SAP、2015年度第4四半期および通年の業績を発表

2016年1月25 日 by SAP News 0

SAP、2015年度目標を大幅達成、2017年度の中期目標を引き上げる

(本リリースは、1月22日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

Walldorf
•新規クラウド受注に破竹の勢い – 通年で103%増
•クラウドの継続的な高成長を示す先行指標のクラウドサブスクリプションおよびサポートのバックログが年度末時点で45%増加し、37億ユーロを達成
•通年のNon-IFRSベースでのクラウドサブスクリプションおよびサポート売上は109%増の23億ユーロ(固定通貨換算ベースで20億ユーロとなり、会社計画額を達成)
•通年のNon-IFRSベースでのクラウドおよびソフトウェア売上は20%増(固定通貨換算ベースで12%増となり、会社計画額を上回る)
•SAP S/4HANAの導入が急増 – 第4四半期に顧客数が2倍以上増加し、今や2,700社を超える
•通年のNon-IFRSベースでの営業利益は13%増の63億5,000万ユーロ(固定通貨換算ベースで59億300万ユーロとなり、会社計画額を上回る)
•2017年度までにNon-IFRSベースでのクラウドサブスクリプションおよびサポート売上を40億ユーロに拡大することを目指す

SAP SE(NYSE:SAP)は、2015年12月31日を決算日とする 2015年度第4四半期および通年の決算を発表しました。

SAPはクラウド事業における急成長と中核のライセンス事業の2桁成長により圧倒的な勢いを第4四半期も持続しました。通年のNon-IFRSベースのクラウドおよびソフトウェア売上は20%増、固定通貨換算ベースでは12%増となり、固定通貨換算ベースで8%~10%増の見込みを上回りました。クラウド事業における順調な売上達成の主要な指標である新規のクラウド受注は、通年で103%増の8億8,300万ユーロ、第4四半期において75%増の3億4,400万ユーロでした1。Non-IFRSベースでのクラウドサブスクリプションおよびサポート売上は、23億ユーロでした(固定通貨換算ベースで20億ユーロで通年の目標であった19億5,000万~20億5,000万ユーロを達成)2。 Non-IFRSベースでの営業利益は、63億5,000万ユーロでした(固定通貨換算ベースで59億300万ユーロで通年の目標であった56億~59億ユーロを超過)。

SAPのCEOのビル・マクダーモット(Bill McDermott)は、次のように述べています。「SAPの2015年度の好調な業績からS/4HANAのイノベーションサイクルが順調に進んでいることが分かります。SAPはクラウド事業におけるビジョンの完全性により、レガシープレーヤーとしても特定ソリューションのプロバイダーとしても両方で群を抜きました。私たちはクラウド、ソフトウェア、および営業利益において、会社計画額を上回っています。SAPは将来にわたって収益性の高い成長企業として存続すると常に確信しています」

SAPのCFOのルカ・ムシッチ(Luka Mucic)も次のように述べています。「2015年度のすばらしい業績は、お客様の真のデジタル企業への変革を支援するためにコア、クラウド、およびビジネスネットワークの全体にわたってイノベーションを推進している弊社の戦略が正しいことを証明しています。SAPは、自社の変革を実現し、投資をノンコアの活動から市場で膨大な成長機会を捉えることが可能な戦略的成長分野にシフトすることでさらに効率的な企業になりました。これにより、2017年の目標引き上げに反映しているように、将来の成長への強固な道筋を切り開くことができました」

2015年度第4四半期の事業ハイライト

SAP S/4HANAの導入が第4四半期に2倍以上の急成長

SAP S/4HANAは次世代のビジネススイートで、これを「核」として企業はビジネスを成功させるためにすべてのプロセスをリアルタイムで運用したり、エンタープライズシステムと外部のエコシステムをシームレスに統合したりすることができます。SAP S/4HANAの導入は急速に拡大を続け、2015年度末時点のSAP S/4HANAのお客様は前年同期比で2倍以上増加し、すべての地域と業界にわたり2,700社を超えています。さらにSAP S/4HANAはSAPのイノベーションポートフォリオ全体をお客様が幅広く導入する原動力となっています。たとえば、メルク(Merck)社では迅速なデータアクセス、ユーザーエクスペリエンスの強化、シンプル化されたビジネスプロセスによる生産性向上を目指し、SAP S/4HANAの導入を始めています。

