉リースについて】
芙蓉リースは1969年の設立以来、大手総合リース会社として、提案型のソリューションビジネスという強みを生かし、全国で営業展開しております。
上場10周年を迎える本年度より中期経営計画「Value Creation 300」をスタート、「リース事業の進化・高度化」と「新たな事業分野の開拓」を2軸に据えてこれから10年の新しい姿に向けた「変革」「チェンジ」「進化」に取り組んでまいります。

【SAPジャパンについて】
SAPジャパンは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアにおけるマーケットリーダーとしてあらゆる業種におけるあらゆる規模の企業を支援しているSAP SEの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは、企業が市場での優位性を保持するため、バックオフィスから役員会議室、倉庫から店頭、さらにデスクトップ環境からモバイル環境において、企業がより効率的に協業を行い、より的確なビジネス判断を行うための様々なソリューションを提供します。企業が継続的な収益性の高い事業を実現することに貢献するSAPのアプリケーションやサービスは、世界各国261,000社以上の顧客企業に利用されています。国内でも日本企業の情報化の推進、国際競争力および企業価値の向上に貢献しています。(www.sap.com/japan

本書は、意図する製品サービス戦略、開発または機能に関する情報のみを含むものであり、芙蓉総合リース株式会社及びSAPジャパン株式会社が特定の取引、製品戦略又は開発に関し拘束されるものではありません。ここに含まれる情報は、予告なしに変更される場合があります。

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