SAPジャパン、SAP HANA®の最新版を提供開始

2015年7月2 日 by SAP News 0

TokyoSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 福田 譲、以下SAPジャパン)は、SAP HANA®プラットフォーム向けサービスパック10(SPS10)を本日から提供開始します。これにより、お客様のコアビジネスのすべての主要機能をネットワークの末端、つまりリモートのビジネストランザクションやイベントが実際に発生する場所にまで効果的に拡張できるようになります。この最新版では、Internet of Things(IoT)とのエンタープライズレベルでの接続、ビッグデータのより効果的な管理、企業全体にわたるデータの高可用性、新しいアプリケーションの開発などのための新機能が提供されています。

SAPのCTO(最高技術責任者)であるクエンティン・クラーク(Quentin Clark)は、次のように述べています。「SAP HANAは、トランザクションと分析処理を1つの統合プラットフォームで実行します。SAP HANAの今回の新機能により、データセンターの正常稼動とすべてのリモートシステムへのデータ同期を確実に行い、エンタープライズデータの高可用性と耐障害性を強化し、高度な分析を実施することができます。これによりお客様は、経済全体のデジタル化という避けることのできない流れに備えることができます」

Internet of Thingsとエンタープライズレベルで接続
企業は、SAP HANAの新しいリモートデータ同期機能により、エンタープライズとネットワーク末端のリモートロケーション間でデータを同期することができます。1,200万超のライセンス実績を有する先進のエンタープライズ対応埋め込み型データベーステクノロジーSAP® SQL Anywhere®スイートを利用して、エンタープライズとリモートロケーション間でSAP HANAリモートデータ同期を実行するIoTおよびデータ集約型モバイルアプリケーションを開発できるようにもなりました。この機能を活用することで、小売店やレストランなどのリモート環境から、エンタープライズデータの取り込みやアクセス、またSAP HANAへのフィードバックを安全に行えます。さらに、IoTデータを収集して分析すれば、船舶、ポンプ場、鉱山での予防保全のような遠隔地での非常に重要な作業を、低帯域幅接続や断続接続で、場合によってはオフライン中にさえ実施できます。

ビッグデータのデータアクセスと管理を合理化
企業は、SAP HANAの拡張されたスマート・データ・インテグレーション機能により、ClouderaやHortonworks、MapRといった最新のHadoopディストリビューションを導入して、ビッグデータを継続的に利用できます。SAP HANAの追加拡張機能には、Spark SQLによる高速データ転送、SAP HANAおよびHadoopのクラスター管理を、Apache Ambariを利用することで単一ユーザーインターフェース(UI)で行うことができます。さらにIT部門は、新しいルールベースのデータ移動機能を利用して、ビジネス要件に基づいて複数のストレージ階層間でデータを移動できます。たとえば、1年分のデータをメモリーに保存するルールを設定し、古くなったデータをディスクストレージまたはHadoopに移動するルールを設定できます。さらにお客様は、使いやすいWebベースの開発ワークベンチでデータのクレンジングと名寄せを実行可能な、SAP HANAの新しいスマート・データ・クオリティ機能によって、収集しているデータの信頼性を高めることができます。

企業全体にわたる高可用性とスケーラビリティの強化
SAP HANAは、高可用性と耐障害性の新しい機能によって、データセンターの正常稼動を確保し、常時オンのミッション・クリティカル・アプリケーションへの対応を支援します。1対nの非同期レプリケーション、ダイナミックティアリングの自動ホストフェイルオーバー、増分バックアップなどの機能は、システムのダウンタイムを短縮し、企業全体にわたって真の事業継続性を促進するのに役立ちます。さらに企業は、SAP HANAのNUMA(Non-Uniform Memory Access)対応アーキテクチャーを活用してメモリー12TB超の大規模システムをサポートすることで、巨大なデータセットを高速処理し、全体のビジネスパフォーマンスを改善できます。ワークロード管理の機能拡張によってワークロード混在時のパフォーマンスを向上させ、リソースの最適化をより効果的に行えます。

IDCのアプリケーション開発およびデプロイメント担当のリサーチ・バイス・プレジデントであるカール・オロフソン(Carl Olofson)は、次のように述べています。「高可用性と耐障害性は、データセンターを擁するエンタープライズレベルのあらゆるITランドスケープで最もクリティカルな要件に含まれます。障害発生時もITの運用は継続される、という信頼性と確実性を保証することが重要で、これを過小評価することはできません。SAP HANAは、事業継続性を企業全体で促進し、セキュリティ侵害のリスクを減らす、堅固な基盤となるように設計されています」

高度な分析によるイノベーション
SAP HANA SPS10の拡張されたデータ処理機能を利用すれば、高度な分析機能を備えた強力なアプリケーションの開発を加速できます。また、SAP HANAのテキストマイニングがSQL構文にまで拡張され、次世代アプリケーションを開発しやすくなりました。SAP HANAの新しい空間処理機能拡張には、SAP HANAモデルやSQLScriptでの多次元オブジェクトおよび空間記述のサポートが含まれているため、ビジネスアプリケーションに魅力的なビジュアル化機能を組み込むことができます。

大きな弾みがつくSAP HANA
SAP HANAを利用してビジネスを変革するお客様の数は劇的に増大しています。SAP HANAのお客様は現在6,400社を超え、わずか1年の間にほぼ倍増しました。SAP HANA® Cloud Platformも、短期間でおよそ1,400社のお客様に導入されるという勢いです。2015年だけでも370社を超えるお客様が、SAP® Business Suite 4 SAP HANA®(SAP® S/4HANA)を利用して、すぐに巨大な利益を生み出しました。SAP HANA上のSAP® Business Warehouseアプリケーションは、1,900社を超えるお客様から引き続き強力な支持を得ています。新興企業によるSAP HANAの導入件数も急上昇し、現在では、2,000社を超えるお客様がSAP HANAプラットフォームを活用しています。さらに、SAP HANAを利用しているユーザーは81万5,000人以上に上ります。

以上

SAPジャパンについて

SAPジャパンは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアにおけるマーケットリーダーとしてあらゆる業種におけるあらゆる規模の企業を支援しているSAP SEの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは、企業が市場での優位性を保持するため、バックオフィスから役員会議室、倉庫から店頭で、さらにデスクトップ環境からモバイル環境などにおいて、企業がより効率的に協業を行い、より的確なビジネス判断を行うための様々なソリューションを提供します。企業が継続的な収益性の高い事業を実現することに貢献するSAPのアプリケーションやサービスは、世界各国291,000社以上の顧客企業に利用されています。国内でも日本企業の情報化の推進、国際競争力および企業価値の向上に貢献しています。

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