人事管理(HCM)の力強い勢い

正規社員と非正規社員の両方をグローバルに管理するためのソリューションとしてSAPを選ぶお客様が増えています。SAPの人事管理(HCM)サービスの中核であるSuccessFactors Employee Centralの顧客数は、第4四半期に初めて1,000を超えました。特に米国以外の市場で、人事管理ソリューションの主要な競合他社に勝利しています。たとえば、Lufthansa社はSAP SuccessFactorsを選びました。人事管理におけるSAPのイノベーションは、SAPの差別化をますます推進し、市場シェアの拡大につながっていきます。

カスタマーエンゲージメント&コマースの受注が3桁成長

カスタマーエンゲージメント&コマースソリューションは極めて高い伸びを見せています。お客様は消費者とあらゆるチャネルでより豊富で柔軟に状況に応じることができる、よりパーソナライズされた新たな関係を築いています。SAPならではの特長は、企業がフロントオフィスとバックオフィスをリアルタイムでつなぎ、1つの包括的なバリューチェーンでオンライン取引も実現できる点です。カスタマーエンゲージメント&コマースの新規クラウド受注は2015年度通年で3桁成長を見せています。

ビジネスネットワークの力強い成長

SAPはハイパーコネクテッドワールドを牽引しています。SAPのビジネスネットワークグループのAriba、Fieldglass、およびConcurには、豊富なオープンプラットフォームと進化を続けるコンテンツとイノベーションを提供する、お客様、サプライヤー、パートナー、開発者の大規模なエコシステムを備えているという共通点があります。ビジネスネットワークの新規のクラウド受注は、通年で187%増の3億900万ユーロでした。

Aribaネットワークでつながるおよそ200万社の企業が行った取引総額は7,400億ドル以上です。3過去12カ月で、3,200万以上のエンドユーザーがConcurを使って旅費や経費を処理しており、お客様は約130カ国においてFieldglassプラットフォームで190万人の非正規社員を管理しました。

地域別業績 – クラウドおよびソフトウェア売上はすべての地域で2桁成長

ヨーロッパ・中東・アフリカ(EMEA)地域では、ドイツとロシアにおいてソフトウェアライセンスが2桁の力強い成長を見せるなど、Non-IFRSベースのクラウドおよびソフトウェア売上が11%増となり、第4四半期に傑出した業績をあげました。EMEA地域におけるNon-IFRSベースのクラウドサブスクリプションおよびサポート売上は、新規クラウド受注が極めて堅調に2桁台で伸びたことから53%の成長でした。

南北中央アメリカ地域では、米国での好調なソフトウェア売上を含め、Non-IFRSベースのクラウドおよびソフトウェア売上が27%増となり、2桁の力強い成長を見せました。ブラジルは、不安定なマクロ環境が続いているにもかかわらず、ソフトウェア売上が2桁の成長を遂げ、業績が回復しました。南北中央アメリカ地域では新規クラウド受注が2桁成長となり、Non-IFRSベースのクラウドサブスクリプションおよびサポート売上が89%増となりました。

アジア太平洋および日本(APJ)地域では、オーストラリアとインドにおけるソフトウェア売上の力強い2桁成長など、Non-IFRSベースのクラウドおよびソフトウェア売上が18%の拡大を見せ、第4四半期に堅調な2桁台の成長軌道に戻りました。 APJ地域でのNon-IFRSベースでのクラウドサブスクリプションおよびサポート売上は、55%の増加でした。新規クラウド受注は圧倒的な勢いを見せ、3桁成長となりました。

業績の詳細

2015年度第4四半期

SAP – 2015年度第4四半期1)

IFRS

Non-IFRS 2)

単位:特に記載のない限り百万ユーロ

2015年度 第4四半期

2014年度 第4四半期

増減率(%)

2015年度 第4四半期

2014年度 第4四半期

増減率(%)

固定通貨換算ベース増減率(%)

新規クラウド受注

344

197

75

N/A

N/A

N/A

N/A

クラウドサブスクリプションおよびサポート

632

349

81

633

360

76

60

ソフトウェアライセンスおよびサポート

4,749

4,209

13

4,749

4,210

13

9

クラウドおよびソフトウェア

5,381

4,558

18

5,382

4,570

18

13

総売上

6,346

5,458

16

6,347

5,469

16

11

営業利益

1,699

1,753

-3

2,280

2,127

7

3

税引き後利益

1,283

1,309

-2

1,674

1,569

7

基本1株当たり利益(€)

1.07

1.10

-2

1.40

1.31

7

フルタイム換算従業員数

76,986

74,406

3

N/A

N/A

N/A

N/A

1)全ての数値は未監査のものです

2) SAPのNon-IFRS指標に関する詳細な説明については、オンラインの「Non-IFRS指標に関する説明(Explanation of Non-IFRS Measures)」をご覧ください。個々の調整の詳細については本プレスリリース付表のF7ページをご覧ください。

