SAP、2001年第1四半期の決算報告

2001年4月23 日 by SAP News 0

~純利益が驚異的な伸びを達成~

Tokyo
*(下記の日本円表示は、4月19日現在の為替レート:1ユーロ=108.22円として計算)

  • 総売上は、29%増の15億ユーロ(約1623億3000万円)
  • ソフトウェアの売上は、24%増の4億5800万ユーロ(約495億6476万円)
  • 営業利益率が大幅に向上

ドイツ・ワルドルフ発-2001年4月19日- eビジネス ソリューションのリーディング・プロバイダーであるSAP AG (NYSE:SAP)は、2001年3月31日を決算日とする第1四半期の決算報告を発表しました。

2001年第1四半期における総売上は15億ユーロ:約1623億3000万円(2000年第1四半期=12億ユーロ:約1298億6400万円)となり、前年同期比29%の増加を達成しました。利子・税金・減価償却および割賦償還を引く前の利益(EBITA)は、2億5900万ユーロ:約280億2898万円(2000年第1四半期= – 6200万ユーロ:- 67億964万円)に伸びました。また、同四半期における社員持株制度(STARおよびLTI)適用前の営業利益は82%増の2億3300万ユーロ:約252億1526万円(2000年第1四半期=1億2800万ユーロ:約138億5216万円)となりました。純利益は109%増の1億1700万ユーロ:約126億6174万円(2000年第1四半期=5600万ユーロ:約60億6032万円)を計上しました。一株あたり利益は0.36ユーロ:約38円95銭(2000年第1四半期=0.18ユーロ:約19円47銭)でした。

「SAPの製品提供は以前にも増して広範囲、機能豊富になってきています。e-ビジネスに焦点を絞った我々の戦略は実を結んでおり、我々は技術および市場におけるリーダーシップを一層強化しています。この業界における当社独自の知識・経験により、当社のお客様はソフトウェアへの投資に対して、最高の収益を享受しています。」と、SAP AGの共同会長兼CEOのハッソ・プラットナーは述べています。

同四半期における地域別の売上は、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域(EMEA)が31%増の7億9600万ユーロ:約861億4312万円(2000年第1四半期=6億800万ユーロ:約657億9776万円)、アジア・太平洋地域(APA)が28%増の1億7800万ユーロ:約192億6316万円(2000年第1四半期=1億3900万ユーロ:約150億4258万円)、南北アメリカ地域が26%増の5億5000万ユーロ:約595億2100万円(2000年第1四半期=4億3600万ユーロ:約471億8392万円)になりました。固定通貨レートでは南北アメリカの売上が20%増になります。

「SAPは、より複雑化し競争が激化しているソフトウェア販売の環境下で、非常に有利な立場に立っています。SAPの営業活動の効率はさらに改善され、営業組織は当社のe-ビジネスソリューションが提供する強力で優れた機能をデモンストレーションできるような、十分な知識を持っています。地域的に見ても、バランスの取れた売上の伸びを達成しています。」と、SAP AGの共同会長兼CEOのヘニング・カガーマンは述べています。

現在の市場環境は厳しいものではありますが、SAPは本年度の最初の3ヶ月である第1四半期を通して今後の営業見通しに自信を持っています。2001年9月30日を決算日とする9ヶ月間のうちに、当社はその売上を2000年度の成長率である23%を若干超えるものと予測しています。同9ヶ月間の営業利益率(社員持株制度および買収関連費用の引き当て前)は、2000年9月までに達成した14%からさらに1~2%向上するものと予測しています。

同四半期における製品売上は、27%増の9億4300万ユーロ:約1020億5146万円(2000年第1四半期=7億4200万ユーロ:約802億9924万円)を計上し、ライセンス売上は、24%増の4億5800万ユーロ:約495億6476万円(2000年第1四半期=3億6900万ユーロ:約399億3318万円)を記録しました。コンサルティング売上は38%アップの4億5800万ユーロ:約495億6476万円(2000年第1四半期=3億3200万ユーロ:約359億2904万円)で、トレーニング売上は15%増の1億900万ユーロ:約117億9598万円(2000年第1四半期=9500万ユーロ:約102億8090万円)でした。

フルタイムまたはそれと同条件の従業員数は、2001年3月31日現在25,218人であり、昨年の同時期より14%増加しています。2000年12月31日以降、SAPは1,000人以上の新しい従業員を雇用しています。

今回初めて、当社は特定のソフトウェアソリューションの売上に関する追加的情報を提供することになりました。mySAP カスタマー・リレーション・マネジメント(mySAP CRM)に関する2001年第1四半期のソフトウェア売上は、約6700万ユーロ:約72億5074万円に達し、mySAP サプライチェーン・マネジメント(mySAP SCM)関連のソフトウェア売上は約1億300万ユーロ:約111億4666万円となりました。これらの数字は、mySAP CRMやmySAP SCMの単独契約による売上と、mySAP CRMやmySAP SCM以外のソリューションを含む契約からmySAP CRMやmySAP SCMの使用頻度を算出した売上を合算して計上しています。

2000年第1四半期のハイライト

  • 今期におけるmySAP.comの契約には、南北アメリカ地域ではGlobe & Mail、Molson、そしてオタワ市などがあり、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域ではAgfa-Gevaert、ケーブル・アンド・ワイヤレス、Akzo Nobelそしてビベンディ・ユニバーサルなど、そしてアジア太平洋地域ではヤマハ、CLP Power Hong Kong 、Samsung(三星)などがあります。
  • SAPはこれまでの2つのクラスに分かれていた株式構造を一つに統合し、一株一決議権構造にする計画を発表しました。これにより会社の透明性を向上させ、より高い柔軟性を持たせようというものです。この計画の下で、優先株は1対1方式で完全議決権付き普通株へと転換されます。この計画は、5月に開催される株主総会での承認後、実施されます。
  • SAPは、SAPの既存のパートナーで企業向けポータルサイトの構築において業界一のテクノロジーとノウハウを持つTopTier Software (トップティア・ソフトウェア社)を買収したことを発表しました。TopTierはテルアビブ、イスラエルおよびカリフォルニア州サンノゼ市に開発研究所を所有しています。
  • SAPは新しい子会社、SAP Portalsを設立します。この会社は、包括的なオープン・エンタプライズ・ポータルおよびビジネス・インテリジェンス製品の開発・販売を専門とします。SAP Portalsは本社をカリフォルニア州パロ・アルトに置くグローバル企業となり、当初700人以上の従業員を雇用する予定です。SAP Portalsは、企業向けポータル分野においてTopTier SoftwareとSAPの事業部を融合することになります。SAPの企業向けポータル製品mySAP ワークプレイスは、mySAP e-ビジネスソリューションとSAP以外のコンポーネントを統合し、個々人の業務内容に適合した最新の情報、アプリケーション、そしてサービスを提供し、日常業務における顧客のニーズに応えます。SAP Portalが手掛ける最初の事業の一つは、SAPとYahoo!によるジョイントベンチャーのためのポータルを構築することです。

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