国内製薬業界向けソリューション「SAP BMP」IDSシェアー・ジャパン、住商情報システム、日立製作所が導入パートナーとして支援

2000年11月21 日 by SAP News 0

~「SAP BMP」をベースに国内中堅製薬メーカーへSAP R/3の導入支援 ~

TokyoSAPジャパン株式会社(代表取締役社長:藤井 清孝、東京都千代田区)は、先に発表した国内製薬業界向けソリューション「SAP BMP(製薬基本モデル)」の導入コンサルティング・サービスの共同プロジェクトの提携先を発表しました。新しく決定された共同プロジェクトの提携先は、IDSシェアー・ジャパン株式会社(代表取締役社長:坂 和磨、東京都千代田区、以下IDSシェアー)、住商情報システム株式会社(代表取締役社長:岩崎 恒夫、東京都墨田区、以下SCS)、株式会社日立製作所(取締役社長:庄山 悦彦、東京都千代田区、以下日立)の3社です。

SAP R/3は既に製薬メーカーでは高い導入実績をいただいておりますが、SAP ジャパンは製薬業界へのさらなるSAP R/3の普及のためにSAP BMPを開発、提供しました。

IDSシェアーとSCS、日立の3社は、SAP R/3導入プロジェクトにおいてSAP BMPを使用して高い品質を維持しながら導入期間の短縮とそれに伴う導入コストの削減を実現していきます。これにより特に中堅規模の製薬企業でのSAP R/3導入プロジェクトの共同受注を目指していきます。

なお本共同プロジェクトに対するアドバイザーとして、元JSUG 医薬部会部会長で現株式会社フィラー代表取締役社長である吉田皓一氏が、製薬業界の基幹業務システム導入のノウハウおよび新たなBMP適用方法論を活かし、トータルソリューションやプロジェクトのリスクマネジメントを行ないプロジェクトを支援してまいります。

今後3社は、SAP R/3を使ったシステムの導入ビジネス/アウトソーシング/ASPの事業拡大に向け、マーケティングや導入支援、広報活動等本ビジネスに関わるすべての面を通じて、共同展開を行ってまいります。その皮切りに、3社は共同で11月29日(水)に大阪、続いて12月1日(金)に東京で朝日アーサーアンダーセン株式会社主催の製薬業界向けセミナーでプロジェクトのビジネス・プランを発表する予定です。

<参考>

BMPの特徴

  • 国内初の製薬業界向けソリューション
  • SAP R/3による生産・販売・会計業務統合システムの参照モデル
  • 標準機能のパラメータ とマスタデータがあらかじめ設定されたシステムと説明ドキュメントから構成
  • 「GMP適合の効率的な生産」や「JD-NET対応の販売管理」等、 製薬会社の業務要件に対応
  • 導入期間短縮が実現(2~3ヶ月。分野や会社の業務により異なる)
  • SAP R/3リリース4.6Cを使用
  • 販売価格はモデル一括で4千万円(R/3ライセンス料金を除く)
  • SAP R/3の新規インストール環境で稼動

3社の特徴

  • IDSシェアー:ARISツールを使用したビジネス・プロセスの設計・評価・最適化とビジネス コンサルティングを得意としています。
  • 住商情報システム(SCS):会計から生産までの業務ノウハウとアプリケーション・ コンサルティングに定評があります。
  • 日立製作所:自社製品の帳票・実績データ他自動集配信システムであるOpenNABINSや統合システム運用管理のJP1などを使用したシステムインテグレーションの実績があります。

BMPに含まれているロジスティクス関連の特徴的な機能には次のようなものがあります:

生産計画/管理(PP)

品質管理
(QM)

在庫/購買管理(MM)

旬別生産計画,ロット管理,有効成分管理,使用期限管理,
ライン別補給計算,版管理,原材料ロット引当,プロセス指示,品質検査処理,電子バッチ製造記録, 出荷判定
販売管理
(SD)
JD-NETデータ処理(受発注,仕切書,品切れ,
商品コード連絡,価格連絡),出荷日決定,品切れデータ対応

会計関連では次の基本機能が含まれています。

財務会計(FI) 売掛金管理,買掛金管理,総勘定元帳,旅費管理
管理会計(CO) 原価管理,間接費管理,収益性分析

SAPについて
企業間ソフトウェア・ソリューションの世界No.1ベンダーとして、SAPは各産業に特化したビジネス・ソフトウェアの能力と企業間ソフトウェアにおける世界最大の顧客ベースを活用し、mySAP.comを提供しています。mySAP.comは、パーソナライズされたソリューションのオープンなコラボレーティブ・ビジネス環境をオンデマンドでユーザに提供します。 mySAP.comは、すべての産業のすべての企業でそれぞれの従業員、顧客、パートナーが新しいインターネット経済の世界でビジネスを行うことを可能にします。