クラウドサブスクリプションおよびサポート売上は、IFRSベースの場合、81%増の6億3,200万ユーロ(2014年=3億4,900万ユーロ)でした。Non-IFRSベースのクラウドサブスクリプションおよびサポート売上は、76%(固定通貨換算ベースで60%)増の6億3,300万ユーロ(2014年=3億6,000万ユーロ)でした。ソフトウェアライセンス売上は、IFRSベースの場合、15%増の21億5,000万ユーロ(2014年=18億7,000万ユーロ)でした。Non-IFRSベースのソフトウェアライセンス売上は、15%(固定通貨換算ベースで11%)増の21億5,000万ユーロ(2014年=18億7,000万ユーロ)でした。ソフトウェアライセンスおよびサポート売上は、IFRSベースの場合、13%増の47億5,000万ユーロ(2014年=42億1,000万ユーロ)でした。Non-IFRSベースのソフトウェアライセンスおよびサポート売上は、13%(固定通貨換算ベースで9%)増の47億5,000万ユーロ(2014年=42億1,000万ユーロ)でした。クラウドおよびソフトウェア売上は、IFRSベースの場合、18%増の53億8,000万ユーロ(2014年=45億6,000万ユーロ)でした。Non-IFRSベースのクラウドおよびソフトウェア売上は、18%(固定通貨換算ベースで13%)増の53億8,000万ユーロ(2014年=45億7,000万ユーロ)でした。総売上については、IFRSベースの場合、16%増の63億5,000万ユーロ(2014年=54億6,000万ユーロ)でした。Non-IFRSベースの総売上は、16%(固定通貨換算ベースで11%)増の63億5,000万ユーロ(2014年=54億7,000万ユーロ)でした。

営業利益については、IFRSベースの場合、3%減の17億ユーロ(2014年=17億5,000万ユーロ)でした。Non-IFRSベースの営業利益は、7%(固定通貨換算ベースで3%)増の22億8,000万ユーロ(2014年=21億3,000万ユーロ)でした。営業利益率については、IFRSベースでは、5.3パーセンテージポイント減の26.8%(2014年=32.1%)でした。Non-IFRSベースの営業利益率は、3.0パーセンテージポイント(固定通貨換算ベースでは2.6パーセンテージポイント)減の35.9%(2014年=38.9%)でした。

税引き後利益については、IFRSベースの場合、2%減の12億8,000万ユーロ(2014年=13億1,000万ユーロ)でした。Non-IFRSベースの税引き後利益は、7%増の16億7,000万ユーロ(2014年=15億7,000万ユーロ)でした。基本1株当たり利益については、IFRSベースの場合、2%減の1.07ユーロ(2014年=1.10ユーロ)でした。Non-IFRSベースの基本1株当たり利益は、7%増の1.40ユーロ(2014年=1.31ユーロ)でした。2015年度第4四半期のIFRSベースの実効税率は22.0%(2014年=24.5%)、Non-IFRSベースの実効税率は24.8%(2014年=25.5%)でした。

2015年度通年

SAP – 2015年度通年1)

IFRS

Non-IFRS 2)

単位:特に記載のない限り百万ユーロ

2015年度 通年

2014年度 通年

増減率(%)

2015年度 通年

2014年度 通年

増減率(%)

固定通貨換算ベース増減率(%)

新規クラウド受注

883

436

103

N/A

N/A

N/A

N/A

クラウドサブスクリプションおよびサポート

2,286

1,087

110

2,296

1,101

109

82

ソフトウェアライセンスおよびサポート

14,931

13,228

13

14,933

13,233

13

6

クラウドおよびソフトウェア

17,218

14,315

20

17,229

14,334

20

12

総売上

20,797

17,560

18

20,809

17,580

18

10

営業利益

4,251

4,331

-2

6,346

5,638

13

5

税引き後利益

3,061

3,280

-7

4,505

4,182

8

基本1株当たり利益(€)

2.56

2.75

-7

3.77

3.50

8

フルタイム換算従業員数

76,986

74,406

3

N/A

N/A

N/A

N/A

1)全ての数値は未監査のものです

2) SAPのNon-IFRS指標に関する詳細な説明については、オンラインの「Non-IFRS指標に関する説明(Explanation of Non-IFRS Measures)」をご覧ください。個々の調整の詳細については本プレスリリース付表のF7ページをご覧ください。

