CTC、高速なシステムプラットフォームSAP HANA®の取り扱いを開始

2015年2月4 日 by SAP News 0

SAP HANA、SAP® ERP、SAP® Simple Financeソリューションを中心に基幹系システム構築を強化

Tokyo伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、以下、CTC)は、SAPジャパン株式会社(代表取締役社長:福田 譲、本社:東京都千代田区)が提供する、データベースのトランザクション処理と分析処理の両方が最適化されたインメモリ型のミドルウェアSAP HANA®の取り扱いを4月から開始します。CTCは、設計から構築、導入後の技術支援までワンストップでサービスを提供し、SAPジャパンの統合型業務ソフトウェアSAP® ERPの取り扱いと合わせて基幹システム向けのソリューションを強化します。既存の企業データに基づきビッグデータを活用した戦略策定を行う企業や、自社のデータベースや分析システムの高速化を検討している企業向けに販売し、基幹システム向けのビジネス全体で、1年間で30億円の売上を目指します。

近年、モバイルデバイスの普及やコンピュータのパフォーマンス向上などにより、企業の取り扱うデータが増大し多様化する中、多くの企業では、データを戦略策定に役立てるために統計学的手法に基づく分析・予測を行うビッグデータ活用の取り組みを検討しています。また、今後は、あらゆるものがインターネットにつながるIoT(Internet of Things)の時代として、様々なデータのリアルタイムな把握と分析が求められており、各企業では、経営に役立つ情報を引き出せる分析や予測を行うため、既存の業務システムの性能に影響せずに、コストを抑えて分析のためのシステムを構築し運用することが課題です。

今回、CTCが提供するSAP HANAは、日々の業務処理と戦略策定のための分析処理を同一のプラットフォーム上で実現する、インメモリ型のソフトウェアです。データの保存を含め全ての処理をメモリ上で行うため、普段の業務処理を行いつつ高速でリアルタイムな分析を可能にします。SAP HANAを使用することで、ITシステム全体に加え、開発や運用業務が単純化されるため、従来と比べ平均で約4割のTCO(Total Cost of Ownership)が削減できます。
CTCは、様々なハードウェアを使用した多くの大規模なシステム構築の実績をもとに、お客様の既存の環境やSAP HANAの用途に合わせて最適な組み合わせを提供します。また、統合型業務ソフトウェアSAP ERPについては、既にシステムの設計から開発、運用・保守までをワンストップで提供しており、SAP HANAとSAP ERP(Enterprise Resource Planning)を使用した基幹システム向けのソリューションを推進していきます。

また、CTCは、自社の次期の基幹システムにおいて、SAP HANA上のERPソリューションであるSAP® Business Suite powered by SAP HANA*1と、SAP HANA専用の会計ソリューションSAP®Simple Finance*2を採用します。本システムはCTCのIaaSプラットフォーム上で稼働する予定であり、設計や構築、運用のノウハウをお客様向けのソリューションとして提供していきます。
SAPジャパンは、SAP HANAを基盤としたERPソリューションを重点項目として掲げており、今後、CTCとSAPジャパンは共同で、SAP HANAとSAP Business Suite powered by SAP HANAのマーケティングと販売活動を推進していきます。さらに、お客様システムの一層の効率化に貢献するため、SAP Business Suite powered by SAP HANAのクラウドサービスとしての提供を検討していきます。

以上

*1 SAP Business Suite powered by SAP HANAとは
SAP HANAとSAP ERPやSCM、CRMを組み合わせ、全ての機能をインメモリで提供できるソリューション。マーケティングやセールスの把握。分析やサプライチェーンのコスト管理がリアルタイムでできるようになる。

*2 SAP Simple Financeとは
SAP HANA専用の会計ソリューション。会計に関するあらゆるオペレーションを一元的に扱うことが可能になり、・取引データと分析処理のデータソースの統合化や、月末の経理処理などを、バッチ処理からリアルタイム処理へと移行する機能などを備える。

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