NASA、mySAP.comの戦略的導入を展開

2002年3月4 日 by SAP News 0

宇宙開発の世界的リーダーがSAPソリューションの利用を拡大

Tokyoワシントン発――2002年2月25日――SAPパブリック・サービシズは本日、米国国家航空宇宙局(NASA)がビジネスプロセスの合理化と業務効率の向上を目指し、SAPの包括的eビジネス・プラットフォームであるmySAP.comの利用を拡大することを発表しました。

NASAは、2000年9月にmySAPファイナンシャルズのライセンスを購入したのに引き続き、今回mySAP.comソリューションを12,600ライセンス分追加購入しました。NASAは、mySAP.comスイートで提供されるSAPソリューションを利用することにより、NASA Integrated Financial Management (IFM)プログラムを構成する各プロジェクトの要件を満たすことができます。具体的には、予算計画および策定、統合資産管理(物流、施設、環境、航空機など)、人事および給与支払などの分野で活用する計画です。IFMプログラムは、NASA全体の財務、物理および人的資源に対する管理プロセスの向上を目指したプログラムです。

今回のライセンス購入により、mySAPファイナンシャルズのユーザ数は既存の6,000ユーザーから2倍以上に増加し、NASAにおけるmySAPファイナンシャルズの有用性がさらに高まります。NASAはこのたび、mySAP.comの追加ライセンスと関連メンテナンス(2007年まで)に2,200万ドルを投じ、SAPソリューションを組織全体で導入することでユーザのニーズに対応します。

NASAのIFMプログラムのプログラム・マネージャーであるマイク・マン氏は、「緊密に統合されたSAPソリューションを利用することにより、組織全体でベストプラクティスに基づいた一貫した業務プロセスが実現し、その結果、重要な情報への迅速かつ効果的なアクセスと整理が可能になります。我々は常に最高のソリューション・スイートを模索しており、SAPはIFMプログラムで必要とされるほとんどすべての機能を提供してくれることを証明してくれました」と語っています。

複雑、困難かつ重大で費用のかかる宇宙開発業務には、統合的なアプローチが不可欠となります。包括的でシームレスなSAPのソフトウェア・ソリューションを使用することで、NASAが10ヵ所に構える各センターのリーダーは、情報に基づいた戦略的研究や、プロジェクト管理、意思決定が可能になるだけでなく、NASA従業員に対する投資の最適化、結果主導型の財務管理、総コスト管理などの電子政府イニシアティブの促進が可能になります。またmySAP.comにより、財務管理や契約監視業務も向上します。NASAは、2002年度予算149億ドルのうち約90%を契約に割り当てているため、契約監視は重要な業務となります。

SAPパブリック・サービシズ社長、トム・シャークは、次のように述べています。「有人宇宙ステーションの運営、膨大な量の研究プロジェクトの実施、スペースシャトルの打ち上げ、宇宙開発と科学の促進といった複数の課題を同時にこなす組織は世界でもNASAの他に存在しないでしょう。SAPのコラボレーティブ・eビジネス・ソリューションは、NASAが組織全体で重要なイニシアティブを調整、管理、拡大するのを支援します。SAPは今後も、宇宙の理解進展を目指すNASAの業務をサポートしていきたいと考えています」

NASAは、IFMプログラム最大の構成要素として主軸となる財務ソフトウェアにまずmySAPファイナンシャルズを採用しました。その中核となるファイナンシャル・モジュールは、IFMプログラムの基盤であり、人事や資産配分など他の主な管理機能を支援しています。同プログラムのチームは、2001年に年間を通して人事、予算計画策定、製品ライフサイクル管理分野をはじめとするmySAP.comソリューションについて徹底的なテストを行いました。このテストの結果NASAは、SAPパブリック・サービシズとの契約拡大が、IFMプログラムにおける財務および業務上の要件を満たすと判断しました。

NASAおよびSAPパブリック・サービシズの従業員で構成される共同チームは現在、アラバマ州ハンツヴィルにあるマーシャル宇宙飛行センターにmySAPファイナンシャルズを導入しています。同センターへの導入が完了次第、残り9ヵ所のセンター(エイムズ研究センター、ドライデン飛行研究施設、グレン研究センター、ゴダード宇宙飛行センター、ジョンソン宇宙センター、ケネディ宇宙センター、ラングレー研究センター、ステニス宇宙センター、ワシントンDCのNASA本部)にもシステムが導入される予定です。

SAPパブリック・サービシズについて
SAPパブリック・サービシズはe-ビジネス向けソフトウェアソリューションで世界でもトップクラスのベンダーであるSAP AG傘下のSAPアメリカの子会社です。SAPは mySAP.comにより、広範囲にわたるビジネスおよび各業界の専門知識をe-ビジネス向けソリューション、サービスおよびテクノロジーの包括的なプラットフォームに統合します。mySAP.com e-ビジネスプラットフォームは従業員、顧客、ビジネス・パートナーの能力を高め、時間・場所を問わずにコラボレーションを可能にするソリューションとサービスです。

SAPパブリック・サービシズは、公共部門の各機関が、従業員、顧客、パートナーとともに、新たなインターネット経済を促進できるようお手伝いします。mySAP.comにより、政府、公共事業、教育・医療機関がインターネットの威力を利用して、資源を最大化し、内部および外部の顧客杜の関係を管理し、仮想情報を共有し、生産性を増大させ、管轄地域の需要に応えることで、よりよく、より効率的に、そしてより速く業務を行えるようになります。SAPパブリック・サービシズはワシントンD.C.のロナルド・レーガン・ビルディングに本社を置き、250名以上の従業員を擁しています。SAPパブリック・サービシズに関する詳細は以下のウェブサイトでご覧になれます。
http://www.sap.com/usa/publicservices

SAPについて
SAPは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーです。SAPは、e-ビジネスプラットフォームであるmySAP.comを通じて、統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、電子商取引市場(eマーケットプレイス)、ポータル(Enterprise Portal)、製品ライフサイクル管理(PLM)などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。SAPのソフトウェアは、すでに世界で120ヶ国、17,000以上の企業、44,500サイト以上で利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。SAPは世界の50カ国以上に現地法人を持ち、またフランクフルト証券取引市場やニューヨーク証券取引市場を含む幾つかの取引市場で「SAP」として上場しております。詳細については http://www.sap.com をご参照ください。

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