クラウドサブスクリプションおよびサポート売上は、IFRSベースの場合、110%増の22億9,000万ユーロ(2014年=10億9,000万ユーロ)でした。Non-IFRSベースのクラウドサブスクリプションおよびサポート売上は、109%(固定通貨換算ベースで82%)増の23億ユーロ(2014年=11億ユーロ)でした。ソフトウェアライセンス売上は、IFRSベースの場合、10%増の48億4,000万ユーロ(2014年=44億ユーロ)でした。Non-IFRSベースのソフトウェアライセンス売上は、10%(固定通貨換算ベースで4%)増の48億4,000万ユーロ(2014年=44億ユーロ)でした。ソフトウェアライセンスおよびサポート売上は、IFRSベースの場合、13%増の149億3,000万ユーロ(2014年=132億3,000万ユーロ)でした。Non-IFRSベースのソフトウェアライセンスおよびサポート売上は、13%(固定通貨換算ベースで6%)増の149億3,000万ユーロ(2014年=132億3,000万ユーロ)でした。クラウドおよびソフトウェア売上は、IFRSベースの場合、20%増の172億2,000万ユーロ(2014年=143億2,000万ユーロ)でした。Non-IFRSベースのクラウドおよびソフトウェア売上は、20%(固定通貨換算ベースで12%)増の172億3,000万ユーロ(2014年=143億3,000万ユーロ)でした。総売上については、IFRSベースの場合、18%増の208億ユーロ(2014年=175億6,000万ユーロ)でした。Non-IFRSベースの総売上は、18%(固定通貨換算ベースで10%)増の208億1,000万ユーロ(2014年=175億8,000万ユーロ)でした。

営業利益については、IFRSベースの場合、2%減の42億5,000万ユーロ(2014年=43億3,000万ユーロ)でした。Non-IFRSベースの営業利益は、13%(固定通貨換算ベースで5%)増の63億5,000万ユーロ(2014年=56億4,000万ユーロ)でした。営業利益率については、IFRSベースでは、4.2パーセンテージポイント減の20.4%(2014年=24.7%)でした。Non-IFRSベースの営業利益率は、1.6パーセンテージポイント(固定通貨換算ベースでは1.5パーセンテージポイント)減の30.5%(2014年=32.1%)でした。

税引き後利益については、IFRSベースの場合、7%減の30億6,000万ユーロ(2014年=32億8,000万ユーロ)でした。Non-IFRSベースの税引き後利益は、8%増の45億ユーロ(2014年=41億8,000万ユーロ)でした。基本1株当たり利益については、IFRSベースの場合、7%減の2.56ユーロ(2014年=2.75ユーロ)でした。Non-IFRSベースの基本1株当たり利益は、8%増の3.77ユーロ(2014年=3.50ユーロ)でした。2015年度12カ月間のIFRSベースの実効税率は23.3%(2014年=24.7%)、Non-IFRSベースの実効税率は26.0%(2014年=26.1%)でした。

営業キャッシュフローは、前年度比4%増の36億4,000万ユーロ(2014年=35億ユーロ)でした。フリーキャッシュフローは、前年度比増加の30億ユーロ(2014年=27億6,000万ユーロ)でした。総売上に占めるフリーキャッシュフローの割合は、14%(2014年=16%)でした。2015年12月31日時点での現金および現金等価物、短期投資を含むSAP全体の流動資金は、35億6,000万ユーロ(2014年12月31日=34億2,000万ユーロ)でした。2015年12月31日時点での純流動資産2は、2014年12月31日時点でマイナス76億7,000万ユーロだったのに対し、マイナス56億2,000万ユーロでした。

2016年度の見通し
2016年度通年の見通しは以下のとおりです。

•引き続きSAPのクラウドビジネスの力強い成長によって、2016年通年のNon-IFRSベースのクラウドサブスクリプションおよびサポート売上は、固定通貨換算ベースで約29億5,000万ユーロから30億5,000万ユーロの見込みです(2015年=23億ユーロ)。この範囲の上限は、固定通貨換算ベースで33%の成長率を設定した場合のものです。
•2016年通年のNon-IFRSベースのクラウドおよびソフトウェア売上は、固定通貨換算ベースで6%から8%の増加の見込みです(2015年=172億3,000万ユーロ)。
•2016年通年のNon-IFRSベースの営業利益は、固定通貨換算ベースで64億ユーロから67億ユーロの見込みです(2015年=63億5,000万ユーロ)。

SAPの2016年通年の見通しは、固定通貨換算ベースですが、実通貨ベースで報告される数値については、為替レートの変動による影響を今後も年間を通して受ける見込みです。

中期の見通し
2016年から先を見通し、現状の為替レート環境と卓越した事業の勢いの両方を反映させて2017年の目標を引き上げています。

今後も安定的な為替レート環境が続くと想定し、Non-IFRSベースのクラウドサブスクリプションおよびサポート売上が2017年に38億から40億ユーロとなると見込んでいます。この範囲の上限は、2015年から2017年の年平均成長率(CAGR)を32%に設定した場合のものです。2017年におけるNon-IFRSベースの総売上は、230億から235億ユーロを現在見込んでいます。2017年のNon-IFRSベースの営業利益の現時点での見込みは、67億ユーロから70億ユーロです。

SAPはサポート売上の拡大に加えてクラウド事業の急速な成長によって予測可能性の高い売上が占める比率が高まると引き続き予想しています。
現状のソフトウェアライセンス売上の勢いから判断して、クラウドサブスクリプションおよびサポート売上とソフトウェアサポート売上の合計は2017年に総売上の63%から65%を占めると見込んでいます。

急成長しているSAPのクラウドサブスクリプションおよびサポート売上は2017年までにソフトウェアライセンス売上に近づき、2018年中にはソフトウェアライセンス売上を上回ると予想されます。その時には、SAPはクラウド事業で営業利益の拡大をさらに加速することのできる規模に達する見込みです。

SAPは現時点で長期の2020年における高い目標の修正を行いません。2015年に発表した2020年の見通しは以下のとおりです。

•Non-IFRSベースのクラウドサブスクリプションおよびサポート売上が75億~80億ユーロ
•Non-IFRSベースの総売上が260億~280億ユーロ

•Non-IFRSベースの営業利益が80億~90億ユーロ
•予測可能性の高い売上(クラウドサブスクリプションおよびサポート売上とソフトウェアサポート売上の合計と定義)の比率が70%~75%

追加の情報
2015年度年の売上と収益の数値にはConcurおよびFieldglassの全売上および収益が含まれます。2014年度の比較数値には、ConcurとFieldglassについて、それぞれ12月4日からと5月2日からの数字を含みます。

SAP の Non-IFRS 指標とその制約に関する詳細な説明、および、固定通貨とフリーキャッシュフローの数値については、オンラインの「Non-IFRS 指標に関する説明 (Explanation of Non-IFRS Measures)」をご覧ください。

2015年度統合報告書および年次報告書
SAPの株主向け2015年度統合報告書および年次報告書とForm 20-Fの2015年度年次報告書は2016年3月29日に公表され、www.sap.com/investorからダウンロードして入手できる予定です。

本社プレスリリースの原文はこちらをご参照ください。

地域別業績概要につきましてはこちらをご覧ください。

以上


1 新規のクラウド受注は、ある期間のクラウドサブスクリプションおよびサポート売上と、新規の顧客からの発注と既存顧客の発注増の数値として識別される見込みの注文をすべて含みます。受注総額には、契約的に拘束されているもののみが含まれます(従量課金や同様のしくみによる変動総額を含みません)。したがって、拘束されない従量課金を特徴とするAribaやFieldglassの取引ベースの料金は、新規のクラウド受注の計算には反映されません。総額は年間で算定します。Concurは、SAPの2015年度第4四半期の新規クラウド受注におよそ3,900万ユーロ貢献しました。
2 2015年度第4四半期における、SAPのNon-IFRSベースのクラウドサブスクリプションおよびサポート売上に対するConcurの貢献高は、固定通貨換算ベースで約1億6,200万ユーロでした。Concurの買収手続きは2014年12月4日に完了しました。
3 ネットワーク上で行われた取引総額は、直近の12カ月間にAribaネットワーク上で発生した注文書の総額です。これまでの四半期では、ConcurとFieldglassも含まれていましたが、2015年度第3四半期では、より関連性の高い指標を公開するためにそれらを分けています。

SAPについて

SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアにおけるマーケットリーダーとして、あらゆる業種におけるあらゆる規模の企業を支援しています。SAPは、企業が市場での優位性を保持するため、バックオフィスや役員会議室、倉庫や店頭で、さらにデスクトップ環境やモバイル環境などにおいて、企業がより効率的に協業を行い、より的確なビジネス判断を行うための様々なソリューションを提供します。
企業が継続的な収益性の高い事業を実現することに貢献するSAPのアプリケーションやサービスは、世界各国300,000社以上の顧客企業に利用されています。

また、フランクフルト証券取引所やニューヨーク証券取引所を含むいくつかの取引所で「SAP」の銘柄で取引されています。詳細はhttp://www.sap.com(英語)をご参照ください。

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