SAP がJavaを全面的に採用mySAP.comで提供される Javaベースのe-ビジネス・アプリケーション

2001年6月19 日 by SAP News 0

コンポーネントを全ライフサイクルにわたってサポート

Tokyo米国サンフランシスコ – 2001年6月4日 – SAP AG(NYSE: SAP)は本日、開催中の2001JavaOneカンファレンスにおいて、Javaに対する取り組みの強化を発表しました。サードパーティ製開発環境の統合化、Java 2 Enterprise Edition(J2EE)規格への準拠、SAP Web アプリケーション・サーバの一部として統合化されたJ2EE エンジンの出荷、全世界的な Java コミュニティの活動に対する積極的参加、などがその柱となっています。さらに、Webベースのユーザインタフェースを開発するための新しいフレームワークと、任意の J2EE 環境を対象とするmySAP.comの新しい統合サポートも発表されました。企業各社は今後、急速に成長を続ける Java 開発者コミュニティの活用や、多種多様なJava のツールやコンポーネントをSAPのソリューションと組み合わせることによって、Javaを活用できるようになります。

「SAPは、お客様がJavaで開発と展開を図るのに必要なツールと、mySAP.comに含まれるJavaベースのe-ビジネス・コンポーネントに対する、全ライフサイクルにわたるサポートを提供しようとしています」と、SAP AGのエクステンディド・マネジメント・ボードメンバーであるカール・ハインツ・ヘス(Karl-Heinz Hess)は述べています。「Java を完全に取り込むことによって、ネイティブなJavaサポートを結合して、実証済みのスケーラブルなテクノロジーのメリットをお客様に提供します。」

Javaアプリケーションの開発レベルでは、SAPはボーランドとパートナーシップを組んでおり、同社のJBuilderをSAPにおける推奨Java開発プラットフォームとしています。製品展開に関しては、JavaベースのmySAP.com用コンポーネントのための実行時環境として、J2EE規格ベースのIn-Q-My アプリケーション・サーバ*がSAPから出荷され、サポートされる予定です。さらに次のステップとして、将来的にリリースされるSAP Web アプリケーション・サーバと一体化した形で出荷される予定です。それによって、実証済みで、信頼性が高く、スケーラビリティに富む、Javaをネイティブサポートしたe-ビジネス環境が実現することになります。 (注)In-Q-My 社(本社:ドイツ、ワルドルフ)はSAPの子会社。e-ビジネス・インフラストラクチャ技術のリーディングカンパニー。

SAP は Javaコミュニティに積極的に参加しており、サン・マイクロシステムズと協力して、標準化に向けた仕様やAPIの提案を行い、これまでのe-ビジネス製品開発で得た知識を活用しています。インターネット・プライシング、コンフィギュレーション(Internet Pricing and Configurator)のような、mySAP.comに含まれるJavaテクノロジーを基盤とするソリューションを見れば明らかなように、SAPはすでに長期にわたってJavaを支持する立場をとってきました。SAP、SAPMarkets, Inc.、およびSAP Portals, Inc.は、J2EE アーキテクチャに準拠したソリューションを提供しています。

「Javaは、e-ビジネス・アプリケーションのための、有力なサーバベースのプラットフォームのひとつとして勢力を伸ばしています」と、カリフォルニア州デーリーシティに本社を置くEnterprise Applications Consulting社の会長、 ジョシュア・グリーンバーム(Joshua Greenbaum)氏は語っています。「SAPは、オープンな、Javaベースのアーキテクチャを顧客に提供することによって、この流れに乗ろうとしています。この動きは、今後数年にわたって、SAPコミュニティに様々なメリットをもたらすことになるでしょう。」

J2EEのネイティブサポートに加えて、SAPは任意のJ2EE環境との統合化サポートも提供します。SAP Java コネクタを使用することによって、mySAP.comの各種コンポーネントと、他の任意のJava環境との間で、APIを経由した双方向の通信が容易に可能となります。SAP Java コネクタは、リソースアダプタの役目を果たすJava Connector Architecture(JCA)1.0 規格もサポートします。これによって、同仕様をサポートする任意のJ2EE環境に、SAPのソリューションを即座に統合することが可能になります。

Javaによる開発体制をさらに強化するため、SAPはJ2EE環境でもWebコントロール・フレームワークを提供します。このフレームワークは、ブラウザやデバイス・プラットフォームに対する非依存性とともに、表示ロジックに変更を加えることなく独自のブランド表示やレイアウトが実現可能で、拡張可能なWebベースの汎用的コントロールの集合になっており、ユーザインタフェースを簡単に開発できます。

SAPについて
SAPは、e-ビジネス向けソフトウェアソリューションの提供者として世界でもトップクラスの存在です。全世界の企業が、mySAP.comのe-ビジネス・プラットフォームを通して、顧客やパートナーとの関係改善、業務の効率化、サプライチェーン全体に渡る大幅な効率化を達成しています。現在、120カ国以上の国々の1万3500社以上の企業、3万サイト以上でSAPソフトウェアが使用されています。50カ国以上に支社を持つSAPの株式は、フランクフルト証券取引所とNYSEを含むいくつかの証券取引所において、「SAP」のコード名で上場しています(詳しくは、 http://www.sap.com/ をご覧ください)。

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