SAP HANA®のイノベーションで実現するデジタルエコノミー時代の強い企業

2015年5月13 日 by SAP News 0

(本リリースは、5月6日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

TokyoSAP SE(NYSE:SAP、以下SAP)は、SAP HANA® Cloud Platformの大幅な機能拡張について発表しました。これは現在のハイパーコネクテッドなデジタルエコノミーの要求に応えるパワフルで先進的なビジネスアプリケーションの構築と導入を目的としたものであり、SAP HANA® Cloud Platform向けの強力なパートナーエコシステム、カスタマーイノベーション、新たに開発された機能が含まれています。新たなイノベーションでは、引き続き、SAP HANAの高度なインメモリー機能が搭載されているほか、強力でありながら軽量なアプリケーションを簡単に作成できるInternet of Things(IoT)サービス向けの新しいライブラリーなどの新機能も予定どおりに追加されました。SAP HANA Cloud Platformを基盤とした革新的アプリケーションを取り揃えた便利な総合アプリストアであるSAP HANA App Centerサイトでは、アプリケーションのラインアップがますます充実しています。最後に、SAP HANA Innovation Awardの受賞企業が発表され、SAP HANAを利用してさまざまな方法でビジネスや社会を変革した企業に賞が贈られました。これらの発表は、5月5~7日にフロリダ州オーランドで開催されたSAPPHIRE® NOWで行われました。

SAPのプラットフォームソリューションズ担当プレジデントであるスティーブ・ルーカス(Steve Lucas)は、次のように述べています。「SAP HANA Cloud Platformで提供される新しいイノベーションにより、企業はビジネスの運用方法を根本から変革できます。SAPは、PaaS上でアプリケーションを開発し、利用し、導入するための業界標準を確立しつつあります。現在あらゆる企業がITの複雑性という課題に直面していますが、SAP HANAにより大幅にシンプル化されます」

SAP HANA Cloud Platformで加速するアプリケーションのクラウド化

SAP HANA Cloud Platformは、次世代のモバイル対応ビジネスアプリケーションの真価を引き出すインメモリーPaaSサービスとして、企業から信頼を得ています。アプリケーションをSAP HANA Cloud Platform対応に拡張したり、SAP HANA Cloud Platformに統合したり、あるいはSAP HANA Cloud Platform上で構築することで、SAP HANAの高度なインメモリー機能やさまざまな拡張機能を利用して今日のデジタルエコノミーの要求に対応することができます。SAP HANA Cloud Platformの最新リリースには、次のものが含まれます。

• SAP HANA Cloud Platform for the IoT:軽量IoTクラウドアプリケーションの導入をシンプル化する、IoTアプリケーションシナリオ向けのデバイスおよびデータ管理機能が追加される予定です。

• SaaS(サービスとしてのソフトウェア)およびモバイルアプリケーションを導入するための高速拡張サービス:SuccessFactors® HCM Suite、SAP Cloud for Customerソリューション、SAP® Jam™ソーシャル・ソフトウェア・プラットフォーム、SAP Business Suite 4 SAP HANA(SAP S/4HANA)、およびSAP Business Suiteと密接に連携して、パーソナライズされた統合ユーザーエクスペリエンスを提供します。

• SAP Fiori®ユーザーエクスペリエンス(UX)向けの新しいサービス:SAP Fioriアプリケーションを拡張し、すべての業務部門でSAP Fioriと同じように操作できる新しいアプリケーションを開発することにより、お客様がSAPへの既存投資から短期間でより多くの価値を引き出せるようにします。

• 最近発表されたSAP HANA Cloud Platformモバイルサービス:このPaaS(サービスとしてのプラットフォーム)サービスでは、モバイルをシンプルに利用できるようにするため、SAP Fioriアプリケーションの拡張サポート強化が計画されています。コンシューマー品質のUXや高機能のプッシュ通知サービスなどの充実した機能を提供することで、アプリケーションの利用を促進することが可能です。

SAP HANA Cloud Platformの新機能については、『What’s New In HANA Cloud Platform:The SAPPHIRE NOW Announcements』をご参照ください。

SAP HANA App Centerで、SAP HANA Cloud Platformを基盤とする800本を超えるアプリケーションを提供

SAP HANA Cloud Platformは短期間のうちに、SAPのビジネスパートナーとお客様がアジャイルな開発および導入を実施するための事実上の標準プラットフォームになりました。こうした急速な普及に対応するため、SAP HANA App Centerでは、このプラットフォーム上で動作する強力なアプリケーションを簡単に検索したり利用したりできるようになっています。SAP HANA App Centerは品揃えがますます充実し、現在800本を超える新しいアプリケーションを提供しています。アプリケーションをデジタル購入して利用できるSAP Storeにも直接リンクしているので、あらゆる場所の企業や個人ユーザーが利用できます。SAP HANA App Centerには、次のSAPパートナーが協力しています。

• EnterpriseJungleは、SAP HANA Cloud PlatformおよびSAPカンパニーであるSuccessFactorsソリューション向けに、オプションでSAP Jamと統合できる拡張機能を提供しています。このアプリケーションにより、専門知識、スキル、人材、関係するコミュニティやグループなど企業の内外に埋もれている貴重な情報や知見を発見できます。

