SAPジャパンとイーシステム、CRM事業で業務提携

2001年11月7 日 by SAP News 0

-イーシステム初のSAP CRMビジネス参入へ-

TokyoSAPジャパン株式会社(代表取締役社長:藤井 清孝、本社:東京都千代田区大手町、以下 SAPジャパン)と イーシステム株式会社(ナスダックジャパン市場 コード番号:4322、代表取締役社長:熊坂 憲二、本社:東京都千代田区大手町、以下 イーシステム)の両社は、CRMビジネスにおいて密接な事業協力を行うことで合意したと発表しました。米CRM製品シーベルの導入コンサルティング最大手であるイーシステムにとって、初のSAP CRMビジネス参入となります。

イーシステムは、 これまで得たCRM導入ノウハウを活用し、新たに mySAP CRM の導入に関するコンサルテーションの提供を開始します。これに伴いイーシステムは、SAPジャパンと「SAP サービスパートナー契約」を2001年11月中に締結する予定です。

イーシステムは、mySAP CRM を「第三世代型CRM」(フロントオフィスとバックオフィスの統合)の 基盤となりうる次世代のCRMソリューションであると評価しました。特に、CRMと統合基幹業務システム(ERP)との統合が将来必要となるお客様ニーズへのベストソリューションとしてmySAP CRMを位置付けています。

イーシステムは、顧客のCRMに対する方向性やビジョンの明確化など企業のビジネス基盤となるコンサルティングに注力することにより、ERPやSCM(サプライチェーン・マネジメント)のノウハウを持つ、SAPジャパンのサービスパートナーと協業して、相互補完的にサービスを提供していきます。イーシステムは今後1年間で、mySAP CRM のコンサルタントを最低10名育成します。またイーシステムは、mySAP CRM 関連で来年度に5~6億円の売上を目標としたビジネスプランを策定しています。SAPジャパンにとっては、すでにCRM市場で実績の高いイーシステムとの提携による mySAP CRM のシェア拡大、モバイル分野での市場拡大につながることとなります。

一方、SAPジャパンとイーシステムの両社は、モバイル分野における技術提携の可能性についても検討に入りました。
具体的には、イーシステムが開発/販売を手がけている「クイックアクセス」ブランドの携帯電話の専用アダプターとSAP製品を組み合わせ、SAPの統合基幹業務システムやCRMソリューションと連携させるための技術開発を共同で行うものです。イーシステムのクイックアクセスは、専用アダプターを携帯電話に装着するだけで、誰でも何処からでも容易に目的のサイトへのアクセスが可能となり、個々の専用アダプター内の異なる識別コードにより、特定した顧客に対して、ワン・トゥ・ワンのモバイル・マーケティングが実現できます。

なおイーシステムの代表取締役社長熊坂が、2001年11月9日にSAPジャパンが主催する「企業戦略セミナー:mySAP CRMセミナー」のブレイクアウト・セッションにおいて、「ワイヤレスで加速するCRMソリューション」と題する講演を予定しています。

SAP CRMについて

SAP CRMは海外で1,140社(2001年9月末時点)の実績があり、日本市場では2001年6月1日に日本語版SAP CRM 2.0Cを出荷し始めております。CRM市場でのマーケットリーダーを狙う戦略的バージョンであるバージョン3.0(10月22日に出荷)は、レガシーシステム、他ERP製品と連動させることも可能になっており、異なる基幹システムが混在するグループ企業で顧客情報を統合する、CRMをまず稼動させバックオフィスプロセスを後から整備したい、などのニーズに柔軟に対応していくことができます。

SAP CRMは、最新コンセプトによるSFA、コールセンター、マーケティング、サービス、そして強力な顧客分析ソリューションなどのCRMツールすべてを備えながら、同時にSCM、PLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)をはじめとするバックオフィスプロセスとリアルタイムに連動することにより、企業全体のプロセスを顧客志向に変革していく第三世代のエンタープライズCRMです。

イーシステム株式会社について

CRMの導入・運用・コンサルティングにおける国内 No.1ソリューションベンダーです。ワン・ツー・ワンマーケティングを実践するインフラとなりえる、究極のマーケティング手法であるCRMと携帯電話を融合した新しい顧客サポート環境、新しいビジネスソリューションを生み出しています。シティバンクやチャールズ・シュワブ、GEキャピタル、アマダ等、数多くの企業を顧客としているイーシステムのCEOである熊坂は、データベースビジネス、そしてCRMビジネスを日本で立ち上げたエキスパートです。その豊富な経験と実績をベースに、「携帯電話を顧客の窓口とするCRM」というビジネスモデルが生み出されつつあります。

SAPジャパンについて

SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、電子商取引市場(eマーケットプレイス)、ポータル(Enterprise Portal)、製品ライフサイクル管理(PLM)などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。すでに世界では120ヶ国、17,000以上の企業で1,000万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに850社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。

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