ビー・エム・エルがSAP R/3を利用した基幹業務システムの構築完了、本格稼動へ

2002年5月23 日 by SAP News 0

~臨床検査業界初のSAP R/3 ERPシステム導入~

Tokyo

広範な業務分野へのビッグバン導入により強力な経営・業務改革を実施

株式会社ビー・エム・エル(代表取締役社長:荒井 元義、東京都渋谷区千駄ヶ谷、東証一部、以下 BML)は、日本電気株式会社(代表取締役社長:西垣 浩司、東京都港区芝、以下NEC)の支援を受け、SAPジャパン株式会社(代表取締役社長:藤井 清孝、本社:東京都千代田区、以下 SAPジャパン)のSAP R/3の財務管理を中心とした5モジュールのビッグバン(全社一括)導入に成功し、2002年4月に全社規模で稼動が開始し、5月10日の月次処理をもって本稼動した、と発表しました。SAP R/3導入は、臨床検査業界では初めてです。BMLは、収益管理の充実に加え、原価管理の強化や連結決算の早期化、予算管理の強化、人材と管理体制の強化、管理部門業務の効率化、ERPシステムによる情報基盤の強化など、7項目に渡る目標を実現するためにSAP R/3を導入しました。

今回のSAP R/3導入に際し、NECは、ERP導入コンサルティングと技術支援、開発および運用支援に携わり、SAPジャパンは、SAP R/3のサポートに携わりました。今回の導入プロジェクトは、システムの企画立案から導入まで、約1年半で完了しました。また本プロジェクトは、昨年5月の「NEC-SAPソリューション・センター」設立をはじめとするNECとSAPの協業強化の成果となります。

BMLは、臨床検査センターの大手で全国に84箇所の営業所と42箇所のラボ(衛生検査所)を有し、毎日10万人以上に及ぶ患者の検査を実施しています。今回のSAP R/3の導入により、検査項目の標準原価方式による原価管理、膨大な検査資材(試薬、容器など)の購買、在庫管理の効率化を実現し、臨床検査業務でのさらなる合理化の促進により、より多くのユーザへの迅速な対応の実現を目指しています。また、営業データの一元管理を実現し、BMLの主要製品である電子カルテなどの受注から売上、購買、在庫、請求処理などの業務を効率化し、企業競争力の一層の強化を目指しています。

今回のプロジェクトにおけるSAP R/3の適用領域は、会計、購買、原価・損益管理、販売管理に渡り、実際に導入するモジュールは、以下のとおりです。

  1. FI(財務会計)
  2. CO(管理会計)
  3. SD(販売管理)
  4. MM(在庫/購買管理)
  5. EC-CS(連結決算)

BMLが数ある基幹系アプリケーションの中からSAP R/3を採用した理由は、SAP R/3が世界のディファクトスタンダード(事実上の業界標準)であり、安定性が保証されていること。優れたSAPの開発力により、将来的にもSAP R/3の機能向上が期待できること。さらに、リアルタイムな接続性により、データ連携も整合性がとれ、その結果無駄な開発の必要がなく、短期間での導入が可能であること。などからリアルタイム経営が可能になることを上げています。
また、BMLが数あるSAP R/3構築パートナーからNECを選定した理由は、BMLの過去のNECによる責任あるシステム構築実績に対する信頼と、きめ細かくかつ手厚いSAP R/3構築支援サービスへの高い評価によるものです。

BMLは、「医療のIT化」という時代の潮流の中、電子カルテを始めとするあらゆる医療情報の電子化へ向けて先進的な活動を行っています。今後もSAPを中核としたIT戦略を実現することにより、BMLの企業戦略にSAPの提供するITソリューションを採用することで、 最先端のIT技術を活用した企業経営を目指し、臨床検査業界においても更に競争力を高めシェアの拡大を狙います。

以上

BMLについて
BMLは、医療を支える臨床検査において、ルーチン検査から遺伝子検査などの特殊検査までを網羅する総合検査センターとして、営業・情報・ラボの3つのネットワークを全国に展開し、迅速かつ高品質な検査サービスを提供する臨床検査センターです(臨床検査においては大量の検査を処理するため世界に類例のないオートメーション検査システムを構築し、大幅なコストダウンと精度の向上を実現しています)。また、BMLは、検査を中心とする医療情報システムに注力しており、電子カルテを始めとするあらゆる医療情報の電子化へ向けて先進的な活動を行っています。電子カルテについては5年ほど前から研究・開発を開始し、2000年より「電子カルテシステム Medical Station」の販売を開始しています。株式会社ビー・エム・エル http://www.bml.co.jp/

NEC(NECソリューションズ)について
NECは、コンピュータ、ソフトウェア、通信機器、電子デバイスなどの製造販売を含むインターネット・ソリューション事業を、対象となるお客様に応じて展開しています。連結売上高は5兆1,010億円(平成13年度実績)となっています。NECソリューションズは、企業・官公庁・個人のお客様に対して、インターネットにフォーカスしたソリューションをグローバルに提供していくNECの社内カンパニーです。

NECソリューションズでは、インターネットを活用したソリューション体系「iBestSolutionsV2」をはじめ、「BIGLOBE」の各種サービス、先進のハードウェア・ソフトウェアなどをインテグレーションし、企業のお客様に対するITを活用したトータルなビジネスイノベーションや、個人のお客様に対するインターネットサービスとパーソナル機器を組み合わせた新たな楽しみなど、さまざまなソリューションを提供しています。NECソリューションズの連結売上高は2兆2,090億円(平成13年度実績)となっています。

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライチェーン・マネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、電子商取引市場(eマーケットプレイス)、ポータル(Enterprise Portal)、製品ライフサイクル管理(PLM)などの構築を可能にする様々なソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、17,000以上の企業で1,000万人以上のユーザに利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに950社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力及び企業価値の向上に貢献しています。

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