IDSシェアーについて
IDS Scheer AG は、ビジネス プロセス最適化と E-ビジネスのためのコンサルティングとソフトウェアを提供するグローバル企業です。 本社は、ドイツのザールブリュッケンにあり、世界 50ヶ国以上に系列会社や協力会社を有しています。当社は、ビジネス改善のためのナレッジとツールを提供し、ビジネス プロセスの最適化や SAP R/3 の導入コンサルティングでお客様をサポートしています。

住商情報システム(SCS)について
情報システム/ネットワークシステムに関するコンサルティング・構築・運用・保守および関連製品・サービスを総合的に提供。SAPコンサルタントも多数擁し、SAPシステム構築等の豊富な実績を有するパートナー企業。

フィラーについて
2000年4月設立 資本金1,500万円事業内容 医薬業界向けERP構築コンサルティング、プロジェクトリスク管理コンサルティング、中小企業IT化コンサルティング。

JSUG (SAPジャパン・ユーザー・グループ)
「SAP製品に関するビジネスソリューション情報の共有と会員相互の交流およびSAPのグローバルに直接的にユーザの声を反映させるために、1996年に設立したユーザ会で、会員企業数は211社にのぼります(顧客 183社、 パートナー 28社)。22の部会・分科会(プロジェクト、機能、産業、地域別)が年間80回以上の会合を開催しています。医薬品部会は産業別部会の一つで、現在ユーザ会社とR/3導入検討中の会社を含めて現在22社が加盟しています。差別化する必要がない分野での業務とシステムの標準化を積極的に推進し,ユーザ相互の情報交換や経験交流、教育、SAPへの要望提言活動を活発に行っています。海外のユーザ会との交流も行われています。これまでの医薬品部会長会社は、日本ロシュ株式会社、武田薬品工業株式会社です。現在は、参天製薬株式会社が部会長会社です。

セミナーについて
「医療ビッグバンにむけての経営体質強化提言」
主催:朝日監査法人/アーサーアンダーセン
協賛:株式会社日立製作所/住商情報システム株式会社/IDSシェアー・ジャパン株式会社
<開催日程> 

大阪 2000年11月29日 ザ・リッツカールトン大阪
東京 2000年12月 1日 フォーシーズンズホテル

ARISツールについて
ARIS(統合情報システムアーキテクチャー)はIDS Scheer社の創設者でもあるアウグスト・ヴィルヘルム・シェアー博士が開発した独自のコンセプトに基づいて設計・開発されたビジネス・プロセスエンジニアリング ( BPE ) ソフトウェアです。単なるプロセスデザインを行う為のソフトではなく、企業のビジネスプロセスのライフサイクルをサポートするツールです。ARIS の BPE ソフトウェアとしての先進性は、複数のIT リサーチ会社により優れたポジショニングで評価されており、ライセンスの販売数は既に20,000 を超えており、ビジネス プロセスエンジニアリング ソフトウェアのグローバル マーケット リーダーとなっています。

OpenNABINSについて
「Open Nabins」は、R/3をより使いやすくするために開発されたEAIツールです。「バッチJOBの自動化」「データの送信・受信の自動化」「帳票出力の自動化」で、いわばネットワーク利用者の人手操作の解消が図れる「ネットワーク上の宅配便」と呼べる製品です。また、日本で重視される帳票フォーマットの作り込みでも、R/3側のAdd-onを削減できます。主な機能は次の通りです。

  1. R/3とレガシー・システムの接続
  2. データの自動集配信
  3. 宛先管理機能
  4. 帳票出力管理・EXCEL連携・EUF連携機能
  5. データ加工機能

大手製薬会社をはじめ、多くの導入実績が有ります。

JP1について
「JP1」はインターネット時代のグローバルなビジネス展開を支える企業情報システムの運用管理基盤として、ERP、Webコンピューティング、データウェアハウス、
ECなど業種や業務を問わず幅広い分野でのビジネスを支える国内トップシェアの統合システム運用管理製品です。また、国内はもとより海外市場でも高く評価され、現在4,500社を超える企業で導入されています。最新版の「JP1
Version 6」では「システム統合管理ソリューション」、「業務自動運用ソリューション」、「資産管理ソリューション」を新たに提供することで、ISP、ASP、データセンターなどの次世代情報システムの最適な運用と管理を実現しています。主な管理機能は次の通りです。

  1. 統合管理(全社規模の情報システム全体の集中管理)
  2. ジョブ管理(バッチジョブ運用、システム自動運転、プリントサービス、ファイル転送)
  3. 配布・資産管理(配布管理・資産管理、リモートコントロール)
  4. システム管理(ストレージ管理、稼動性能管理)
  5. アプリケーション管理(ERP管理、分散アプリケーション管理、サーバ稼働管理)
  6. ネットワーク管理(ネットワーク構成・障害・性能監視、機器管理、操作支援)
  7. サービス管理 (問題管理、セキュリティ証跡・監査)なお、「JP1」はR/3(R)ジョブの投入・監視などのジョブ操作、R/3(R)データベース(ORACLE)のファイルバックアップ機能においてSAP社CSP認定を取得しています。

Tags: