SAP、Infinite Data Structuresから取引関係管理ソリューションを取得

2001年5月24 日 by SAP News 0

ライフサイエンスおよび消費財業界の顧客を対象とする入札処理、契約、
入金取り消し、会員管理、一部払い戻しなどの新機能を実現

Tokyoドイツ ワルドルフ発- 2001年5月22日-SAP AG(NYSE: SAP)とInfinite Data Structures, Inc.(ニュージャージ州ローレンスビル)の両社は本日、Infinite Data Structuresの知的所有権、ソフトウェア、顧客、およびソリューションをSAP が取得する最終的な契約を締結したと発表しました。SAPはe-ビジネス向けソフトウェアソリューションのリーディングプロバイダとして世界をリードする存在であり、一方のInfinite Data Structuresは、ライフサイエンスおよび消費財業界における取引関係管理ソフトウェアのプロバイダとして最大手の企業です。

この契約の一環として、Infinite Data Structuresの主要な社員はSAPアメリカの本社(ペンシルバニア州ニュータウンスクウェア)内に新設されたSAPグローバル・ソリューション・センターに移籍することになっています。移籍したチームは、同ソリューション・センターにおいて、現行の取引関係管理ソフトウェアをさらに拡張し、mySAPカスタマ・リレーションシップ・マネジメント(mySAP CRM)ソリューションに統合するための作業を行うことになります。本契約に関する取得金額などについては公表していません。

この契約で、Infinite Data Structuresが開発し、現在は同社が主として医薬品業界とライフサイエンス業界向けに販売しているクライアント/サーバ・ソリューション、IMHCソフトウェアの所有権がSAPに移ります。これらのソリューション全体がカバーする広範な機能の追加によって、カスタマー・リレーションシップ・マネジメント(CRM)市場におけるSAPのポジションがさらに強固なものとなり、顧客基盤の拡大につながります。

その結果、コントラクト(契約)、プライシング・アンド・チャージバック(値付、入金取消)という新たなコンポーネントがSAPのe-ビジネス・プラットフォームであるmySAP.comに追加されます。当初は医薬品、バイオテクノロジー、内科用・外科用消耗品、ヘルスケアの卸及び流通業界が対象となります。このコンポーネントと mySAP CRM ソリューションとの統合化がさらに進めば、こうした取引関係管理機能を必要とする他の業界向けにも、これらの機能の提供が可能になります。

「mySAP.comに追加されるコントラクト、プライシング・アンド・チャージバックという新機能は、入金取り消し(チャージバック)の係争、簿価引き下げ、差損の発生などを大幅に削減するのに役立ち、さらに利益率を向上させる強力なツールとなるでしょう」と、SAPアメリカの上級副社長で製造業担当ジェネラルマネージャのカイル・ボーカーは述べています。「SAPはこの取引によって、顧客対応機能と企業システムとを強固に結び付ける、業界で初めて完全に統合化された取引関係管理ソリューションを市場に投入できるのです。」

「IMHCソフトウェアがmySAP.com e-ビジネス・プラットフォームに統合されることで、財務管理の改善、より良い顧客サービス、統合化されたe-ビジネス・ソリューションなどのメリットを、速やかに顧客に提供できるものと確信しています」と、Infinite Data Structures社長の ボブ・ケリーは語っています。

SAPについて
SAPは、e-ビジネス向けソフトウェアソリューションの提供者として世界でもトップクラスの存在です。全世界の企業が、mySAP.comのe-ビジネス・プラットフォームを通して、顧客やパートナーとの関係改善、業務の効率化、サプライチェーン全体に渡る大幅な効率化を達成しています。現在、100カ国以上の国々の1万3000社以上の企業が、3万本以上のSAPソフトウェアを使用しています。50カ国以上に支社を持つSAPの株式は、フランクフルト証券取引所とNYSEを含むいくつかの証券取引所において、「SAP」のコード名で上場しています(詳しくは、http://www.sap.com/をご覧ください)。
mySAP.comソリューションは、インターネットブラウザがインストールされている環境であれば、http://www.sap.co.jp/ides/で無料体験いただけます。

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