SAPジャパンとNTTコミュニケーションズ業界特化型ネット調達ソリューションを化学業界向けに共同提供

2002年2月21 日 by SAP News 0

Tokyo SAPジャパン株式会社(代表取締役社長:藤井 清孝、東京都千代田区大手町、以下SAPジャパン)とNTTコミュニケーションズ株式会社(代表取締役社長:鈴木 正誠、東京都千代田区内幸町、以下NTT Com)は、化学業界向けのインターネット調達ソリューションを共同で提供していくことで合意に至りましたことを発表いたします。業界特化型のネット調達ソリューション分野で両社が提携するのは初めてのことです。

 合意内容は、SAPジャパンのネット調達ソリューションであるmySAP SRM(※1)(SRM:サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント)に、NTT Comのネット調達サービスの「.com Co-buy」(ドットコムコーバイ)を組み合わせ、新たに化学業界向けのソリューションとして共同提供をしていくことです。

(※1) SAPの 電子調達ソフトウェアであるEnterprise Buyer Professional Edition
(エンタープライズバイヤー・プロフェッショナル・エディション)をベースに開発された新しいソリューション。

 国内化学業界の52%(※2)が基幹業務にSAP R/3(※3)を導入しており、化学メーカーの調達プロセスにおいても既にSAP R/3が活用されています。SAPはMRO(※4)のネット調達の分野に関しても mySAP SRMを提供することで、基幹業務とのシームレスな業務統合を実現したソリューションを提供します。また、NTT Comでは、化学業界におけるSAPジャパンとの共同提供に先立ち、他業界においても実証レベルで「.com Co-buy」の接続検証を完了させており、既に本格稼動しております。

(※2) SAPの利用率 52%は、会社四季報国内化学メーカー上位50社より算出したデータ
(※3) SAPの代表的なビジネス向けソフトウェアであるERP(統合基幹業務ソフト)パッケージ。
(※4) Maintenance, Repair and Operationの略でそれらの業務に必要となる物品やサービスなどのインダイレクト物品のこと。
  具体的には文具、パソコン、オフィス家具、工場で使用する一般工具や各種サービスなどが含まれます。

 SAPジャパンの基幹業務における実績から蓄積されたITと業務プロセスのノウハウに、NTT Comの現在国内最大のマーケットプレイスである「 .com Co-buy」のサービスノウハウを付加し、またそれぞれを前面に押し出すことで、化学業界のお客様のニーズに対応したインターネット調達ソリューションを提供することが可能となります。

化学業界向けインターネット調達ソリューションご利用の特徴とメリット

  • 調達スピードの向上
  • 購買プロセスの標準化
  • mySAP SRM導入から「.com Co-buy」および基幹システムまでの接続をサポート
  • 接続が容易かつ安価(接続実証実験済)
  • 基幹業務統合パッケージ SAP R/3 との高い親和性
  • オークション、見積支援サービスによるネゴシエーションの効率化
  • 決済業務支援サービス等による業務プロセスの効率化
  • 化学業界のニーズに対応したサプライヤをアダプション

化学業界向けmySAP SRMの特徴

  • 原料/資材購買からMROまで対応
  • 調達~生産~販売までのサプライチェーン全体を包括したソリューション
  • 化学品マーケットプレイスとの接続
  • SAPの他コンポーネントとの組み合わせ
  • データウェアハウスであるSAP BWによる調達業務の分析
  • SAP APO(※5)による原料 /資材調達の計画支援
  • SAP R/3との統合による基幹系とのリアルタイムデータ連携
(※5) mySAPサプライチェーン・マネジメント(mySAP SCM)の中核製品で、SCMにおけるP-D-Sという(Plan:計画系―Do:実行系―See:分析系)のビジネス・サイクルのそれぞれに該当する製品を擁しています。

「.com Co-Buy」サービスコンテンツ

  • MRO取り扱いアイテム:64000アイテム
  • 参加サプライヤ:トータル140社(クローズ含む) 参加バイヤ:トータル70社(クローズ含む)

扱っているカテゴリーは、オフィス電化・消耗品、オフィス生活用品、事務用品、筆記具・修正具、ファイル・紙製品、OA・PCなどのオフィス系MRO。また、測定・計測、作業工具、安全保護具、理化学機器、荷役・搬送、油空圧機器、切削工具&研磨材、化学製品、配管電設、電動・エアツールなどのファクトリー系MROについても、サプライヤと交渉中。
 既存のサプライヤに関しても、NTT Comが電子化の支援を行い、現状通りネット上で取引を行うことができます。サプライヤのマッチングからネゴシエーション、決済に至るまで、調達における広範囲のサービスをご提供いたします。

今後のスケジュール
 現在既に数社様より引き合いがあり、本年中に10社様のご利用を見込んでおります。また、2002年3月13日にMRO調達セミナーを開催し、お客様へサービスの詳細、ならびにNTT Comが考える調達ソリューションについてご紹介する予定です。

<MRO調達セミナー詳細>
開催日時:2002年3月13日 14時~17時30分(予定)
場所:東京サンケイビル 31F パシフィック(セミナールーム)
対象業界:化学業界
対象担当:経営企画担当/購買担当/情報システム担当
主催:NTT Com・SAPジャパン

(参考)

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネージメント(SRM)やサプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、企業向けポータル(Enterprise Portal)、製品ライフサイクル管理(PLM)などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。すでに世界では120ヶ国、17,000以上の企業で1,000万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに920社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。 < http://www.sap.co.jp

mySAP SRMについて
SAPの 電子調達ソフトウェアであるEnterprise Buyer Professional Edition (エンタープライズバイヤー・プロフェッショナル・エディション)をベースに開発された新しいソリューション。SAP、非SAPのいずれのプラットフォーム上においても、サプライチェーン・マネジメント(以下SCM)やプロダクト・ライフサイクル・マネジメント(以下PLM)、また統合基幹業務ソフト(以下ERP)のあらゆるソリューションとのオープンな統合が可能。また、mySAP SRMにより、すべてのサプライヤ(納入取引先)との取引全体の流れが把握できることを実現しています。

SAP R/3について
SAPは1972年より企業内BPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)を支援するコンセプトのもとSAP R/3というERP(統合基幹業務ソフト)ソフトウェアを提供してきました。SAP R/3を導入することにより、企業内ビジネスプロセスの統合、リアルタイムな情報の入手による経営のスピードアップと世界中の優れた会社のビジネスノウハウを活用した経営の効率化を多くのお客様が実現しています。

SAP APOについて
SAP APO(アドバンスト・プランナー・アンド・ オプティマイザ)は海外で1330サイト、国内69サイトの導入実績があり、日本市場では2001年6月に日本語版SAP APO 3.0を出荷し始めております。SAP APOは、mySAPサプライチェーン・マネジメント(mySAP SCM)の中核製品です。SAP APO3.0は、SCMにおけるP-D-Sという(Plan:計画系―Do:実行系―See:分析系)のビジネス・サイクルのそれぞれに該当する製品を擁しています。戦略的な計画、需要予測、生産計画、製品出荷のすべてをリアルタイムで統合し、業界最高レベルの機能によって強化することが可能になります。 SAP APOは、基幹システムとの統合という強みに加え、1) 在庫レベルの削減、2) 製造原価の削減、3) 輸送コストの削減、4) 製造スループットの増加、 5) サービス・レベルの向上 6) 製造利益の増加、7) 対資産投資効率の向上、8)経済環境の変化へのより迅速で柔軟な対応 という効果を創出します。

NTT Comと「.com Co-Buy」(ドットコムコーバイ)について
 NTT Comでは、2000年7月より、インターネットによる企業間取引の効率化に加え、ビジネスプロセスをトータルに改革する日本初の電子調達マーケットプレイス「.com Co-buy」を提供しています。マーケットプレイス上において、あらゆるバイヤ・サプライヤ企業のみなさまにご参加頂き、グローバルなお取引の機会をご提供することにより、調達業務のシステム化だけでは得られない、新たなビジネスチャンスの創出に成功しております。「.com Co-buy」のプラットフォームを基盤に、今後、化学業界のオフィス・ファクトリー系MROの新規お取引先様、および既存のお取引先様を含めた電子調達ソリューション(特定のバイヤ・サプライヤ間の取引をプライベートな空間として提供するサービス)の構築を実現していきます。
http://www.marketcrosssite.net

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