• IBMは、SAP ERPアプリケーションのバックエンドで使用されるモバイルアプリケーションのユーザー、ロール、および権限を簡単に管理できるSAP Mobile User Management from IBMをはじめ、SAP HANA Cloud Platform上で何百ものアプリケーションを開発してきました。またSAPと提携して、SAP Fiori、SAP Mobile Platform、iOS拡張機能を活用してシンプルなユーザーエクスペリエンスを実現する一連のモバイルソリューションを協力して開発してきました。

• Innovapptiveは、SAP HANA Cloud Platformモバイルサービスを利用して、職務に関連した承認、資産ライフサイクル、在庫トランザクションなどの重要なビジネス上の案件を管理できるアプリケーションを70本以上開発しました。

• Semosは、SAP HANA Cloud PlatformおよびSuccessFactorsのソリューションを使用したJobptsを開発しました。このアプリケーションは、業績の表彰と報奨金によって従業員のやる気を引き出すアプリケーションです。SAPもJobptsの法人エンドユーザーです。

• Sitrionが提供するSitrion ONEは、SAP HANA Cloud Platformを基盤に、オンプレミスかクラウドかを問わずSAPシステムのプロセスおよびデータを従業員がモバイルで自由に活用できるようにします。修正なしですぐに使える何百ものモバイル・ユース・ケースを数日間で導入できます。これは通常、何カ月もかかる作業です。

SAP HANA Innovation Awardの受賞企業

SAP HANAプラットフォームを活用して実現した際立ったイノベーションを表彰するSAP HANA Innovation Awardの2回目の受賞企業が発表されました。SAPは今回、審査対象を2014年の15カ国から31カ国に拡大し、SAP HANAの導入に成功した政府関連の機関およびパートナーからの応募も受け付けました。それに加えてSAPは、SAP HANA上にパッケージアプリケーション、カスタムアプリケーションの両方を導入して、リアルタイム分析、プロセス簡略化、およびテクノロジーイノベーションを達成したお客様を表彰するため、受賞カテゴリを3から6に増やしました。

エントリー応募件数およそ50の中から18,000票以上の一般投票により、6つのカテゴリそれぞれで上位3件が最終審査に進出しました。最終審査では、SAP役員、SAPユーザーグループおよび製品エキスパート、そして業界アナリストから成る専門家パネルが審査を行いました。Asian Paints、ConAgra、Dell、Hinduja Tech Limited、Molecular Health、Walmartの6社の受賞企業から寄付された賞金総額は6万米ドルに達しました。

SAP BW-EMLベンチマークの記録を塗り替えたSAP HANAのパフォーマンス

ますます多くのSAPパートナーが、SAP Business Warehouse Enhanced Mixed Load(SAP BW-EML)標準アプリケーションベンチマークで傑出したパフォーマンスを記録しています。この新しいベンチマーク結果は、SAP HANAが動作するスケールアップおよびスケールアウトアーキテクチャー上のSAP認定システムでレコード数10億~100億のデータセットを処理するという条件で計測したものです。ベンチマーク結果の主要部分については、以下をご参照ください。

選択可能な複数のSAPパートナー

SAPは、お客様に豊富な選択肢を用意するという取り組みの一環として、Cisco、Dell、富士通、HP、日立、Huawei、Lenovoなど多数のパートナーが提供している、SAP HANAが動作するIntel® Xeon®プロセッサE7 v3ファミリー・ベース・システムを新たに認定しました。動作コア数が20%増え、最大12TBのメモリーを搭載するこれらのシステムは、各国でHPから12TB構成として提供されます。さらに、SAPとIBMは、SUSE Linux Enterprise Serverが動作するIBM POWER8システム上でSAP HANAプラットフォームを汎用的に利用可能にし、2015年中に本稼動を開始する計画です。IBMはこの発表を見越して、Power SystemsソリューションのSAP HANA向けの一連のエディションを今週早々に発表しました。これらのシステムを利用すれば、Power SystemsにSAP HANAをコスト効率よく短期間で導入できます。Intel® Xeon®プロセッサE7 v3ファミリー・ベース・システムとIBM Power8の追加によってパフォーマンスと機動性がますます向上するSAP HANAは、ビッグデータおよびIoTシナリオに最適のソリューションです。

以上

SAPについて

SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアにおけるマーケットリーダーとして、あらゆる業種におけるあらゆる規模の企業を支援しています。SAPは、企業が市場での優位性を保持するため、バックオフィスや役員会議室、倉庫や店頭で、さらにデスクトップ環境やモバイル環境などにおいて、企業がより効率的に協業を行い、より的確なビジネス判断を行うための様々なソリューションを提供します。
企業が継続的な収益性の高い事業を実現することに貢献するSAPのアプリケーションやサービスは、世界各国291,000社以上の顧客企業に利用されています。
また、フランクフルト証券取引所やニューヨーク証券取引所を含むいくつかの取引所で「SAP」の銘柄で取引されています。詳細はhttp://www.sap.com (英語)をご参照ください。

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